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【人間力】忘年会で見た理想的な事業のあり方~新年の抱負~ #19

■note#19

あけましておめでとうございます
2024年1月1日元旦は一粒万倍日と天赦日が重なった最強開運日!
さまざまな目標を立てたくなりますが、一番に取り組みたいのは「人間力」の向上。

年末、ある会社の忘年会に参加しました。その会社の代表が12月末をもって退任することもあり、ビデオメッセージが多くの方から寄せられていました。

その中で、何度も出てきた言葉が「人間力」。

ビデオメッセージは、その会社を辞め、独立された社員の方からも届いていました。その内容は、「代表は人間力・包容力の塊で、独立前後を問わず、たくさんの支援をしてくださった。前職が代表の会社だというと、どこの取引先も好意的に接してくださる。そんな信頼を積み重ねた代表の会社の名を汚すことがないように、今後も誠実に事業に取り組みたい」といったものばかり。また、その口調も、つくった感がなく、心からそう思っていることが伝わってくるものでした。

人から「人間力」があると褒められたことはあるでしょうか?

残念ながら、私は一度もありません。

SUNABACO代表のなかまこさんある動画のなかで、事業を起こすこと、売上を上げること、成長することで大事なのは、人間力を鍛えることだとおっしゃっていたのを思い出しました。

人間力とは、内閣によって設置された『人間力戦略研究会』の定義によると、「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」

具体的には、以下のように定義されています。

・ 具体的には、人間力をその構成要素に着目するならば
① 「基礎学力(主に学校教育を通じて修得される基礎的な知的能力)」、「専門的な知識・ノウハウ」を持ち、自らそれを継続的に高めていく力。
また、それらの上に応用力として構築される「論理的思考力」、「創造力」などの知的能力的要素
② 「コミュニケーションスキル」、「リーダーシップ」、「公共心」、「規範意識」や「他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力」などの社会・対人関係力的要素
③ これらの要素を十分に発揮するための「意欲」、「忍耐力」や「自分らしい生き方や成功を追求する力」などの自己制御的要素などがあげられ、
これらを総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることと言えよう。

・ また、人間力は、それを発揮する活動に着目すれば、
① 職業人としての活動に関わる「職業生活面」
② 社会参加する市民としての活動に関わる「市民生活面」
③ 自らの知識・教養を高め、文化的活動に関わる「文化生活面」
に分類される。

・ 本研究会においては、経済の活性化の観点から、特に人間力の職業生活面を中心に検討を行うこととしたい。
・ 人間力は、学校、家庭、地域及び産業等のそれぞれの場を通じて段階的・相乗的に醸成されるものであり、人間力強化のためには、学校、家庭、地域及び産業等という四者間の連携・協力が不可欠といえる。

『人間力戦略研究会報告書』より

上段①~③の能力を総合的にバランス良く高めることが、人間力を高めることになると書かれていて、どれも高めたいものではありますが、今一番高めたいのは、「自己制御的要素」

なぜなら、「知的能力的要素」と「社会・対人関係力的要素」を高めるうえで基盤となる要素だからです。

メタ認知力が弱く、我が強い自分をニュートラルに保つことができていないと感じています。自分の弱さを認めきれず、事実と個人的解釈を混同し、正しい判断もできずに、全ての行動の障害になっているとも思います。

では、「自己制御的要素」をどのように磨いていけばいいのでしょうか。

ChatGPTに聞いてみるとこのような回答が返ってきます。

目標設定:明確な目標を設定し、達成に向けて計画を立てる。
時間管理:効果的な時間管理を行い、優先順位をつけてタスクを処理する。
ストレス管理:ストレスを認識し、適切な方法で対処する。
意欲の維持:新しい知識やスキルを学び続けることで、常に意欲を高める。
忍耐力の強化:困難に直面してもあきらめず、目標達成に向けて努力を続ける。
自己反省:定期的に自己の行動や結果を振り返り、改善点を見つける。
感情制御:感情の起伏をコントロールし、冷静な判断を行う。
自己受容:自分自身を受け入れ、自己肯定感を持つこと。
自己啓発:本を読んだりセミナーに参加したりして、自己啓発に励む。
健康管理:良好な健康状態を保つために、適切な食事と運動を心がける。
課題動機の強化:自分にとって意味のある、やりがいを感じる課題に取り組むことで、自己制御力を高め​​る。
自己認識の向上:自己の行動パターンや反応を理解し、自己管理のスキルを向上させ​​る。
ポジティブな自己対話:自己との積極的な対話を通じて、自己制御を強化す​​る。
感情の認識と表現:感情を正確に認識し、適切な方法で表現するこ​​と。
フィードバックの活用:他者からのフィードバックを積極的に受け入れ、自己改善に役立て​る。

ちなみに、メタ認知の高め方については、以下のように返ってきます。

自己反省と自己評価:自分の思考や行動を振り返り、客観的に評価す​​​​る。
学習効果の見直し:学習した内容を定期的に見直し、理解度をチェックす​​る。
セルフモニタリング:自己の行動や思考を監視し、それを記録す​​​​る。
マインドマップの利用:脳内の思考を地図化し、客観的に自己の思考を理解す​​る。
思考や感情の記録:日常の思考や感情を記録し、自己の認知パターンを把握す​​る。
定期的な自己問いかけ:自己に対して定期的に問いかけ、思考プロセスを意識的に管理す​​​​る。

この内容をみると、生活基礎の安定(食事・運動・睡眠・時間管理)・自己対話・自省(振り返り)・思考、感情、行動の記録と評価(自己と他者のフィードバック)・その結果に対する対処など、どれも重要な取り組みですが、一番大切なのは、「どのような人間になりたいか(定性的な目標)」をまずは考えることではないかと感じました。

一つ前のサムライの記事で書いた「生きる理由」の追求にも通じますが、人生全体の方向性がブレたままでは、結局のところ、自省の内容も他者フィードバックに対する対応もブレてしまうと思うからです。

信頼の礎となる人間力が、人生をかけた作品のようなものだとすれば、一朝一夕にどうなるものでもありませんが、まずは、定性的な目標を具体的に定め、記録により定量的な評価を下し、わずかでも向上させていければと考えています。

みなさんの「生きる理由」「理想の人間像」はどのようなものでしょうか。







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