マガジンのカバー画像

ことほむの観光と文化財とメタバースの雑多な記事

132
コンテンツ時代考証やデザインや時々ITとかWordPressとかの雑多な思考のメモ。「ことほむ」のみんなで書いてます。記事内容は…割とディープで、思考の整理に役立つかもしれません。
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

アフターコロナで価値観が変わる観光

外出自粛要請に観光地の自主閉鎖。会議のオンライン化が進み、移動に関する考え方が大きく変化しています。これに加えて宅配のトラフィック限界もちらほら見え隠れしつつあり、様々な問題が浮き彫りにされてきました。 こうした問題点の表面化は悪いことではなく、システム開発などでは意図的に悪条件を与えて表面化される問題を潰すバグフィックスのようなものだと捉えると、アフターコロナでどのような変化が見受けられるか読みやすくなると考えています。また震災と違い、世界規模で起こっていることなので、単

観光事業がアフター・コロナに向けて準備してほしいこと

MATCHAの青木氏がnoteで「訪日外国人が戻るまでのシナリオ」という記事をアップされてました。私たちの会社もこんなタイミングですが、社名変更というイベントを控えており、また今後の見通しを予想するためにも前回の疫病パンデミック「スペインかぜ」の記録を調べました。発生した1918年(大正7年)から2年後の1920年(大正9年)まで、報道資料ベースですが現代も当時とさほど変わらない対策が施されている印象を受けます。ただ当時と違うのは経済状況で、GDPマイナス成長の現代に比べ、大

新型コロナ報道でもわかる一次資料(史料)の重要性

歴史を専門的に学ぶ場合、重要なことが一次資料(史料)の重要性が言及されます。一次資料(史料)が見つからない場合は二次資料(史料)をひも解くこともありますが、基本は一次資料(史料)の確認が重要です。 これはどのような情報でも、今回の新型コロナウイルスに関する政府からの要請・補助金交付などのさまざまな情報でも同じことがいえると思います。大本である情報の発信源(情報ソース、以下ソースと記す)を確認することなく、ワイドショーなどの切れ端を確認しただけで納得するような状況です。この結