遠慮しがちな方へ、「遠慮しない生き方」鳥居祐一氏著
紹介する1冊
遠慮しない生き方 鳥居祐一氏著
目次
第1章「自分らしく生きること」を遠慮しない
・「遠慮しない生き方」のためには、とにかく最初の一歩を踏み出す
・自分の思い・考えをアウトプットすることが人生を変える
・人生の正解を求めず、自分の信じた道を歩く
・遠慮しないで生きると、お金としあわせと自由がやってくる!
第2章「健全な図々しさで付き合うこと」を遠慮しない
・「この人は」と思う人には遠慮してはいけない
・「健全な図々しさ」のバランスを見極める
・「伝説」になるようなお礼をする
・感謝の気持ちを示すための行動を「わざわざ」する
第3章「富としあわせを求めること」を遠慮しない
・「自分ファースト」の願望を打ち立てよう
・旅はあなたの人生を変える最高の舞台
・「セルフイメージ」を上げて遠慮という言い訳をなくす
・ビジネスでは遠慮なくお金を稼いでいい!
第4章「自分をアウトプットすること」を遠慮しない
・自分という情報を遠慮せずアウトプットする
・盛らない、格好つけない、ありのままを見せる
・「遠慮しない生き方」で稼ぐには「メルマガ」が不可欠
・遊べば遊ぶほど富は拡大する
ほか
遠慮しがちな日本人
アメリカで育った経験のある筆者はアメリカと日本の比較も交えながら、日本でイメージされることの多い「遠慮」=「美徳」という思い込みを捨てなさい!と語っています
人によってはそれだけでも衝撃かもしれません
遠慮することで、得られるメリットもあるかもしれません
・気をつかえる
・奥ゆかしさもある
・謙虚
などといった気持ちを相手に印象付けることはできるかもしれません
ただ一方で、
・本気さや情熱が伝わらない
・機会損失
に繋がる恐れがあることも伝えています
皆さんも実際に考えてみてください
例えば、あなたの話に相手が興味を持ってくれたとしましょう
「じゃあ今度一緒にどうですか?」とお誘いをしたとします
受け手は
「行きたいけど、自分なんかが言っては迷惑かもしれない」
という気持ちで「せっかくですが遠慮しますね」と回答をしてくれました
そうすると、皆さんはどんな感情を持ちそうでしょうか?
「遠慮がちな人だな」
「本当に興味があったのかな?」
「忙しい方なのかもしれないな」
「こっちに気をつかってくれたのかな?」
色んな感情が出てくるかもしれません。しかしながら、その遠慮が機会損失に繋がっている可能性も十分にあり得ます
自分の好きな方でチョイスする。ただし責任は自分で
「自分らしく生きることに遠慮しない」という言葉は本文にも出てくる1つのメッセージです
ですが、それは好き勝手に自分の好きなことを行うのではなく、そこに周りが応援したい気持ちを抱けるか?という観点も大切です
自分らしさが発見できていない人は、一歩踏み出す勇気を持ちましょうというメッセージも描かれています。いきなり独立や大きな一歩でなくても、今の環境内でも変更できる行動は無数にあります
その自分でチョイスしたこと。選択したことに自信を持って行動をしてみてください
事例を見ながら共感できるかどうか?
本文では著者の経験を含めて、遠慮せずにどのように行動をしていけばよいか?という点が描かれています
これを自分に当てはめてみたときにどのように感じそうか?想像してみてください
「この人だから・・」と想像をしないことは簡単です
イメージしきれなければ、自分事として当てはめてみてください
価値観に共感すれば、自分の日頃起こっていることで想像してみるとより分かりやすく解釈できると思います
記載されていることはシンプル。日常でもビジネスでも使える
・遠慮をしていると知らず知らずのうちにストレスが溜まる(自分の取りたい行動がとれないため)
・自分の思いをアウトプットすれば、自分の存在や気持ちが理解される可能性が高まる
・過去の自分への比較はネガティブになるのであれば意味がない
・健全な図々しさを身につければ、人付き合いが広がる
・受け取り上手になると、ストレスが減る
・感謝の気持ちがファンを増やす
・自分を深く知ることで、行動が決まる
・身近なことから変化することができる
・実践が全て
・アウトプットが重要
・そのために行動することで視野が広がる
ざっと読んで個人的に感じたことを列挙しました
この観点だけではなく、ビジネス・プライベートでも生かせる話が本文には書かれています
今の自分の生き方や、考え方に悩んでいる
ついつい周りに流されてしまう
自分のしたいことが分からない。どうすればよいか分からず動けない
といった悩みがある方のヒントにも繋がるのではないかなと思います。興味があればまた手に取ってみてください
遠慮しない生き方 鳥居祐一氏著
Kotokake 代表 能政夕介
立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。
現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。
【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。
サポートいただいた内容は今後の記事や取材等に充てさせていただきます。少しでも良い内容をお届けできるようにしていきます。