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個人的に選ぶJ3リーグのベストイレブン

先日J1リーグも終了し今季は15年ぶりに横浜Fマリノスが優勝を飾りました。毎年熾烈な優勝争いに残留争い。今季はJ1参入POが残るのみ。湘南VS徳島の一戦もありこの試合も注目です。

さて、12月8日に33歳の誕生日を迎えました。(とっても個人的などうでもよい情報)その日にJリーグアウォーズが開催されていました。

昨年は直接見に行きましたが、今年はDAZNにて観覧。J3リーグの最終日に開催(ザスパクサツ群馬はこの日にJ2復帰を決めた)というのは、全体的に今季のスケジュールがかなりタイトなのかなと感じました。

全てご覧になれない方も一覧で受賞者がまとめられています。

今季個人的には広島VS清水の開幕戦のピッチリポーター、そしてJ2元年となった鹿児島VS徳島の壮絶な打ち合いとなった開幕戦の実況担当をスタートに、主にJ3の中継を担当させていただきました。

なかなかこうした表彰の場では取り上げられることも少ないかもしれませんが、個人的に担当したチームを見ながら感じたベストイレブンを選んでみました。(あくまで個人的な選出です。皆さんも是非自身のチーム以外でも見てみるとより楽しめるかもしれません!)

2019年J3リーグのベストイレブン(個人的なチョイス)

FW 髙澤 優也(ザスパクサツ群馬)
FW 町野 修斗(ギラヴァンツ北九州)

MF 中島 元彦(C大阪U23)
MF 花井 聖(カターレ富山)
MF 高橋 大悟(ギラヴァンツ北九州)
MF 松岡 亮輔(藤枝MYFC)

DF 光永 祐也(ザスパクサツ群馬)
DF 渡辺 広大(ザスパクサツ群馬)
DF 秋本 倫孝(藤枝MYFC)
DF 高瀬 優孝(ロアッソ熊本)

GK 山本 海人(ロアッソ熊本)

怪我で終盤出場できない期間もあったが最終節でもゴールを決め、ここぞというときには必ずゴールを決めた髙澤優也選手。苦難を乗り越えての昇格は本人にとっても嬉しい経験。

得点数はチームトップの8ゴール。リーグ全体で見れば得点数は多くない。しかし、左足3点・右足で4点・頭で1点と両利きプレーヤーとしてチームをけん引。ロングスローも武器の1つ、高さもあり守備での貢献度も光った町野修斗選手。

FWでもプレーができ、強烈なミドルシュートを持つ中島元彦選手。印象的なのはG大阪U23との大阪ダービーで決めた直接FK。来季TOPチームで見れることも期待したい。

富山の花井聖選手はインターセプト数チームTOP。攻撃に切り替えからミドルシュートを果敢に打てる。パスで試合を組みたてることもできる器用な選手。

今季夏に清水から加入した高橋大悟選手はドリブルやパス、シュートの基本レベルの高い選手。途中加入ながらもチーム2位タイの7ゴールを決め、何度もチームを助けた選手の1人。

無失点試合数がリーグTOPの藤枝は中盤で松岡亮輔選手がしっかりとバランスを取っていた。リーグ3位のインターセプト数に加えアシスト数も多い。チームの躍進を支えた1人。

群馬の光永祐也選手はリーグ2位のクロス数に加え8アシストと攻守に渡って貢献。ハードワークができるサイドの選手。終盤は特に活躍が光り、熊本戦では3アシストも記録。

また同じく群馬の渡辺広大選手は最終戦に先制ゴールを決める等、シーズンを通してチームの柱として支えた。けが人が出た中でもチームを盛り立てて昇格にも大きく貢献した。

ベテランの秋本倫孝選手も最終ラインで何度もボールを跳ね返してチームを鼓舞。昨年厳しい状況だったチームをしっかりと立て直した。特に空中戦は強く、優位性を保っていた印象。

そしてロアッソ熊本の高瀬優孝選手はリーグトップのクロス数を誇り、得点とアシストでもチームに貢献。終盤少し疲れも見えたが、今季通算で見ても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

最後にGKは日本代表経験もある山本海人選手。DAZNのベストセーブの常連として何度もチームの窮地を支えた。シュートへの反応はやはり百戦錬磨。育成面やスポーツマンシップの面でも素晴らしい活躍を見せた。

実況した中での印象深いゴール

2019年10月度のベストゴールにも輝いた一戦。試合の前週の試合に行われたC大阪U23戦で0-2の敗戦を喫した北九州。その北九州が、いわてグルージャ盛岡戦の立ち上がりに奪った鮮やかな先制ゴール。

高橋大悟選手にとってもホームでの初ゴールということで印象深いゴールになりました。

他にも推したい選手たち

森島 康仁(藤枝MYFC)
大谷 駿斗(カターレ富山)
北村 知也(ロアッソ熊本)
進 昂平(YSCC横浜)
原 大智(FC東京U23)
北川 柊斗(ギラヴァンツ北九州) 

藤原 奏哉(ギラヴァンツ北九州) 
上村 周平(ロアッソ熊本)
芝本 蓮(ガンバ大阪U23)
加藤 潤也(ザスパクサツ群馬)
福村 貴幸(ガイナーレ鳥取)

福田 友也(いわてグルージャ盛岡)
井上 黎生人(ガイナーレ鳥取)
近石 哲平(ヴァンラーレ八戸)
今瀬 淳也(カターレ富山)
千田 海人(ブラウブリッツ秋田)

茂木 秀(C大阪U23)
吉田 舜(ザスパクサツ群馬)

得点王の原大智選手や途中交代からゴールを量産した北川柊斗選手、ベテランらしくチームを勝たせるゴールを決めた森島康仁選手に期待の若手北村、大谷、進選手も2桁ゴールを記録。

藤原選手や上村選手も中盤でボール奪取を果敢に行いチームの攻守を切り替えるきっかけに貢献。足元の技術が高い芝本選手や快速アタッカーの加藤潤也選手にアシストを量産した福村選手。

フル出場記録は途絶えだが体を張った守備が印象的だった福田選手に、空中戦の強い千田選手、安定的な守備を見せた近石選手や今瀬選手、井上選手。

GKはこれからの躍進が期待できる若手の茂木選手、吉田舜選手をピックアップ。

とはいえ11人の選出も難しかったので・・今回名前を挙げきれなかった中でも、素晴らしい活躍をした選手は多いと思います。

僕自身も担当試合以外も各カテゴリーチェックするようにしていますが、なかなかペナルティのワッキーさんほど視聴はできていない気もします。

これから契約満了や移籍のシーズンということでサポーターの皆さんは複雑な感情を持つシーズンになるかもしれません。

生まれ変わるチーム、信念を持って戦うチーム。J3リーグは来シーズン最多の19チーム(J2から鹿児島ユナイテッドFC,FC岐阜,そしてJFLからFC今治が加入)

皆さんもシーズンの振り返りを是非この機会に楽しんでみてください!ベストイレブンもまた良ければ教えてください!

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