9月は長月
9月になりました。
暑さが急に和らいで、窓を開けたまま寝たら風邪を引きました。
旧暦では、9月は長月(ながつき)と呼ぶそう。
秋の夜長の「夜長月」、秋の長雨の「長雨月」、稲穂が実る「穂長月」を略したものだとか。
知ってどうなるわけでもないけれど、こういう古くからある日本の呼び名を知っている人は豊かだなと思います。
“ 9月は長月 ”という文章が
“ 9月はSeptember ”っていうのと同じくらい間抜けというか、
いやそれ当たり前やん 何言うてんの?
という感覚になる日が来るかな。
そういう状況を作っていきたいな。
さて。
これから、毎週木曜日に「文化ヲ紐解ク」と題して、季節に合った日本の文化を1つ取り上げていきます。
#文化ヲ紐解ク
当たり前のように、している/していた行為は、どうやって当たり前になったんだろう。
1つずつ考えて解いていくための自主勉強のnoteです。毎週木曜更新。
何を深掘りしようかな…と調べてみて実感したのは、「昔の人は何かと祈ったり思い馳せたりしがちやな」ということ。
農作を中心に、自然からの恩恵ありきで生活が成り立っていた時代、
災害が起こらないこと、無事収穫ができることは この上なく切実な願いだったんだと思います。
ー・ー・ー・ー・ー
この夏、豪雨や台風、地震の被害が続いて、
「もしもあの習わしを続けていたら、被害は小さく済んだのだろうか」と思いました。
そんなはずはないのだけれど。
人の力では抗えない自然の猛威を目の当たりにしたとき、形式的なものであっても「すがる何か」があることが救いになったのかもしれません。
岡山も、関西も、北海道も、一日も早く日常が戻りますように。
【おすすめ】
季節に合わせた日本の習わしや
暮らしかたを知るためのおすすめのアプリ。
▷くらしの暦だいすきな友だちが教えてくれました。
「豊かな暮らしをしたいね」と言って、
彼女はデンマークに旅立って行きました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
あっという間に50回目前で、うかうかしてたらすぐに555日が終わってしまいそうです。
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