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「モノ」を粗末にすると?

「本人が大切にずっと使っていたもの」
とか
「本人の本当にお気に入りのもの」
とかだったら、
自分の場合、
遺品として残してしまっても、
そこまで迷惑に思われないかなあ。

なんて考え始めている。

――いや、いきなり何の話?
って感じかと思うんですけど。(笑)

自分、独り身なもので、
突然死でもしようものなら、
この部屋にあるもの、
全部そっくりそのままこのまんま
ここに残していくことになるわけだよなあ??
――さすがにそれはダメだ!!って
思ったわけなんですよねえ。

「愛の全くないモノ」は、
この部屋にはそんなに
ないとは思うけど。
「手に入れた当初はそれなりにあったが
今は薄い愛しかないモノ
――捨てても別にいいか?なモノ」
は、結構部屋の中にあるなあ、と。

それをそのまま残していったら
やはり「迷惑」を残すことに
なってしまうだろうなあ、と。

「モノ」に向き合う時、
自分のその「愛」って、
割と軽いことが多かった気がする。
――長い目で見ると特に。
(「高価なもの」だけは
特別扱いだったりするかな?
でも「値段による」って
それもまたなんだか……ですよね?)

ペットという「生きもの」だったら、
多くの人が、
「最期まで看取る」覚悟で
引き受け飼い始めるけど、
「モノ」に対しては
いちいちそういう覚悟はない。
「責任をもって」とはなかなか思えない。
手に入れる時は、
もっと「軽い」し、
更に言えば「雑」な扱いであった。

――いやいや、でも、
昨日の話の続きになるが、
地上の物質、
全部「借り物」ですからね?って話で。

――何故、
生物の中で人間ばかりが、
我が物顔で、
「この世界の物(物質)は
片っ端から自分の物」
みたいに思っているのだろう。
「好き放題に使い捨てていい」
みたいなね。
――うん、これまた
どこか「下品」だし、
「乱暴者」が過ぎる気もする。

「原材料」からして
「お借りしているもの」なのに、
「好き勝手に加工」し、
「『自分達専用』にカスタマイズ」した挙句、
残していくものの多くが、
「まだ使えるかもしれないが、
まあ、捨ててもいいんだけどね」
という状態で、
「元には戻せない」そのままで残っていく。
(で、場合によっては、
というか、
特に私の持ち物の場合は、
その殆どを「ゴミ」として焼却し
灰塵にするしかない、という。)
――ってこれ、
「無駄遣い」以外の何物でもない。

例えば、人からお金借りて
「無駄遣い」「ろくでもない使い方」
とかしたら、
それは「礼儀知らず」、
となるわけじゃないですか。

これ、すべての「モノ」にもまた
あてはまることだよなあ、と
ふと思い始めたわけなんです。
(昨日の続きで付け加えてしまえば
「自分自身の身体」も、
そういった意味では、
「無駄遣い」して
「粗末」にしてはいけないんだと思う。)

つまり、それは
「この世界に対して無礼」
ということになるのかと。

愛を持って、
すべての「モノ」に、
丁寧に向き合っていきたいものだなあ。

「モノ」を粗末にすることは
「この世」を粗末に扱うことだし、
そうなると
自分の生き方もどこか最期、
「粗末」で終わる気がする。

――うむ、
まず「愛のないもの」を
整理して片づけるか。
(今私が死ぬと
自分の部屋の中に残されるはずである
「大量の物品」
――冒頭のその話に戻っております。笑)

「愛あるもの」だけ残すために
――うーん、とりあえず
断捨離しかないのか?
と、思い立つ自分は、また
少々(いや結構)安直な気もするけれど。(笑)

「愛あるもの」だけに
囲まれて生きていきたい、
って思うなら。

まずは常日頃の
自分の行動原理を変えないと、である。
(自戒!自戒!自戒!笑)





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