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「小賢しい世界」は滅亡するのだ

「生命体」というのは、「この世界」と接続状態でいないと、「生命体」ではいられない。


絶えず、酸素を必要とし、その上、水も必要、で、動物となると自分で光合成して栄養を作り出せないから他の生物から栄養までいただかざるをえなくて。

と、
そんな「自分外の世界との繋がり」なくしては、とどのつまりは「ただ生きていくことすらできない」。

――そう考えると、「生命体」とは、「この世界の一部」でしかない存在なのだ。


と、いうわけで、そんな「この世界のパーツ」で「生命体の端くれ」でしかない我々人間なのであるが。
(これを読んでいる人の中で「私は人間(生物)ではありません」って人は、まさかおられませんよね??笑)

いったいどうしたら
「この世界は自分たちのものでーす」
なんて考え方ができるのだろう??
(もち、これは完全に「自戒」でございます!笑)


ま、生命体というのは人間に限らずどいつもこいつも「自分を中心に世界が存在している」と考えるものではあるとは思うのだが。
(開き直り。いつものな。笑)


でも、その中でも人間は、「中途半端に賢い」ので、かなり「厄介」な存在なのだと思う。
(そういうのを「小賢しい」と言います。)




人類は、いつ、滅亡するのだろうか。


――人類滅亡を招く原因となりそうなもののうち、「手近なもの」(?!)を挙げてみる。

〇温暖化

〇戦争

で、それらが引き金となって、
〇世界的食糧難

……等々。(きっとまだ他にもありそうですね!)


――「土地」でも、「資源」でも、「環境」でも「便利さ」でも。

「生きていくのに必要なもの」以上をついつい取りに行く、
で、そのうえ、
それが実際できてしまう、
というのが、きっと人間の「小賢しさ」なのである。



「本来いらないもの」まで抱え込むことができてしまうのだ。
(私も「ムダな脂肪」とか、かなりカラダに抱え込んでいるから、何のことはない、まずこれは「自分の話」でござる。笑)


なんでしょうなあ。

自分の中にも。
「飢えてはいない」(飢えているわけあるか!)
のに
「飢餓感」がある。

これっていったい……?


何がそんなに「足りない」のか?
「もっと!もっと!」なのか?

(――人間同士の信頼感が欠如していて、いつまでも人間の他者から「奪われる」感覚が拭いきれないせいか??)
(――「そういう歴史」がこれまで、世界単位でも一個人単位でもあったから、もはや人間世界でのそれは「仕方ないこと」なのか?!)

(何でよその国の土地を、自国民に命まで投げ出させて、剥奪させなきゃならんの?)

(今日食べるものに困っているというわけでもないのに、何でそこまでして、自分より弱い立場の人からまだまだ巻き上げなきゃならんの??)

(やられたからやり返すの?
なら、どこまでやり返せば気がすむの??)

(何で人を踏みつけにしてまで、「生きていく上で必ずしも要らないもの」を抱え込まなきゃならないの?
 そんなものを、どこまで抱え込んだら、満足できるの?
 ――そんなのって、本当に幸せなの?)


(……。)


……でもねえ。

もし、この世界のありとあらゆるものが、「自分のもの」ではなく(「自分のもの」にはできなく)、はじめから最期まで「借り物」だとするなら?

(だって最期にはすべて現世に置いてお還ししていかないといけないものね……。)


(と、するなら、)
「使いもしないもの」や「必ずしも使わなくてもいいもの」までを自分の懐に貯め込んでおくのって、もしかして、軽く「泥棒」なのではないかしら?
(だって「必要以上に取りすぎている」のだものね?使い切りもしないのにね?)

うーん。

いずれ使う「かもしれない」から、と集めまくって、
その結果、
「使い切りもしないもの」が散乱している
私の世界の、その空虚さよ。

――そう、
目の前のこの「空虚な世界」は、
「私のもの」ではないのだが、
まぎれもなく
「私の(見ている)世界」だ。


他人様の「ゴミ屋敷」なんかを指さして嗤って見ている場合じゃないのかも?

だってさ。

――「私のいる世界」の中において
「使い切りもしないで遺している(遺しそうな)もの」
=「ゴミ」
だとしたなら??


わかりました!
わかりましたってば!!

もうアタシ、必要以上に食べません!
ダイエットに勤しみます!!
(結論はそっちにいくんかい!!笑)


いや、でもさ、(食べ物に限らずの話で)(つまりいろんな意味でも)「飢えている人」を尻目に、際限なく、「もっと!もっと!」と抱え込んで肥えていくのって、
卑しいし、虚しい
……って、いやいやいやいや、とかなんとか、
一個人の感覚・感情的なことで語る以前に。


「そうやって、
もっとよこせ!もっと頂戴!
と、誰もが虚空に叫びながら。

――この人間世界は、滅びていくのかな?」



なんてことまで、何故か考え出してしまったりしてね。


でも。

美しい思い出もたくさんありました。


これまで、どうもありがとう、人間世界。
(諦めんのかよ!!!笑)