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【#WJ20】週刊少年ジャンプ2024年20号感想【寿司いくら】

アンケ1:ツーオンアイス2:グググ 3:鵺


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj20】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ20号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【和久井健先生襲来!願いのアストロ!!】

【#wj20】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ20号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【ツーオンアイス完結……!!ぐあああ】


●願いのアストロ 1話

表紙
『新宿スワン』『東京卍リベンジャーズ』の和久井健先生まさかのジャンプに殴り込み!!
わたしが知る限り(ここ20年くらい)、他誌からここまでのビッグネームが移籍してくることはなかったので先週の予告でマジでビビった。即戦力すぎる。
表紙絵、主人公は若干作画のバランスに不安があるものの、ヒロインのおっぱいがでけぇので期待が高まります。
巻頭カラー
あらすじ1ページ目からの見開き。
今後出てくるであろうキャラがたくさん描いてあるタイプの1話扉絵!
ただ、主人公のポージングといい物理法則を無視した全体の構図といいかなり難しい攻めたイラストだなー。
それでいて見づらくなってないのがベテランの技って感じがする。
本編
主人公であり元?極道の世剣組組長の一人息子・世剣ヒバルと、その親友であり義理の兄弟の1人でもある世剣テラスの2人を中心とした第1話。
とにかく全体的にすごく「しっかりしてる」〜〜!!って印象だったな。
まず2人の良さをコンパクトに印象付けてから早々に葬儀に入るのテンポ良くて良い。
で、「二代目世剣組組長に 世剣テラスを任命します!!!」という、まだ10ページ程度しかこの世界知らない読者でも「そりゃ無理だろ…」となるような発表をかましてから、なぜそうなったのかを説明。
憧れの親父→ヒバルは信念のある極道になりたい→でも自分が組長になれば必ず争いが起こる→なのでテラスに任せる……流れるような描写。
親父──組長のキャラ見せからヒバルとテラスの信頼関係、そして個人的に好きだと思った「直情型に見えて意外としっかり考えて決断できるヒバル」までこの流れで描けてるのが無駄がなくて良い。
そこからカラー1ページ目にも出てきていた"流星群"が……まさかの落下!!急展開……!!
飛んできた建造物の下敷きになったテラスを助ける為に能力に目覚めるヒバル……一気にジャンプっぽくなってきた……!風呂入ってるとこらへんまではめちゃくちゃマガジンだったもんな(もちろん面白くはあるけど)。
親父の言っていたセリフがそのまま能力のモチーフになってるのアツさとカッコよさある。でも「拳を弾丸に喩える」って、まだワンピ掲載中なのに!?とは正直ちょっと思った。
吹っ飛ばしたのが敵じゃなくてモノなの、読切じゃなく連載第1話だからこそって感じだ。テラスも無事でよかった。
………と思いきやラスト4ページ、流れ星によって壊滅しきった世界。
少年漫画で本当にシビアな極道を描く……ってのは現代だとコンプラ等々含め割と無理筋に思えるんだけど、こんなふうに世界がまともな状態でなくなれば自警団的役割として正義の極道ってのも整合性保てるし、よく考えられた設定だなと思った。
設定で言うと、
「大事な物を握って願いを懸ければ」
「君にはその銃弾が 君と星とのコネクター」
あたりから察するに、人と願いとアイテムの組み合わせで能力が発現するっぽいよね。多感な時期をシャーマンキングと共に育ったからそういうのめっちゃ好き(マンキンはシャーマン・持霊・媒介)。
主人公たちの好感度も高く、まさかの展開で引き込まれ、2話以降も楽しみ……と、1話に必要な要素が詰め込まれてベテランの強さを感じさせられました。


●あかね噺 106話

クソアフロのくだりの余韻から、朝がお兄さん二ツ目昇進披露の口上へ。
ちょう朝師匠の口上、「俺の自慢の一番弟子さ」とかこんなん言われたら泣くわ普通に。朝がおよく耐えた……と思ったら打ち上げで号泣してた。わかる。
「今日は兄さんの為に集まったお客さん」
そこに関してはちょう朝と泰全目当ての人も多いだろうからほんまか?って感じだけど、それでも普通よりは身内が多くて演りやすい環境なのは間違いないわな。
後半は打ち上げ。
泰全も酔って饒舌、ちょう朝も朝がおと共に号泣──と、みんな本当に良かったねという気持ち。ここにシラフでノリ合わせられるあかね地味にすげーよ。
最後に「宴だ〜〜!!」って感じで大盛り上がりするのはもはや様式美やね。あかねの奥にいる縦セタ巨乳はあかねママ?
これにて二ツ目昇進披露目興行無事一件落着!
……と思いきや最後には志ん太とあかねの1対1。これはまた何を話すのか気になるヒキだねえ。

