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詩-コトノオト-

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#鉱物

ピーコック・オア

ピーコック・オア

孔雀が水浴びをした朝は
雲が幼鳥の胸のようにふっくらとして
四月の曇天に 白いブラウスが震えている

自転車を漕ぎ出せば
肺は冷たい空気で満たされ
見慣れた貯水池はすっかり青空だった
わたしは突然 溺れてしまって
体育のプールはどうしていつも寒いのか
青く錆びて動かない唇で文句も言えず
終業のチャイムが鳴るまで太陽を探していた

鳥が四羽 連れ立って飛んでゆく
彼処はきっと暖かいのだろう
(手を引

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