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「生きている時間」はすべて「命を削る時間」だ

娯楽でさえ、「時間を全く使わない」では、できないわけであるからして。
そして、ヒトを含む全ての生命体の「命の持ち時間」は、絶対的に「有限」であるからして。

そうなるとつまり、この地上世界、現世で行う「全てのこと」は、必ず「命を削りながら」していることになるのだ。

――とはいえ。
ま、常にそんなことを考え続けているとさすがに、肩凝ってかえって寿命も縮んでしまうかもしれないから(笑)、そこまで執拗に生真面目にそれを意識する必要はないとは思うけれど。

が、しかし。

時々は、確実に、これは思い出しておきたいことではある。


命削ってまで、とするならば。
「何から順番に、自分はやっていきたいのか」
「どの時間を、より自分は大切に思っているのか」
あらためてこれらをちゃんと考えてみるということ。
(――意外とこれがまた「改めてちゃんと考えてみる」と、「至極当たり前」「どうでもいい」と思っていることや時間が、「実は自分にとってはかけがえないものかも?」なんてことも十分にあり得る。)


そして無論。
その答えは人それぞれでしょうし、人それぞれだからこそ、この「現世の世界」は、彩り豊かで素敵な眺めなのかもしれないなあ、なんてこともまた思う。