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【キャリコン資格取得】専門実践給付金の申請方法

<前回までの記事はこちら>
資格取得のきっかけ編
資格の基礎知識編
養成講座の比較編

キャリアコンサルタント養成講座受講に向けた
給付金の申請方法についてまとめておく。

前回記載をした通り、キャリコンの養成講座は割高だが
国の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座のため
講座修了時に受講料の50%が支給される。
さらに、試験に合格すれば更に20%が支給されるため
最大で受講料の70%が給付金でカバーできる。

ただしこれにはいくつかの条件がある。

<給付金対象となるための条件>
条件1:受講開始前にハローワークで申請をしておくこと
条件2:所定のカリキュラムの80%以上※を受講していること
条件3:コース所定の修了認定テストでCランク(60%)以上※を取得すること
条件4:あらかじめ予定していた日程の試験に一発合格すること
※リカレントの場合

ということで、生半可な気持ちでなんとなく講座を受講して
まぁいつか受験して受かればいいか〜という感じでは
70%の給付金は到底得られず、全額自腹ということになる。
そうではなく、受講するからには腹を括ること。(笑)
大金を払ったからには本気で臨まなければ!という心理が働くため
効率の良い資格取得スタイルだといえばそうかもしれない。

ということで早速ではあるが、先日給付金の申請手続きを済ませた。
ステップとしては下記の通り。

■STEP1:養成講座スクール申し込み
申込手続き完了時に、申請書類に必要な下記情報を得ておく
・訓練施設名
・講座名・講座指定番号
・受講開始日、受講修了日
■STEP2:「訓練前キャリアコンサルティング」を予約する
最寄りのハローワークで受けることができる。(所要時間1時間程度)
実施後は申請に必要なジョブカードを作成してもらえる
■STEP3:ハローワークに必要書類を提出し「受給資格証」をもらう
受講開始の1ヶ月前までに下記書類を提出する
・教育訓練給付金および教育訓練支援給付金受給資格確認票
・ジョブカード
・本人確認書類および個人番号(マイナンバー)確認書類
・雇用保険被保険者証(コピー可)
・写真2枚(3.0cmx2.5cm)
・返金するための金融機関の通帳またはキャッシュカード
■STEP4:受講開始!受講修了後は1ヶ月以内に支給申請をする

上記ステップの中で特に大変だったのが
STEP2の訓練前キャリアコンサルティングだった。
自治体によって異なるが、私の住んでいる場所では
外部企業に委託されていたので下記URLより予約をした。
ランゲート株式会社:https://jobcard.work/yoyaku-2.html

予約日までに準備しておく書類がいくつもあり
全て記入するのに3時間くらいかかってしまった。

<訓練前キャリアコンサルティングを受ける際に必要な書類>
・様式1-1 キャリア・プランシート(就業経験がある方用)
・様式2  職務経歴シート
・様式3-1 職業能力証明(免許・資格)シート
・様式3-2 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート
各種フォーマットはこちらよりダウンロード可

キャリアコンサルティングは雑談も交えながら
思っていた以上にあっさりと終わってしまったが、
担当してくれたコンサルタントの方が
私のこれまでの経験や職務経歴を聞いて
「良いキャリアを歩めていますね。」と言ってくれた。

紆余曲折あったこれまでの人生を
そのまま肯定してもらえたような気がして嬉しかった。

「キャリアコンサルタントの資格をゴールにせず
そこから興味関心のある分野をもっと掘り下げて
5年後、10年後と勉強を続けていってほしいです。
ある意味では、これがスタートになるかもしれない。
これからの可能性が楽しみですね。」と
前向きな言葉をかけてもらえたことも励みになった。

これからどんな仕事がしたいのか。
どのように強みを生かし、弱みを克服していきたいのか。
仕事を通じて何を達成したいのか。
私のキャリアは道半ば、まだ先はぼんやりしていてよく見えない。
見えないから不安に思うこともあるけれど、
見えないからこそ可能性が広がっているのかもしれない。

私の好きな言葉の1つにこんなフレーズがある。

"It’s never too late to be who you might have been."
なりたかった自分になるのに遅すぎることはない

キャリコンを資格勉強で終わらせないように
これからの自分のキャリアを考える良いきっかけにしたい。
この秋、良いスタートが切れますように。

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