就職活動の悩みどころ①
こんにちは。めちゃめちゃ優秀な同期がこのnoteをシェアしてくれたので早速書き進めています。
私はその同期のブログの読者であることをここで告白しておきます。
捗る~~~!!(プレッシャーで)
これから就職活動の悩みどころを書いていくうえで、事前にお断りしておきたいことが何点かございます。
①
このnoteは、就活についてほとんど知識がない方がお読みになることを想定しております。すでに情報をお持ちの方にとっては至極当然のことが書かれているように感じることがあるかもしれません。その点につきましてはご了解いただければと思います。
②
このnoteでは、就活の一般的な仕組みや共通理解となっているであろうビジネスマナー、私や友人が体験したり聞いたりしたことを書いていく予定です。そのため、「こうすれば絶対に内定をもらえる!」「これをしたら落ちる!」といった正解不正解を提示するものではございません。
③
また、①~➄まではなるべく汎用性のある記載を心がけますが、法律事務所によっては妥当しない場合もございます。絶対にこの事務所に入りたい!という気持ちがある方は、HPのチェック、OB訪問、先輩から話を聞く等していただければと思います。
ということで!
今回は法律事務所の就活の時期、求人情報を得るための方法、一般的な選考過程について書いていこうと思います。
法律事務所の就活の時期
「就活やってる?」
法科大学院では、たまにこのような会話が聞こえてきます。在学生の方は友達から聞かれたことがある方も多いかもしれません。
この「就活」は、多くの場合、以下の2つに分けられます。
①法科大学院を通さずにエントリーするインターンや法科大学院在学生向けの説明会、個別訪問
②予備試験合格者向けのインターンや説明会、個別訪問
この①、②はしない人もいると思います。私は一切しませんでした。友人も、大手事務所を志望している人は参加していましたが、そうでない人は参加していない人が多かったです。
ただ、志望度の高い事務所があるという方は、余裕があるのであれば説明会やサマークラーク等を申し込んで、面接を有利に進めるための工夫をした方がいいと思います。
一方で、多くの方が体験されるのは以下の2つだと思います。
③司法試験直後から合格発表までの説明会や個別訪問
④司法試験合格発表後(修習中も含む。)の説明会や個別訪問
個別訪問ってなに?
「事務所見学をさせてもらって、ご飯を食べさせてくれるイベント!!」
ではありません。面接です!!
法律事務所によっては事務所の中を軽く案内してもらえる場合もあります。コロナでなければご飯を食べさせてもらえる場合もあるかもしれません(説明会でそういった趣旨の話をされている事務所もありました。)。
しかし、どちらにせよ面接なのです。
「面接なのはわかったよ。準備していけばいいんでしょ?そのくらいいわれなくてもわかるさ!」
それだけではないのです。個別訪問のエントリーが面接のエントリーであるということは、そのエントリーの段階で書類選考がされるということなのです。
「まあそれもなんとなくわかるよ。履歴書をだせばいいんでしょ?」
そうです。出せばいいんです。
しかし、履歴書なら何でもいいというわけではないと思います。
事務所によっては、独自のフォームを用いている場合もありますが、書式自由の場合も多いです。
そこで、「書式自由だから一番簡単な履歴書でいいや!詳しくは面接で聞いてくれるでしょ!」と考えてネットに落ちているシンプルな履歴書を提出してしまうと、アピール不足で面接に呼ばれないという結果になりかねません。
少なくとも自己アピール、志望動機、その他必要と考えられる事情(弁護士を目指した動機、興味がある法分野等)は記載できる履歴書を選ぶのが無難だと思われます。
①②の重要性
これについては、⑥以降に譲ろうと思います。
現時点で言えることは、五大法律事務所又はそれに準じるような大手法律事務所を志望している方にとっては重要であるということです。
今回のnoteは就活時期をお伝えすることを目的としておりますので、詳しくは⑥以降で事務所の種類別の特徴を書いていこうと思います。
求人情報を得るための方法
求人情報を得るための代表的な方法を4つと、個人的なレビューを簡単にご紹介させていただきます。
①アットリーガル
②ジュリナビ
③大学院等での説明会
④事務所のHP
①アットリーガル
言わずと知れた王道。これに登録しておけば間違いない。インターン情報や説明会、個別訪問、法律文書のレビューのバイト情報など豊富な情報が載っている。ただ、法律事務所側が支払う掲載料は他と比べるとお高めという噂も。
