麻井ことまち

東洋医学が大好物で博物館学芸員資格保有のヨガインストラクター。マニアックにわかりやすく…

麻井ことまち

東洋医学が大好物で博物館学芸員資格保有のヨガインストラクター。マニアックにわかりやすくを軸に活動しています。レッスンのわかりやすさに定評あり。趣味で文章を書いてます。ヨガ・漢方・文章であなたの何かが変わるきっかけを提供できればこれ幸い。 ボディ・マインド・スピリットを大切に。

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  • ことまち随想録

    日々の暮らしを雑多に綴ります

  • ことまちの本棚

    ランダムに読んだ本や読み終わって良かった本を無言で上げるマガジンです。感想は書いたり書かなかったりになると思います。

  • あの世とこの世、夢と現実

    不思議な話と日常の体験をまとめたエッセイ的なもの

  • 龍ノ詩〜天と地と人を繋ぐ人の詩〜

    長編小越「心の炎」には詩がたくさん出てきます それは龍の里に代々口伝で受け継がれてきたものや主人公のアケビが紡ぎ出していくものです このマガジンではアケビの代わりに長編に収まりきらなかったその詩をアップしていきます

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    文庫版『心の炎』

    ことまちのデビュー作『心の炎』文庫版です
    1,100円
    ことまち商店
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長編小説『心の炎』

彼女は言った、 「怒りの炎に飲み込まれるな その炎はやがてお前自身を焼き尽くす」 龍の里のアケビは言葉で天と地と人を繋ぐ異能を持っている。 ひょんな事から共に旅をすることになったシリコロは一体どんな成長をするのか。 渾身の長編ファンタジーを是非ご堪能ください。 修正加筆した文庫版『心の炎』ご購入はこちらから ことまち商店

    • マグカップが好きだ。 お皿なんかのお割合に比べると我が家の食器棚を占めるマグカップの数は異常。 流石にキリがないので「ここに収まらないものは買わないし、買うときは今あるものを処分する」というルールを作って自制している。 先日、ギャラリー抱月さんから迎えた漆器を眺めながら、その日の茶話展で教わった内容を反芻して今の自分が置かれいる状況や課題について考えていた。 自分の器って今どんな形をしていて、何を入れることができて、これからどう変わっていくんだろう。 誰と出会ってどんな環

      • 流され上手は諦め上手

        基本、私の人生は命綱なしのロッククライミング人生。 時々掴んだ場所が悪くて落ちたら運良く川があって流されて、偶然岩の窪みとかに引っかかって助かるみたいな生き方。 それをある程度繰り返すと、落ちる時に力むと着地がしんどく、川に流されている時に抵抗すると無駄に溺れることに気づく。 ここにはどうしたって、色んなことの諦めの感情が付きまとう。ある意味で孤独だ。 今より歳をとって、こんな生き方が続けられるのか疑問ではあるけど、程よく諦めつつたまには抵抗することも覚えていきたいな、

        • 旅は楽しい

          昨日は東京に行ってました。 嶽啓道(がっけいどう)という土着信仰の最後の継承者である、きりん先生の茶話展があったのです。 会場は神楽坂にある、芸者さんのお住まいだったところを改築したギャラリー。 参加人数や内容は一切の秘密、参加も抽選に当選できた人だけというなか、まさかの当選でした。 嶽啓道の洞(ほら)の考え方やまじないのお話しを聴かせていただき、みんなでまじないをして、お土産のおまじないをした、というところは書いても問題ないかな。 きりん先生とはクラブハウスやXのスペー

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        長編小説『心の炎』

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        記事

          仕事運

          今日はいつも行く秘密の場所へ。 早朝に自宅を出て、弾丸日帰りの旅でした。 ここへ来る時は、4ヶ所ほど目的地があるのですが、1ヶ所目から2ヶ所目はいつもバスに乗ります。 ところが今日は何を思ったのか、毎度素通りしていた自然歩道が気になり、次の目的地まで6キロほどだったこともあってふらっと踏み込んでしまいました。 最初は良かったんですけどね… 進むほどに道なき道になり、まあまあな傾斜の道が増え、誰も通っていないからか、苔むした石に足を取られ、倒木をくぐりヒヤヒヤしながら人里ま

          距離感が好き

          やっと確定申告が終わった。 ただでさえ春は苦手な季節なのに、今年は眠い。 とにかく眠い。 暖冬のせいか気が上にのぼりやすくバランスがとりにくいのも厄介なところ。 そんな中でもなんとなく動き始めていて、かなりの時差投稿になるけど、解剖学の勉強会に行ってきた。 こう見えて繊細なので(でも自分で繊細と言い切る図々しさは持ち合わせている)、マッサージや施術で体調を崩すことが多い。 人の多い場所も苦手で、あまり我慢しすぎると動悸がとまらなくなったり嘔吐したり高熱を出したりする。 とは

          距離感が好き

          3つ並行

          いま、作品をゆるーく3つ同時進行で書いてる。 なので、毎日ぶち切れそうなほど頭はパンパン。 まだ今書いているものが終わってもいないのに、次回作の内容がちらほらと頭をかすめているので形にしてる。 AIで描いた絵を少し加工してみた。 はじめは抵抗があったけど、頭の中にあるものをこうして形にするのが面白い。

          修行ってそんなにえらいこと?