●超巡!超条先輩 10話

新キャラ、ドスケベ中坊こと伴平助が躍動する回。
平助……スケベ(助平)のもじりか。苗字の由来はBAN?
「最悪の音ゲー」、太鼓の達人と見せかけて765(ナムコ)、876(バンナム)、961(クロイ)、283(ツバサ)とアイマスネタ盛り盛りっていうね。346は無いんだ。
平助の迸るリビドーに超条も女性陣もタジタジなのが面白かったね。
「一応聞きますけど…できるんですか…?透視…?」
「さっ」「やめろってそういうの」
このへんの照れジト目えっちすぎる。これを見せてくれただけでも平助くんに感謝の意を述べたくなる。
てかいちいちエロを感知して絶好球として捉えるの、普段のわたしと同じじゃないか……?
伴平助、わたしを映す鏡なのか……??

「催眠…!?」とか「マタタビ化がエロい」とかは配信で言ってたような気がするし……
中盤は令和のコンプラの話。
「隠しても仕方ないから言うけど そうだよ」とか「顔色──伺ってんすか…?」「掲載誌(ジャンプ)の」とか「平成の余熱」とか次々にインパクトの強いフレーズが飛び出してきて面白すぎる(平成の予熱はトレンド入りしてた)。
いうても昭和のスケベを享受できてた世代ってどう見積もってもアラフォーなので超条先輩は当てはまらない気もするが。まあ中坊からしたら見分けつかんか?
最後は超能力での人命救助。
話題に上がった透視と念動力の両方をきっちり活かしてて綺麗だね。
超条先輩以外にもポンちゃんは道路封鎖と子供引っ張り出し、ローボくんは状況確認と救急への通報、と各々がテキパキと役割をこなしてたのも地味に良かった。
「正しい使い道」を知ってもなおそれはそれとしてエロスの光が消えてないオチも笑っちゃった。
「帰れ」[帰れ] 帰れ──
アオリまで……!?