②ジュリナビ
とりあえず登録はしてみたものの、あまり使わなかった。使っていた人を見つけたら追記します。
③大学院等での説明会
司法試験受験直後に開催されるので、参加すれば説明会の雰囲気を知ることができる。一般企業も説明会に参加している場合があり、法律事務所とインハウスを両方考えている人は参加しておいた方が安心。
④事務所のHP
ここに入りたい!という強い希望がある人はチェックした方が安心。大量に面接をする余裕がない事務所はアットリーガルやジュリナビ等に募集を出さない場合があるので、HPは要チェック。
個人的なおすすめはアットリーガルです。
以前参加した説明会で、参加者の就活生に「何で情報収集をしてる?」と聞いてみたところ、圧倒的にアットリーガルでした。
在学生向けのインターンの情報もあると聞きますので、在学生の方も登録をしておくと安心だと思います。
一般的な選考過程
最後に一般的な選考過程について説明させていただきます。
第一段階 書類選考
書類選考では、主に大学及び法科大学院での成績、予備試験合格の有無、その他資格、志望動機、自己アピール、その他履歴書に記載した事情が総合的に考慮されると思われます。
「成績よくないし、、、もうダメかも、、、」と思う方もおられるかもしれません。
しかし、私の友人で、そこまで成績がよくないですが(ごめんね)
人気の企業法務系の事務所の書類選考を通過した人がいます。
その人の話を聞いてみると、履歴書に自分なりの考えや志望動機をしっかりと書いていました。
そういったことを書けば書類選考を通過できるとまではいえませんが、成績の良し悪しと同じように、志望動機も見られていると考えた方がいいと思います。
違う言い方をすれば、成績がいい方も(圧倒的にいいという方でない限り)志望動機等が不十分だと書類選考を通過できない場合があり得るということです。
そのため、入りたい事務所がある人は、通り一遍ではない自分なりの言葉で作られた志望動機を固めておいた方がいいと思います。コロナの影響もあり、なかなか難しいかもしれませんが、家族や先輩、信頼できる友人に志望動機を聞いてもらって、推敲していくという作業をしてみてもいいかもしれません。
就活序盤あるあるかと思いますが、書類選考の結果っていつ来るの!?と聞きたくなります。
私の経験上、早ければ翌日、通常は1週間程度だと思われます。
ただし、事務所によっては、書類選考を通過しなかった場合には返事が来ない場合がございますので、その点はHP等をご確認ください。
第二段階 一次面接(個別訪問)
めでたく書類選考を通過された場合には、面接(個別訪問)に進まれることになります。
コロナの影響もあり、一次面接はzoom(zoomを就活生側で選択できる場合も含む。)が増えているように思います。
zoomと直接の面接のどちらがいいかはわかりませんが、私は可能であれば直接の面接を選択しておりました。
理由は、私は愛想がいい方だと勝手に思っておりますので、実際に会った方が自分の良さが伝わりやすいと思ったからです。
今回は選考過程についてのご説明ですので、zoom面接のメリット・デメリットや、面接での具体的な質問等については今後のnoteに譲ろうと思います。
第三段階 二次面接
多くの事務所では二次面接が最終面接だと思います。もっとも、大手の事務所では三次面接が行われることもあると思いますので、その点は説明会やHPでご確認ください。
二次面接が最終面接の場合には、当然ですがその事務所の代表の先生と面接をすることになります。
聞かれること自体は、それまでの面接と大きく異ならない場合もあるとは思いますが、多くの方が緊張されると思いますので(私が面接を受けさせていただいた事務所の先生も、「最終面接は緊張される方が多いです」と仰っていました。)、改めて準備をされた方がいいと思います。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。長くなってしまったので、次回以降はもう少し簡潔にまとめていこうと思います。
内定についても書いていきたいのですが、承諾期限等は事務所によって別々な気がします、、情報が集まり次第、目安のようなものをお示しできればと考えています。
司法修習の書類を頑張って書きます🥺🥺
それでは!
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