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就職活動の悩みどころ②

こんにちは!

消印有効を最大限に活用し、なんとなく速達にして修習の必要書類を提出しました!
ミスがないことを祈ります!

今年は合格証書をもらうための手続も別途必要ですので、合格者の方がご覧になっておりましたら、ご確認ください。

さて、今回は法律事務所の説明会について書いていこうと思います、、、と言いたいのですが、難しい点があります、、

以下で「総合系の法律事務所~」や「企業法務系の法律事務所~」と書きますが、何が総合系で何が企業法務系なのかは正直よくわかっていません、、
実際、総合法律事務所という名前でも、取扱い業務の中心が企業法務ということがあり得ます。

そこで、注意していただきたいことがございます!
以下で「総合系」と書いていても、「企業法務を多く取り扱っている可能性もあるな~」と思いながら読んでください!
詳しい人がいたら教えてください!

お手数ですがよろしくお願いします!


説明会の時期

まずは説明会の時期についておおまかに分類させていただきます。

①大学又は法科大学院在学生を対象として行われる説明会

②予備試験合格者を対象として行われる説明会

③司法試験受験者を対象として行われる説明会

④司法試験合格者を対象として行われる説明会


①大学又は法科大学院在学生を対象として行われる説明会

こちらの説明会は開催していない事務所も多く、情報が少ないため、情報を入手出来次第追記させていただきます。


②予備試験合格者を対象として行われる説明会

こちらの説明会は、予備試験の結果発表直後に開催されます。
注意点といたしましては、数日間喜びに浸っていると応募期限が過ぎていたなんてことがありますので、合格された方はすぐに応募することをお勧めいたします(過去の自分へ)。

説明会を開催している事務所は、五大やそれに準じる大手法律事務所、有名な総合系・企業法務系の事務所が多い印象です。
有名な事務所はだいたい開催されていると思いますので、HPなどでチェックしてみてください。


③司法試験受験者を対象として行われる説明会

こちらの説明会は司法試験直後に多く行われます。もっとも、司法試験直後に一斉に行って終わりというわけではなく、7月上旬頃までは断続的に行われているという印象です。

説明会を開催している事務所は、総合系事務所、企業法務系事務所(外資系も含む。)が中心です。事務所の規模は大小様々ですが、新興形の事務所を除くと、いわゆる小・中規模(?)の事務所(10人~40人程度)が一番多い印象です。

法律事務所以外ですと、商社を中心としていくつかの一般企業が説明会を開催しています。


④司法試験合格者を対象として行われる説明会

司法試験合格発表の直前と直後にこちらの説明会の案内がアットリーガル等に大量に掲載され、合格発表直後から開催されます。
開催している事務所の系統は、③よりも総合系と一般民事系、刑事系が増える印象です。

③と異なる点は、弁護士会の集団説明会が開催されるという点だと思います。一般民事や刑事に興味をお持ちの方は参加してみてもいいかもしれません(私は参加する予定がないため、今後参加した友人から話を聞いて追記したいと考えています。)。

④の注意点としては、③の参加者がそのまま個別訪問に応募し、内定が出てしまうと、④から初めて参加した方の内定枠が減ってしまっている、もしくは③の案内を出していた事務所がもう④では出していないということがあり得るという点です。

特に小・中規模の事務所ですと、毎年数人しか採用しないということがありえますので、希望の事務所がある方は③の段階で参加しておくのが無難です。(特にオンラインならカメラオフで聞いてるだけでもいいので、、)


説明会の位置づけ

一般的には説明会と個別訪問は別個のものですが、一部の事務所では、説明会の最後に個別訪問の案内がなされるといった形で、説明会と個別訪問が連動している場合があります。

両者が連動している事務所では、説明会に参加された方のみが個別訪問の応募をすることができるという場合があります。
「応募したかったのに応募できなかった!!」という事態を避けるためにも、応募を考えている事務所の説明会には出席することをお勧めします。


説明会の活用方法


(-.-)