●アンデッドアンラック 203話

連載4周年記念否定者頂上決戦人気投票結果発表!
…………ファン3位!!?!?!?
なんか「もしかして」とは思ってたけどまさかここまでとは……
ほんでアンディ5位!!?まあ確かに本編での出番はめちゃめちゃ少なくなってるけど……
でもそれで言ったら2位のタチアナはループ後1回も出てきてないからもっと出番少ないんだよな。どゆこと??(アニメで活躍したから、というのもアンディだってそうだしな……)
さては「まあアンディにはみんな入れるやろ」で逆に票数少なくなっちゃったパターンかこれ。
てか1位2位3位の間が140票分しかないの団子すぎない?全然ファン1位あり得たやんねこの票数なら。
6位より下のキャラで言うとショーン7位は大躍進。ギリギリ扉絵に描いてもらえないの、すごく不可視だ……
シェンムイ2票差なのすごい。この2人に入れた人、すごい精度でみんな交互に入れてたってことよね。
あと小説版だけのキャラ、チェーンが結構順位高いな。フィルやイチコより上におる。
今までのランキングと違いすぎる大荒れ人気投票だったけど前回の人気投票から今回までの間にアニメもありループもありで、さもありなんといったところではある。にしてもファン3位(1位2位に激近)はビビるが。
風子1位の牙城が守られたのはちょっとホッとしたかも。
本編
全言語死理取り、不老ことファン……セクシーに見参!
イチコをぷにっとつつくだけで状況を把握したり、一瞥するだけで龍の逆鱗見つけたり、ファンさんめちゃくちゃ魂の扱いに長けとりますね……
「魂の感覚を掴んだ」って言ってたの前ループじゃなかったっけ?と思ってたけど、確認し直したら現ループでも「初めて会った時と姿は変わらぬか… キサマも魂を理解しているとみえる」って言ってたね。めっちゃ先進んでたんじゃん。
そんなわけで身一つで龍完封しててニコイチもドン引き。
「えぇ…」
ここはジーナ戦オマージュかな。
てか1コマで髪編み込んでるの地味にすごすぎる。「キュッ」じゃないが。
龍を処理した後。ニコイチめちゃめちゃファンに馴れ馴れしくて笑う。「ケンカ強ぇーダチ」!?ニコの中ではそういう認識なん?!
ただ当のファンはというと
「このまま言葉を紡ぎ続ければ 無限に強者が湧いてくるのだろう!!」
だ〜めだこれ!
「そうだこういう奴だったー」すぎる。ニコイチ揃ってアチャーしてるの可愛い。
ファンが来て戦いのステージが一つ上がった……というところでランゲージ側も
「Unfade→Evolution」
でフェーズ3に進化!!
ランゲージの見た目も大きく変わって……
眼鏡は取っちゃいかんのでは〜〜!??
大人になっても眼鏡はつけててほしかった……!わたしは別に眼鏡好きってわけではないんだけどなんとなくイメージ的に。
頭上のバベルの塔が完全な姿になってる。フェーズ2の時のは崩れたわけじゃなくて建設中だったってこと?
ルールも追加されてここからはお互い2単語連続でのしりとり……
「Evolutions→Sol→Luna」(Evolutionはラテン語だとEvolutions)
………いきなりラスボス×2!??
ニコイチファンは初見だからリアクション薄いけど読者視点の絶望感やばいよ。
ファン来たし勝ったなガハハってなってたのを一発でひっくり返すこの無法さ、展開うますぎ。
そこからニコとファンの問答。
「ならその女を犠牲に 不忘とやらになれ」
「それなら犠牲は一人だ なぜやらん そんなにその女が大事か」
なんか最近は面白キャラになってたけど、そういえばコイツ前ループではシェン強くするために散々やってたんだよな……そうだこういう奴だったその2。
ただそこからのニコの熱弁、
「一人での限界と…誰かのために進む時のあの力の湧き方を!!」
を否定できず「…」となるところは明確に前ループファンとの違いなんだよな。
「ヤニ吸い」と呼んでいたニコを「ニコ=フォーゲイル」と名前で呼び、「語尾は何だ」と素直じゃない協力姿勢……これは……最強のツンデレ……!!
てか「語尾は何だ」だけで「協力してやる、俺が後に続くからお前が先に何か言え」を伝えてるのセリフの圧縮うめ〜。
そして最後は
「Luna→Absolute nulla」
「絶対零度→東風弾道脚」
と2人のコンボで大打撃!!
てか"東風弾道脚"って今即興で作った技名かよ!??そんなんアリ!??って感じだけど、
「俺の技は世に残り 言葉として刻まれる」
ここまで堂々言ってのけるほどイメージが具体的で強固なら……アリか………ってなるな。
ファン召喚→無理矢理フェーズ3移行→ラスボス×2召喚→絶対零度&オリジナル技
今週お互いやってること無茶苦茶すぎる。
こういう発想力の押し付け合いこそ概念バトルの真髄って感じするよな。
た、たのし〜〜……!!

●アオのハコ 145話

テスト勉強の話。
アンデラの直後で英単語連呼してたから繋がってるみたいで面白くなっちゃった。
雛ちゃんがガッツリメインを張る回。うれしい。扉絵のメガネ雛ちゃんかわいい。
雛ちゃんと晴人という意外な組み合わせでの絡み。
兄貴(柊仁)にムカついた話にも共感してくれるし、普通にかなり真っ当な後輩へのアドバイスしてくれるし、「見た目が可愛い」ではない部分での、雛ちゃんの内面の魅力がバシバシに出まくってたな。雛ちゃんのアスリートとしての強キャラ感好き。
最後は大喜と千夏先輩の家での勉強会。
「花火大会行こう」、なんか暗号(暗号学園のいろはの略称ではない)みたいな伝え方で笑っちゃった。
ハガレンでもこんなんあったよね。

