【ドラマ木曜22時】大奥 第十話 それぞれの志ともどかしさ
九話の最後、明かされた家治の真実に動揺する倫子だったが定信からの手紙により、その出生の事実について知る人物を見つけ出す。そこで知らされたのは、家治は徳川の血筋であるということと、家治に告げられていたことは田沼の陰謀による嘘だという事実だった。政の才を持ちながら、自ら堕落した田沼に憤慨する家治。一方で、大奥総取締り役を務める松島にも家治を守りたいと願う強い信念があった。様々に明かされる登場人物たちの過去の中、定信だけはその怒りを鎮められずにいた。ついに、定信の魔の手が忍び寄る。