          普通に生きていれば、滝に打たれたり、何週間も食事を抜く必要なんてないはずなんだよ。 それで生きていくのに支障がないなら、修行や荒行なんかしなくて良い。 下手したら命に関わるようなギリギリの行をする人は、それだけ業が深いってこと。 そこまで追い詰められないと変われないってこと。 個人的には、鼻の穴膨らまして修行自慢してる人を見ると冷めてしまうというのが本音です。 ある意味、何週間も食事を抜いたり、滝に打たれたりするのは楽です。 その環境に放り込まれてこなせばいいだけのこと。 そ

          修行ってそんなにえらいこと?

          またまた

          AIお絵描きシリーズ またまた小説の登場人物です

          やることあるのになぁ

          AIに絵を描いてもらったらどハマりしてしまった。 一昨年に書き上げた小説の主人公をイメージしたやつ。 さらに今書いている作品のイメージも。 あかん。あかんぞこれは面白い。

          やることあるのになぁ

          辰年フルスロットル

          辰年の辰は振るう、とも読む。 良いことも悪いことも、ふるいにかけられるように炙り出されていくという解釈もできる。 これまで努力してきた人は、ふるいにかけられて身を立て、裏でずるいことをしていた人はふるいにかけられて落ちていく。 そんなことが身の回りでジャンジャン起きている。 その出来事がポジティブでもネガティブでも、それがその人の器なんだろう。 何が正しくて、何が悪いのか。 その価値観自体もわからなくなるような時代の揺さぶりで、みんな疲れてない? ま、時代のへんかなんぞこ

          辰年フルスロットル

          広い世界を見たい

          たくさんの場所に行き、たくさんの人に会ってきた。 中にはクソみたいな思い出もあるけれど、それでも自分の世界を広げてくれる経験だったことに間違いはない。 たくさんの世界を見てきたからこそ、世界は広いことがわかるし、自分の知らない世界の方がもっと広いのだと理解した。 自分はこれからもっと変わっていけるって楽しくもなった。 だから、目の前で起こる日々の出来事なんて何十年とある人生の長さから見ればほんの一瞬の出来事だ。 小さな小さな出来事だ。 気にしなくていい。 迷惑をかけてしまった

          広い世界を見たい

          旅に出てました

          時差投稿になりますが、少し前に旅に出ていました。 お気に入りの秘密の場所で、ここいらはスマホの電波も届きません。 割と近場ではあるので定期的に訪れていますが、今月はお誕生日ということもあり、お祝いに宿をとって何もしないことをしに行ってきました。 一作目の長編小説を描き切ったタイミングで、あぁちゃんと私にも愛っていう感情があるじゃないか、ってなんの前触れもなく思ったんです。 元々ジェットコースターみたいな人生だけど、小説を書き出してからも本当にいろんなことが現実世界で起きて

          旅に出てました

          感動が呼び覚ます

          寒中お見舞い申し上げます。 今年はコトホギの言葉とセットで、新年早々と騒がしいことが続いていますね、という付け足しをせざるを得ない状況が続いていますね。 私自身も身近な人から見知った顔の方が被災されていたり、心穏やかにはいられない状況でした。 予想外のことが降りかかったり気持ちが塞いでも、日々はやってくる。 粛々とやるべきことをやり、想いを向けるものに気持ちを馳せるしかありません。 私はここ数年、絶望したり希望を見出せない状況が続いていましたが、ようやく日常の中に潜んでいる

          感動が呼び覚ます

          ゆっくり戻っていく。人生は思い通り。

          ここのところ、かなり仕事のペースを落としている。 ちょっとサボり気味では?と自分では思うくらいに。 かかりつけの鍼灸で日頃の緊張の強さを指摘され、自分でも自覚があったから、のんびりすぎるほどのんびりして、カラダとココロがどういう風に反応してくれるかみてみたかったからだ。 本来、私は物忘れが過ぎるくらいにぼんやりした子供だったし、人と遊ぶより空想に耽る方が好きだった。だから今でも友達と呼べるような人は少ないし、自分からあまり誘わないし連絡もしない。 今は小さい頃の自分にゆっ

          ゆっくり戻っていく。人生は思い通り。

          正倉院展

          会期の最終日、ギリギリセーフで正倉院展に行ってきた。 例年、列に並んで入場するイメージだったから、なかなか仕事柄そんな余裕もなく、数年ぶりの参加。 今は事前予約での入場だから、長時間並ぶ事なく入れたからラッキー! とはいえ、奈良国立博物館は駅から遠いのを失念していて、観光客と鹿をかいくぐって遅刻しないよう必死で到着。 鹿ってあんなに獣くさい匂い放つんやね… 姿は見えなくても、匂いで近くにいるのがわかったくらいよ。 事前予約とはいえ、前の時間に入った人たちが粘ってたりする