先生
8月末に先生が再々入院をされたとのお知らせを見て、とても後悔しています。
1度目の退院をされた直後の高知の歴史民俗資料館の講演に無理をしてでも行けばよかったなとか、ああすればよかった、こうすればよかったという想いだけが心にのしかかっています。
友達の付き添いで行ったオープンキャンパスで先生のことを知って、進路変更して大学に入りました。
本当にやりたかったことを勉強できて、とても生きていることを実感できたし、日々に張り合いができたんです。
この4年間で学んだことは、今でも私を生かしてくれています。
いろんな事情で大学院は断念せざるを得ませんでしたが、老後の目標はまた母校の大学院に入って研究を続けることです。
再々入院をされる前の日に、また面白い研究をすると投稿されてました。
そろそろ目を覚ましてください。
Facebookが流行り始めた時に見つけてくださって、お久しぶりですと声をかけてくださってとても嬉しかった。
小説を書き始めた時も「完成を楽しみにしています‼︎」とコメントをくださったことが、私の励みになりました。
先生にとっては多くの教え子の中の1人でしかないのはわかっていますが、斎藤ゼミに入れたことは私の人生の宝物です。
卒論は卒業してからずいぶん経ったいまも大切に持っています。
早く目を覚まして、また研究しましょう。
いざなぎ流のお師匠の計佐清太夫に叱られないように早く目を覚ましてください。
ずっと待っています。