○僕のヒーローアカデミア 420話

黒霧に飛ばされた直後の相澤先生とマイク。
黒と白の話はちょっとポエミーすぎるぜって思っちゃったけど、
「こいつは雄英生のまま死んだ」
「俺たちはヒーロー科の教師だ 雄英生を卒業まで送り届ける」はグッときた。
結局白雲に完全に戻れたわけじゃないけど力を借りられるようにはなったってことなのかな。
避難所にワープする相澤先生。
戦線に出るために戦えるヒーローを集めて……
ここで名乗り出たのは元デステゴロさんと……まさかの過去作『戦星のバルジ』主人公アストロ!?いきなりのファンサでびっくり。今後も描写あんのかな。あと物資、包帯とかタオルは役立つかもだけど脱いだTシャツ渡されてもじゃない??
終盤は「分断作戦フェーズ3」……AFOと対峙。
相澤先生が持ってきてたのはエリちゃんの角……!
「せいぜい2〜3分程度」の巻き戻し……十分すぎる……!!デクの腕復活!!
こないだエリちゃんちょっと出てきた時、出撃してもモヤるし出撃しなくてもじゃあ何のために出てきた…?ってなる……って言ってたけどうまい落とし所にしてきたな。
そして最後には集結する仲間たち!
A組メンツが周りに集まってるけど、よく見たらギャングオルカとかバーニンもいるしこれマジで総力戦になるなさては!?
ラストバトルらしい盛り上がりになってきたなあ………!!

○僕とロボコ 181話

アカネの兄、緋丸(あけまる)の話……と見せかけてなんだかんだガチゴリラの話。
アカネが最近冷たいのはキミがノックしないのが悪いぞ。
こっそりガチゴリラを尾行して素行調査するものの案の定聖人。
ただコンビニの商品陳列し直しは普通に迷惑の可能性あるからやめといた方がいい気がしたぜ。店員は仕方ないとしても他の客が触った商品は買いたくないし。
最後のなぜか動物が集まってくるのは笑った。どことなくディズニーっぽい動物たち。
しれっと犬近さんもいるしね。アンタは犬っぽいだけのただのオッサンだろ。
よく考えたらアカネが取り沙汰される回でホラーじゃない回って久しぶりかも。

○SAKAMOTO DAYS 162話

南雲&スラー。
冒頭の坂本とウータンの回想からしても、今週後半の会話からしても、スラーの中の赤尾はスラーが作り出した人格……というのが主たる見方っぽいんだけど、「(南雲が)隠密の名家の跡取り息子」とかってスラーには知り得ない情報なのでは?とか麻樹の反応が何か知ってるっぽいとか……有月の中の赤尾、みんなが「有月が作り出した人格」って思い込んでるだけで実は本物の赤尾なのでは?って思うんだけどどうだろう。
「マイペース 一方通行 デリカシー皆無」「赤尾だ…」
ここ南雲ちょっと引いてるの笑った。
そこに坂本参上。
「お前だけ変わってないな」「いやふたり変わりすぎでしょ」とか、最後の「穴せめー!ってオチかと思ったらガバガバかよ!!」「坂本君が太ってたおかげだよ〜〜」「だまれ」とか今も3人仲良しなのすごい微笑ましいな。赤尾本物でないかもとはいえちょっとほっこり。
地下から脱出する時、麻樹はどうしたんだろそういえば。なんだかんだ脱出してそうだけど。あと赤尾が心臓の左右がどうとか言ってたのも気になる。
最後には切断されたドアノブ……
……篁さんだコレ……
演出がホラーのそれなんよって思ったけどまあ篁さんけっこうホラーみたいなもんだしな……

