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2020明治安田生命J3リーグ第16節ガンバ大阪U23対ヴァンラーレ八戸の個人的な見どころを紹介

2020年9月19日はDAZNにてJ3リーグの実況担当です
ガンバ大阪U23対ヴァンラーレ八戸の一戦をJリーグ公式映像DAZNにて実況担当させていただきます

ガンバ大阪U23は相模原、福島戦で連勝を飾ったあと藤枝、富山との試合で敗戦し現在2連敗中。一方の八戸も鹿児島、岐阜に複数失点で敗戦し現在2連敗。両チームにとって連敗を止めて上昇のきっかけを掴みたい一戦になりそうだ

昨年は2試合とも2-2の引き分け。八戸にとってはJリーグ参入後初めての試合が昨年の開幕戦(ガンバ大阪U23との対戦)歴史的な勝ち点1は記憶に新しいかもしれない。ガンバ大阪U23はトップチームへまずはJ3で結果を出したい。ヴァンラーレ八戸は勝利をして上位への足掛かりをつくりたい

状況は違えど、勝利のためにチーム一丸となって戦います。リーグ戦も間もなく折り返し。楽しみにしたいと思います

(J3リーグ 実況:能政夕介 解説なし)※追記の可能性あります

順位と前節の振り返り(8月29日終了時点)


★ガンバ大阪U23 4勝3分8敗 勝ち点15の13位得点22失点 29
前節はアウェイで富山と対戦し0-1の敗戦。川崎や唐山不在の中、多くのシュートを打ちましたが富山のゴールを割ることができませんでした。ホームに帰ってきての一戦。福島戦以来の勝利、連敗ストップをかけて戦う一戦。ガンバは前節の無得点は実に7試合ぶり。今節から勝利のガンバクラップも解禁。ホームのサポーターと共に喜びを分かち合いたい一戦

★ヴァンラーレ八戸 4勝3分7敗 勝ち点15 の11位※1試合未消化 16得点22失点
八戸は前節ホームで岐阜と対戦し0-3の敗戦。ガンバと同じく現在2連敗中。ここ2試合で5失点と特に立ち上がりの失点は課題だと中口監督も語っていました。
上位を伺うために、アウェイで勝ち点3を積みたい大事な一戦。八戸も前節の無得点は沼津戦以来実に8試合ぶりの無得点

最多得点は上形と秋吉の3得点も、控えメンバ―にも得点を取れる選手がいる八戸はどのように試合をマネジメントしていくか注目です

過去の対戦


過去の対戦成績は引き分けが2つ(どちらも2-2)
昨年の結果は以下
ガンバのホーム: 2-2で引き分け(高木、食野の得点。八戸:谷尾、上形が得点)
八戸のホーム:2-2で引き分け(八戸は佐藤と小牧の得点。ガンバは唐山の2得点)

まだ勝敗が決した事のない両チームの一戦。過去の試合はいずれも2-2の引き分け。今回はどのような結果になるか注目です

今シーズンの成績 


ガンバ大阪U23 4勝3分8敗 勝ち点15   得点22 失点 29
先制試合:4試合 3勝1敗0分 完封勝利12節 相模原戦 14節藤枝戦は逆転負け
先制された試合:10試合 1勝7敗2分 完封負け5試合 今治、長野、岐阜、熊本、富山
スコアレスドロー:2節C大阪U23戦のみ

ホーム:2勝1分4敗 勝ち点7  9得点  13失点 得失点-4
アウェイ:2勝2分4敗 勝ち点8  13得点  16失点 得失点-3

複数得点:6試合 
無得点:6試合 
無失点:2試合
最多得点:5点 
最多失点:5失点(YSCC横浜戦) 
今季最大連勝は2連勝 現在2連敗中

【得点】前半8点 後半14点
【失点】前半11失点 後半18失点

同日にトップチームは札幌で対戦(14時KO)し川崎は控えメンバ―として帯同。唐山、塚元の2試合ぶりの出場もあるか?メンバ―編成も注目ポイントですね

ヴァンラーレ八戸 4勝3分7敗 勝ち点15 ※1試合未消化 16得点22失点
先制試合:   4試合  3勝0敗1分 完封勝利(岩手、鳥取、C大阪U23)
先制された試合:10試合 1勝7敗2分 完封負け (福島、秋田、沼津、岐阜)
スコアレスドロー:なし