そうですね。

オンライン説明会5回目あたりの私の顔です。

アットリーガル等に説明会の案内を掲載している事務所の多くが、紛争解決に強く、業務分野が広い、加えて風通しもいいという弁護士界の名だたる事務所です。

ただ、話している側が素晴らしい事務所であるとしても、何回も似たような話を聞いていると、集中力が切れてきてしまう場合もあると思います。

そこで、せっかく参加した説明会を有意義なものにするための例をいくつかご紹介させていただこうと思います。


メモ

まずおすすめしたいのはメモを取ることです。就活メモ帳的なものを用意しておいて、全部の説明会の情報を一元化することをお勧めします。

PCでもいいのですが、説明会によってはzoomのカメラがオンの場合があるので、カメラオンの状態でPCをカタカタしていると、集中していないように見えてしまう可能性もあります。
また、会場での説明会の場合にはメモ帳を使用することになると思いますので、後々両者をまとめるのであれば最初からメモ帳でもいいのかなと思います。

このメモが以下の場面で生きてきます。


説明会に参加した事務所での選考

まず、個別訪問に応募する過程で、確実に志望動機の記載が必要になります。
そのESで他の事務所にも当てはまるような事情を多く書いてしまうと、他の人より成績が圧倒的にいいというような事情がない限り、個別訪問をすることができないということになりかねません。

次に、個別訪問をすることができた場合には、面接の中で弁護士になろうと思った理由や志望動機、興味のある分野等様々なことが聞かれます。
これらの質問に答えるうえで説明会での情報は重要になりますし、事務所側は自分たちと合うかどうかという点も重視していると考えられますので、「説明会で~と伺ったので、私の~という志望動機と合致すると考え、志望しております。」などと述べるときに使えます(容疑者感)。


他の事務所での選考

「他の事務所でも使うの?」

これは個人的な感想かもしれませんが、私は使えると思いました。

選考でよく聞かれる質問として、「他にはどの事務所に応募してる?」「もう内定もってる?」等があります。

例えば面接中の事務所が企業法務系で、他に応募した事務所も企業法務系の場合に、「他の事務所様の説明会で~と伺いましたので、そちらの選考にも応募しております。」などと面接中の事務所と他に応募した事務所との共通点を述べることによって、しっかりと各事務所を調べたうえで応募している就活生的風になり、面接中の事務所で述べた自らの志望動機を裏付けることができると思います。
また、取扱業務はそのジャンルを細分化しようと思えばいくらでも細分化できると思いますので、自分は面接中の事務所と他に応募した事務所の取扱業務が似ていると思っていても、実務家である面接官からみると「うちとは毛色が違くない?(=さっき言ってたあなたの志望動機とマッチしたの?)」ということもあり得ます(私も実際にありました)。
その時に、「他に応募した事務所の説明会では~と伺いましたので、そちらにも応募いたしました。」と自分なりの考えを言えるかどうかで、その後の面接の流れが違ったものになる可能性もあります。


逆質問

「何か最後にご質問等ございm「ございません!」」

くらいのスピード感で返せそうなくらいないと有名な逆質問ですが、他の事務所の説明会で聞いた特徴的な説明を覚えておけば、それを面接官の先生に確認するという形で逆質問を乗り切ることも可能かもしれません(逆質問をしなかったから落ちるということはないとは思いますが、、)。

一例ですが、以前参加した説明会で「企業法務は東京一択!」という趣旨の話をきいたことがありましたので、多くの事務所を持っている事務所の選考での逆質問で、「企業法務は東京一択という趣旨の説明を聞いたことがあるのですが、~法律事務所様は、企業法務を取り扱いつつも地方に多くの事務所を有しておられると説明会で伺いました。地方の事務所での業務の割合として、企業法務はどの程度占めておられますか?」などと述べてみたところ、意外と話が盛り上がった経験があります。


最後に

ということで、今回は説明会の時期、位置づけ、活用方法について書かせていただきました。

今年は大半がオンラインで、来年以降とは少し違った形になったとは思いますが、大枠は同じだと思いますので、参考になれば嬉しいです。

説明会の時期の部分の説明会①につきましては、現在友人に聞いているところですので少々お待ちください。同④についましても、参加した友人から話を聞き次第追記できればと考えております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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