○鵺の陰陽師 46話

センターカラー!
今回本編メインの学郎と周防先輩。
躍動感あって普通にめっちゃ良い扉絵だな。
学郎カッコいいし周防先輩でっけ……
コミックス4巻の書影も公開。表紙は四衲。こちらもオシャカッコよくて良いイラストだ。
本編
教室に学郎を呼びに来る周防先輩。なんか顔に変な線残ってるな。下描き消し忘れ?
またしてもモブが「俺すか?」ってやってるけど、膳野は以前と違って呼ばれてるのが学郎だと分かってるし"そういうのじゃない"こともわかってる。所謂後方膳野面ってやつだ……
学郎周防は鵺さんのもとに。早速修行だ。
学郎の修行はスイミーの目の部分だけを柱刀骸街で斬るというもの。精密動作性向上!って感じやね。よくよく考えると結構地味……だけどまあ一段階目だしね。
中盤には陰陽寮のお偉いさん方の会議。
みんななんか人間離れした雰囲気漂わせてるな〜………って代葉ちゃんちのクソハゲおる!!思ってたよりちゃんと地位があったのね。
再び学郎。
初日の修行を終え、後半は周防先輩との共同生活。
湯上がりリラックス状態の周防先輩……絶対いいにおいするやん……
一方学郎は仕切りに入浴報告にといつになく童貞力が大爆発。
「実は…先輩の入った風呂に入ってしまいました」バン
バンじゃないが。
真っ直ぐ誠実なのは学郎の良いところだけどこれはさすがにキモさが勝っちゃうぜ!?
周防先輩も思わずクソデカ溜息。
「てかそんなん気にするって中学生かよ」
マジでそれはそう。
でもこれまでの加点があるので童貞臭がエグくても「面白いヤツだな」で済んじゃうんだな。危ねえ危ねえ……
てかササミカオマンガイって何!?知らん料理屋!!
終盤は就寝タイム。
鵺さんの謀略により学郎と周防先輩は1つのベッドに……
薄々思ってたけど、鵺さん明らかに趣味で若人たちをくっつけにかかってるよね?「生の映画を観ているようなモンだよ…」みたいな。
爆緊張してる学郎に対して周防先輩はウッキウキ。
「せい」ツン
「うおおっ」ドクン
学郎のリアクション笑う。反応良すぎる。
「おー成程ねー良いヤツだ」の周防先輩アイコンいつもの髪結ってるverなの地味ミス……コピペの弊害かとと思ったけど他はちゃんと髪下ろしてるアイコンだし、ここだけコピペってことあるかな?
「じゃ──つーかお!」といいコチョコチョといい周防先輩大はしゃぎでかわいいなあ。さすが異性との適切な距離感を理解している周防先輩だぜ!
そもそも誰かとお泊まりが初めてで浮かれてるというの自体がかわいい。
と、ここで……!!

うっかり乳を鷲掴み………!!!

アザーーーーーーース!!!!!!!
重量感ある乳揉み……!王道のお色気……!!これぞ平成の予熱……!!!
しかも不意の乳揉みへの反応が
「バカ」
なのめっっっちゃくちゃかわいい。
こういう時の反応としては「エッチ」とかがメジャーだけど、それだとちょっと余裕のある感じがあるというか(海回の代葉ちゃんとかまさに)、「バカ」だとマジで咄嗟に出た感があって超最高。この全く余裕のない恥じらいの感じね。
そもそも単純にびっくり照れ顔が爆かわいいし。
最後は鵺さん陰陽寮へのアポ。
祭祀刀が必要なのか……それは確かに陰陽寮も簡単には渡してくれないだろうなあ。
てかしれっとレベル4幻妖陰陽寮に潜入しちゃってる!!一番好みの子!
「確実に幻妖を察知する我々の「目」」……ガバガバですやん………

○ウィッチウォッチ 152話

ニコのおゆうぎ会の話。
冒頭カンちゃんの側転、側転じゃなさすぎて笑った。そりゃできんわ。
おゆうぎ会当日はニコの友達の弓ちゃんのお母さんの視点で乙木家を見るという流れ。
ただ、後半のおゆうぎ会パートに結構尺を割いてたから弓ちゃんママのくだりが思ったより短くてもったいなかったな。もっとやれた気がするんだけど。
おゆうぎ会パートも正直自分がまだ親の気持ちに感情移入できる心持ちじゃないからそんなに…って感じだったしなー。
てかもうすぐ卒園なの早いね。
まだ全然幼稚園の友達掘り下げてないけど飛び級みたいな感じっぽいし一緒に進級ってわけにもいかなそうだよなー。

●夜桜さんちの大作戦 222話

冒頭、起こりうる一つの可能性のグレ双子。
これはひふみじゃなくてもあるふぁのツラ良すぎて困るな……
太陽六美が激凹みしてるの面白。
で、この映像を見られるのはあるふぁの開花、「予知」によるもの。
前回意味深に引っ張った割にはヌルッと明かしたなあるふぁの開花。
今週前半はほぼこの「予知」についての解説。
具体例でタンコブ作らされる凶一郎かわいそう……でもないか……別に……
直近の予知は100%だけど遠くなればなるほど精度は落ちると。そうなってくると全滅エンドの予知がどれくらい先の話なのかが気になるね。
てか待って「超エロレイヤー四怨」……!!???
く、詳しく!!!!!!!