ホーム: 3勝1分4敗 勝ち点10  9得点  12失点 得失点-3
アウェイ:1勝2分3敗 勝ち点5  7得点  10失点 得失点-3

複数得点:6試合 
無得点:4試合 
無失点:3試合
最多得点:2点 
最多失点:4失点 
現在2連敗中
【得点】前半10点 後半6点(後半の得点数はリーグ17位と課題)
【失点】前半11失点 後半11失点

アウェイ戦は4節のYSCC横浜戦以来勝利がない八戸。また得点については後半の得点数にも課題が残る。先制試合は3勝1分けと無敗の八戸はまずは立ち上がりから失点せずに、得点を奪うことができるかも重要になりそうだ

個人的な見どころ

トップチームと同日の試合となるガンバはメンバー編成にも注目。
トップチームでもメンバー入りしていた川崎や練習参加をしていた唐山や塚元は経験を積むことができたと語る


前節の富山戦は唐山、川崎、塚元と今季得点を3人で16得点奪っている3人を欠いたがアグレッシブに戦う姿勢を見せてくれた
結果は0-1で敗戦だったが、シュートの数では上回り指揮官である森下監督も選手たちを評価
今節のホームで引き続きアグレッシブに戦う姿勢を見せれるかは1つ注目のポイントになりそうだ

一方の八戸は前節岐阜に0-3と立ち上がりに失点をしてしまい、後半には退場選手も出て厳しい試合運びになった
現在連敗中の八戸はここ2試合で1得点、5失点と複数失点を記録
立ち上がりのリズムをつくり、得意のサイドからの攻撃が機能できれば2試合ぶりのゴールも見えてくる
控えメンバ―も得点を取れる選手が多くいる八戸は立ち上がりからの試合運びを冷静に進めたい
中口監督は古巣対戦(1995年にはガンバの選手としてプレーし、森下監督とは同期にもなる)また在籍選手の中でも大阪出身の選手も多くいる八戸
アウェイの地で勝ち点3と連敗ストップを図りたい

中口監督は「ボックスの角から数名がボールを繋いでゴールに迫るサッカーを見せていきたい」とも語っている

八戸にとっては昨年初のJリーグの舞台で対戦したのが開幕戦のガンバ大阪U23との対戦(谷尾と上形のゴールで引き分け)
昨年はホーム、アウェイともに2-2の引き分けだった。今季は勝敗が決するかも楽しみなポイントだ

そんな中、今日の注目選手は?


ガンバ大阪U23 背番号38 #唐山翔自  背番号30 #塚元大

唐山、塚元ともに出場すれば2試合ぶりの一戦。前節はTOPチームへの練習参加の兼ね合いもありベンチ入りもしなかった
TOPチームの試合にはメンバー入りしなかった2人だがその分試合への意欲は強くなっている
唐山は現在チーム内で川崎と並び7得点をマーク(リーグ6位タイ)。塚元は2得点ながらアシストも記録
まずはJ3リーグで結果を残すことがJ1リーグ出場への大きなきっかけになる
川崎不在の中でも2人の連携には期待がかかる

ヴァンラーレ八戸 背番号9 #上形洋介  背番号8 #高見啓太
2試合で1得点の八戸にとって勝利するために必要な得点が期待される一人が上形洋介(今季J通算100試合も達成)
昨年はチームトップの11得点を記録。谷尾と共にチームを引っ張った
今季は3得点だが、少しづつ勢いも出てきた。ゴール前の精度も高くストライカーとしての一面を今季も出せるか注目したい

また、もう1人の注目は、得点だけでなくアシストも4つと得点に貢献している高見啓太(アシスト数リーグ5位タイ)
得意のドリブルで横にも縦にも仕掛けができる。そしてチームで1番のクロスの数を誇り、サイドからチャンスをつくることができる。3バック予想のガンバに対して、サイドで存在感を出せるか楽しみにしたい

八戸にとっては昨年の開幕戦以来のガンバ大阪のホームで戦う一戦。現在連敗中の両チームだが、リーグ戦も間もなく折り返し。後半戦に向けて、勢いをつけるために勝利を目指した熱い試合展開に期待したい

本日はパナソニックスタジアム吹田で18時KOの一戦。スタジアムまたはDAZNにて皆さん是非お楽しみください!


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