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2018明治安田生命J3リーグ第14節鹿児島ユナイテッドFC対C大阪U23の展望

6月16日はDAZNにてJ3リーグの実況を担当させていただきます。今回の鹿児島対C大阪U23、試合の展望をせっかくなのでお伝えをしていきます。

※追記の可能性あります

鹿児島は今シーズン初のホームでナイトゲーム。19時KO!

■順位の振り返り(13節終了時点)
鹿児島:1位 7勝 3分 2敗  勝ち点24 (5節なし) 
C大阪U23:5位  5勝 5分 2敗 勝ち点20(2節なし)
※J3はチーム数が17チームのため試合数はチームによって異なります。
※今年も上位2チームがJ2へ自動昇格。ただしJ2ライセンスを持っていることが条件。

過去の対戦戦績:過去の対戦は鹿児島が3勝 C大阪U23の1勝です。
今年初対戦の両チーム。昨年はここ白波スタジアムで、C大阪はリーグ初勝利を挙げました。その時もナイトゲーム。
鹿児島もC大阪のホームで勝利をし、昨年は1勝1敗という戦績。

■試合の見どころは?

8試合負けなしのホーム鹿児島は前節11試合ぶりに敗戦したC大阪U23をホームで迎える。
鹿児島は9試合ぶりの無得点だった前節。ホームで上位のC大阪相手に得点を取り切れるか?(因みに鹿児島は7試合連続複数得点を取っていました)
一方C大阪は国際大会に出場・遠征しているメンバー(喜田・山田・安藤)とケガ?をしている選手がいる中、総合力で勝ち切ることができるかが注目。

■FKとCKの攻守に注目 ■中盤のボールの奪い合いも

まずはセットプレーについてはターゲット及び、その守備にも注目。
鹿児島はショートコーナ―等も用いて様々なパターンで得点に絡む可能性がある。鹿児島はセットプレーからの得点は8点と好調。

C大阪もレフティの船木や山根を中心にセットプレーからも得点ができる。
加えて、守備面ではC大阪はセットプレーからの失点が少ない。空中戦では森下や石尾は180センチを超えており高さもある。
セットプレーが得意な鹿児島に対してどんな守備をしてくるのか?攻守両方に注目したい。

特に前節は両チームともに無得点。2試合ぶりの得点のためにオフェンス面での意識や変化には注目。(C大阪の中島はJ初出場が一昨年の鹿児島戦。そしてJ初ゴールが昨年の鹿児島戦。)

特にC大阪の米澤は前節チャンスで得点に至らなかったので、今回の試合に懸ける想いは強いかもしれない。昨年一緒に戦ったアンジュンス(今年は鹿児島に期限付きで加入しここまで全試合フル出場)との対戦も楽しみにしている模様。

C大阪は中盤でボールを奪い、早いカウンターをしかけるプレーや、最終ラインからのロングフィードも多い。
また、中盤からサイドに振ってクロスを上げるシーンもあり、中盤がボールをどれだけ奪えるかは注目。

特に喜田は遠征中(第24回リスボン国際トーナメント)、中島も、前節途中交代の山内の状態次第では、FWに上がる可能性も高い。


そうなると前節も途中から入った、セレッソ大阪U18の松本がプレーをする可能性もあり、西本とのコンビネーションが試される。

■個人的な注目選手

鹿児島:萱沼・アンジュンス

萱沼はFC東京U23戦で2ゴールとリーグ戦で今シーズン初めてのゴールを挙げた。
前節は無得点ではあったが、川森、キリノ、アレックスといったチーム内での競争を勝ち抜くために持ち前の前に行く姿勢を見せたい。


アンジュンスは期限付きで今シーズン鹿児島でプレー。古巣とは初の対戦となるため、本人の意気込みも十分。かつ契約上は試合にも出場できるそうだ。
C大阪は他にも期限付きで福岡に行った圍や水戸に行った岸本が活躍するなど、チームに出て躍動している選手も多い。他チームで成長した姿を見せて行きたい。

C大阪:中島・西本

FWの山内が前節途中で交代、その中で中島が2TOPの一角でプレー。
元々FW経験もある選手で、ミドルゾーンからも強烈なシュートを打てる中島が米澤とのコンビを組む可能性が高い。(富山戦・長野戦では2人一緒にゴールを決めている)
持ち前のフィジカルでボールを奪って早いタイミングでのシュートも期待できる。

そして、西本はキャプテンとしてユース年代の松本とダブルボランチを組む可能性が高い。


松本のポテンシャルを相方としてどう引き出せるか?またセットプレーでは今シーズン得点も取っており、状況によってはFKやCKからの得点も期待できる。

首位を走る鹿児島はホームで勝利をし、首位を堅持したい。

一方のセレッソは今シーズン好調もここ5試合は1勝3分け1敗。5試合ぶりの勝利を目指して鹿児島で戦います。熱戦に期待です!


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