 後半は旦サイド。
「シフォンケーキが上手に焼けたから襲撃することにした」
そ、そんな理由で……!?
まあドカベン作者の水嶋新司先生はバッターのスイングが上手く描けたらアウトの予定の球でもホームランにしちゃってたらしい(要出典)しそういうもんか……?
襲撃を誰より早く察知して撃墜しにかかってる二刃お姉ちゃん、「ピッ」かっけえ〜〜
そもそも旦の拠点の概要について突き止めていたのは太陽。すっかりできるスパイになって……(アニメで1話から見返してるとすごく成長感じる)
双子は安全な場所でお留守番みたいだけどせっかく開花したし絡ませたいよな。どうするんだろ。

●キルアオ 49話

時は遡り、着ぐるみの人に十三が引っ掴まれてるあたりから。
元妻こと瑛里さん、キルアオヒロインズの中で一番好き。ライダースの中に押し込められた巨乳……
十三が大人の姿に戻ってたのも瑛里さんが薬を開発して持ってきてくれていたため……有能すぎん??
猫田と通信するため十三の眼鏡を受け取って。眼鏡も似合うな瑛里さん。
ねるねるねるね、微妙にウィッチウォッチとネタ被ってて笑った。
後半は十三と桜花陽一郎。爽やかで理想の父親〜なところをこれでもかと見せつけてからの
「ノレンを壊して他の子達を始末して 何も思わないのか?」
「何も 僕には関係ないし価値もない ただの仕事ですし」
はSUPERサイコって感じで不気味さ強まるねえ。
そこからは戦闘。
車内というあまりにも限定された空間での激しい撃ち合い、緩急もあってめっちゃカッコいいなあ。洋画みたいなアクション。
十三は車外からの刺客も相手取りながら、陽一郎は運転しながらと、お互いにハンデを背負った上での戦いで両者格が高い。
十三はタバコふかしてるし、陽一郎は「注射少しナナメになっちゃいました」とか言ってるし、お互いに余裕も覗かせてるのがまたカッコいいんだよな。
今まで全部の中でもかなり見応えある方のアクションだったんじゃな〜い!?

●逃げ上手の若君 153話

尊氏の執事と時行の執事の話の後は顕家の執事、春日顕国メイン回。
自ら囮になり顕家軍全体が立て直す時間稼ぎをする策を打ち出す春日。
案自体も献身ぶりも先んじて根回ししてるのも有能さが光ってるなー。
春日がコンタクトをとっていたのは楠木正成の息子、正行(まさつら)と正時(まさとき)。今作では時行の名から名付けられたという演出をされていた2人だね。
この2人自体は戦力にはならないものの、今の顕家軍にちょうど足りていない地盤……拠点を提供してもらえるってのは渡りに船。しかも向こうも向こうで兵力が無くて困ってるので持ちつ持たれつって感じやね。利害が一致するのは信頼しやすくて良い。
中盤にはやはりキモ怖い尊氏のパートを挟み、終盤は細川顕氏。
師直の言うことは聞かんし顕家軍のことは舐めてかかるし短い尺の中で迸る無能さ。
すげ〜良いテンポで倒されてて気持ち良いね。
いらんこと言ってたせいでチンコも丁寧にされちゃうし。
………「歩く作画手間」は松井先生の本音だろ!!まあ実際描くのめっちゃめんどくさそうだけど……
花吹雪での賑やかしやらされてる主人公もちょっと笑った。

