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【コラム】31歳。学生出産で息子が生まれて10年で思うこと。

息子が来週で10歳になりますので、
この10年を少し振り返ってみました。

21歳の時
妊娠がわかった。

前年に成人式を終えたばかり。
まだ大学3年生だった。

息子を産むと決めた時、
自分に約束したことがある。

私は子どもを言い訳にしない生き方をしたい。


学生出産しても、普通の女の子みたいに社会に出て一人前にキャリアを築く。働くお母さんのロールモデルになりたい。


今思えば、だれかのロールモデルになりたいなんておこがましい。そんなものは目指してなるものではなく、気付いたらなっているものだ。

けれど当時大学生の私は
無邪気に、
本気で、そう思っていた。

息子を保育園に預ける8-17時の中で
大学の授業を受けて
その隙間時間で就職活動をした。

無事内定が決まった。
リクルートに入社した。

入社1年目から、
仕事と育児の両立が始まった。


張り切って働きすぎたことと
自身の心の弱さから一度はメンタルになり
休職したものの、

復職し、その後の仕事で
入社3年目で本部表彰を受賞。

「時短でも年収800万」

というわかりやすい目標をクリアしたのが
20代の半ばごろ。


そこから紆余曲折あり
当時の夫と離婚することになって、
再度心を壊して会社も退職してしまい

もう会社勤めする勇気が持てなくなったので、
個人事業としてやっていくことになった。


28歳で独立。

未経験でも
実績がなくても
若くても

月100万稼ぐ

をやってみたくて、動いた。

そしてそれをを1ヶ月で叶えた。


それからタワーマンションに住めるようになって。
さらに1年後には港区に引っ越した。

それが29歳

この10年間は、なんのために生きるのか?
がいつも自分の心にあって

まずはじめ、息子を妊娠した大学生の時は
働くお母さんのロールモデルになろうと決意した。

なぜならば、自信がなかったから。


学生出産して、子育てしながら就活して、社会人スタートとともにワーママになるなんて絶対無理だと思った。当時の私は自信がなかった。

でも、私が不安に思うってことは、
これから先世の中の多くの女性が同じ気持ちになるということだと思った。

だから、私が先に事例を作ろうと思った。
もしかしたらそういう方たちの
ほんの少しの勇気になれるかもしれないから。

社会人になってからは、仕事が楽しかった。


「時短でも800万」を目指したのは
半分の承認欲求と、半分の貢献の気持ち。

この時もそう。
自分に自信がなかったから、それを掲げた。

まだ20代だし、他の同期と違って時短勤務だし、
そんなことできないって思った。

だったら私が事例を作ろう、と。


でもこれは、別に私じゃなくても
社内の超優秀な同僚たちがそのうちやってのけることだから、
自分がそこまで頑張ることじゃないな、と途中から思うようになった。

28歳で独立してから

未経験でも
実績がなくても
若くても

自分のビジネスで
月100万稼ぎたかったのは

これも
自信がなかったからやりたかった。


これは一番自信がなかった。

この時はこれまでの人生の中で
精神的に一番踏ん張り時だった。


7年間一緒にいた夫と離婚して
大好きな息子と離れて暮らすことになって

精神的に壊れてしまいそうだった。

一日中泣いて
家から出られない日もあった。


お金もなかったし。


あるのは借金だけ(笑)


最悪だった。




でも
こんな自分でも何かできるって
信じたかった。

なにもなくてもできる。

なにもないからできる。

その背中をだれよりも
自分自身に見せたかった。



そしてやったみた。



そしたらできた。



そうやって色々な経験を重ねる中で、何のために生きるのか?その軸を徐々に太くしていった感覚がある。

そしてそれを果たすためにやることはいつも、その時その時一番自信が持てないことをやることだった。

息子がお腹に宿っていると知ったあの日から
人生の決断をする機会が増えた。

なんのために生きるのか?
そこを大切にするようになった。




これから先も
何か大きな目的のために動きたい。

「自分の」夢を叶えるということは、これまで30年間の人生の中で、贅沢なくらいたくさんの経験をさせていただきました。


だからこれから先は

みんなの夢を
共に叶える

をやりたい。


とにかく
人生で出逢った方と一緒に
みんなで豊かで幸せになりたいんだ。


夢が大きすぎてどう叶えていけばいいのか、
ルートは全く見えない。でも必ずやっていく。

何年かけても、何十年かけても、やっていく。



今やっているのは
起業家向けの個別コンサル
オンラインサロン
全国でのセミナーイベント

だけど

きっとどれも、未来実現していくことのスケールに比べると、
恐ろしいほどみみっちいことなんだと思う。


きっと、ここからもっと大きくなっていく。
行動の輪、影響の輪が広がっていく

だってそうじゃないと叶わないから。



夢のスケールの分だけ
影響の輪を大きくしていく。


それに相応しい人間になりたい。

神様は、内田琴美になにを望むか?
どう動いて欲しいのか?

私がいつも意識しているのはそこ。


神様がこの地球に内田琴美を生かしてくれたのは
必ず果たすべきお役目があるから。

だから地球にやってきた。
だから、そのために今できることをやる。


私だけではなく
この地球に生まれてきた
一人一人

全員に必ず
生まれてきたお役目があると
私は思っています。




こうやってたいそうなことを言うけれど
結局今やれることは、目の前の一つ一つを丁寧にやっていくだけ。

今日一日も
今できることを積み上げよう。


PS 来週は最愛の息子の10歳のお誕生日。
あなたが生まれてきたことで、私はたくさんのチャレンジをすることができています。私を自由にしてくれてありがとう。これから先もずっと、息子に感謝を伝えます。