●カグラバチ 29話

冒頭知らん神奈備のお二人。
お姉さんの方は新人さんかな?初々しくてかわいいね。呪術の三輪ちゃんみある。
さて今回のメインはチヒロと緋雪。
「潰し合う気だ」しか文字のない、2人が迫る見開き……からの向かい合う大ゴマま〜〜じでかっちょええ〜〜!画面作りがいちいちクールすぎるんよ。
そこからは多福の作った結界の中での対話。チヒロと多福が会釈しあってるのなんか好き。
緋雪たちの目的は真打を確保しながら、チヒロも死なせず保護する……チヒロが死んだら淵天が誰でも使える状態で世に出ちゃうわけだもんな。それはあかんわ。
で、"交渉"に出るチヒロ。
まずは「俺の持つ情報は必須になるぞ」と揺さぶりをかけるプラン。
そして「真打は落札する」と聞いてその揺さぶり方が無意味と分かったら次は正義感に訴えかけるアプローチ。
相手の反応に合わせてその場で交渉の道筋を切り替えてるのチヒロめっちゃ賢いな……
しかも以前の緋雪とのやりとりを踏まえて緋雪にそのアプローチが効果的と分かった上でやってるからマジで切れ者よ。
イライラが限界に来た緋雪。
「全部まとめて うちがぶっ潰す」
緋雪さん、すぐブチ切れるけど神奈備としての職務とか大きな力を持った責任とかは放棄しないの偉いよな。
多福曰く「多分…お前が淵天と真打を回収し終わった後に 殺そうと決めたんだろう」と通訳。
ここ多福がまとめてくれたから一気に話分かりやすくなったなー。
要は「ここは見逃してやるからさっさと真打回収してこい」って話よな。
それどころかラストには背中合わせでお互いモブを一掃!!
まさかの共闘展開……!
多福空間に飛ぶ直前からの続きで各々無双しててとにかくめちゃくちゃカッコいい見開き!クゥ〜これこれ〜〜!
このバシバシにキマってるアクション見るとカグラバチ見てる〜って感じするわ。
ちなみに多福空間は1対1の決闘で決着つくまで外に出られない仕様なので、適当な雑魚捕まえて対象にとってたっぽいな。かしこ。

●グリーングリーングリーンズ 19話

コンペ後。モチベ激高の珀。
またコースに行きたがるモチベ激高の珀に対し、みんな来週大会あるから無理と藤堂さん。
そこに王賀さんの提案。
「八枝崎君 ついてくる?私のキャディとして」
キャディ!その手があったか!
ゴルフであることを活かしてるなまたこれは。
その後の珀はクラブ沢山借りて何してるのかと思ったらキャディの練習。
「ちょっとでも気持ちにゆとりを作ってですね!?」「空いた隙間にめいっぱいゴルフ詰め込んで帰ってくるんですよ」
考え方良いな〜。がむしゃらに、今の自分にできるだけの努力をやっている感じが見ていて気持ち良い。
最後にはもう大会当日。テンポ早くていいね。
周りの声シャットアウトして深く集中し、強い意志を感じられるシンプルな短い言葉と鋭い眼光がカッコいいな王賀さん。
珀はあくまで見てるだけになるけどどう学びと漫画的見せ場を作っていくのかな。

○読切 MM-ミリメートル-

ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者は2021年24号『No one knows』、2021年47号『見エナイ娘』の片岡誉晴先生。
ボーイミーツガールの切ないドラマが続いた過去作から一転してド真ん中のスポーツもの。
卓球五輪選手の父親の戦いを観戦する主人公……という構図で親父の試合がメインで描かれたわけだけど、試合もドラマも尺不足で中途半端になってた印象だったし、それならいっそ親子って構造にせず試合描写に振り切った方が良かった気がするなー。
15ページで描くにはちょっと題材が噛み合ってないように感じました。
あと動いてる絵がちょっと硬めでやや躍動感に欠ける印象もあったかも。
見やすく線も綺麗で良い画風なんだけどね。

○Dear Anemone 9話

皆月さんvsカマキリの後。
黒川さんのド天然に「乗っかっとけ!!」って感じの皆月さん笑った。
「……!!!」の表情めっちゃ味がある。
今回のメインは鉢植・アネモネvsロベリア。
アネモネ捕まってる上にアルカロイドで大ピンチ。
回想曰くアネモネを花の姿に戻したのは他ならぬロベリア……「戻した」ってことは元々はただの花だったってことだよな。
踏みつけにしてやった……のを見てる何者かは善生くんのシルエットだよねこれ。
後半は復活の鉢植。
鉢植が踏みつけに割って入ったところ、今週の鉢植の見せ場のはずなのになんでこんなちっちゃい絵なんだ。線もゴチャついてるし何描いてあるか理解するのにマジで時間かかった。
しかも「胴体千切れてたよね」も(そうだったっけ……?)だし、「ツタで体を繋ぎ合わせてる……?」もカメラが近すぎて全然わからん。これどこの絵?脇腹?
とにかく伝え方が上手くないので分かりにくいな……
でも最後"進化"というテーマを踏まえて"深化"ってフレーズにしてきたのは好きだったかな。

○累々戦記 18話

蒼葉vs禅。
……の前にデカブツの処理。
何やってるかすごい分かりにくいから正直推測の域を出ないんだけど、羽(生えてたんだ…)を消してクソデカい矢(Gペンみたいな形のやつ)(矢…?)を出したってことでいいのかな。
絵うまいのに見せ方が……
その後は累との和解回想を挟んで禅とのぶつかり合い。剣をいっぱい出して全部で戦うのはビジュアル的にもハッタリ効いてて結構好き。
だし、その後の蒼葉と禅の精神世界でのやりとり→"剥 滅"も、蓄積足りてないなりに良い感じの雰囲気は出せてた気がするな。ここは絵の上手さがかなり活きてる。変にややこしくない構図なのも功を奏してそう。
そうして禅を無事撃破し、展開的には次回ハッピーエンドかな〜と思っていたら……まさかの不穏な展開!
どうした……!?

○ツーオンアイス 28話(最終話)

最終回単体での振り返り

12/25、全日本フィギュア選手権。
取材でテンパる隼馬に対し、綺更の慣れた受け答えからのドヤ顔笑う。
隼馬もこれでムッとするでもなく「カッケすぎない?」「まあね」と続くのあまりに気心知れてて良い関係だな〜。
自由滑走ではお馴染みの面々が練習を。天雪のデビュー戦を見に来てたであろうモブがペア観戦古参になって「ユキ様いなくても大丈夫だと思うよ だってペアは面白いもん」とまで言ってるの静かにアツい。
4P目からは天雪サイド。
ゴミ女ちゃん、やはり天雪トレース特化……綺更にとっての隼馬的存在だったね。神を降ろしてる時のゴミ女ちゃん顔つきまで天雪トレースしててカッコいいじゃん……ここでトレースしてるのは20話の地獄の門のところか。
でも天雪と接してすぐ限界になってて笑った。もっとこの2人の絡み見たかったぜ。
公式アカウントでの作者メッセージ曰くゴミ女ちゃんは実は全部で10ページくらいしか出てきてないらしい。嘘だろ……!?

その後は元コーチの常呂と天雪の会話。常呂、解雇されたのにねちっこく天雪を地獄に引き戻そうとしてて嫌すぎる……
最終回でこんな尺割いてここ描写する?って思ったけど、まあ描きたかったんだろうなあというのと、掬い上げられる天雪というのを強く予感して欲しかったからこそ底を深くしてきたのかなと。
「峰越隼馬と話したい………」
思ってたより天雪に隼馬の純真さ刺さってたな……

そこから隼馬たち──ペアの選手たちの円陣。このめちゃくちゃ優しくて素敵な仲間たちと心を一つにして戦いに臨む感じ、すごい良いな……
全員が仲良くて信頼しあっているこのコミュニティめっちゃ好きだ。
円陣の後は第一滑走の準備をするきさはゆ。
その前に隼馬の所信表明。
みんなが自分をこれまで守ってくれていたように、今度は自分が先頭に立ってみんなを守る……隼馬もペアのことたくさん知って、こんなこと言えるくらい立派になったんやね……と思っていたところにさらに綺更。
「ペアなんだからさ 隼馬が先頭で歩いてても 私だってその横に「並んで」るんだよ」
うわあめちゃくちゃ良いなそのセリフ……!!一人じゃないよ私もいるよっていうペア競技ならではのセリフ。さらに
「苦しい時も私が傍で寄り添って 傷ついた自分を愛せるようになるまで一緒にいてあげる」
綺更が言うと重みが違うな……!!
このセリフに関しても辛さ苦しさ乗り越えて今度は自分が……!というところにまで至った綺更の成長を感じる。
そして各キャラたちを最後に少しずつ描写し、最後は『道』を演じる早乙女綺更 峰越隼馬ペアで〆……!
最後にまた『道』が来るのもニクい演出だね……!作品が終わってもこの2人の今後のスケート人生の存在を感じさせるというか。
最終回、天雪のダークパートが長くないかい!?とは思ったけど、そこも含めて描きたいものと描くべきものの良い落とし所をうまく見つけた締め方だったのかなと思った。
救われていない者たちへの救いを予感させ、フィギュアという競技自体に希望を感じられるラストだったのがこの作品のメッセージ性を強く感じたような気がした。
最後はきさはゆでキッチリ締め、作品の着地も綺麗に決まったという印象でした。

作品全体の振り返り

魔々勇々に続きこちらも終わってしまったか……!と残念な気持ちでいっぱいです。かなり好きでアンケも入れていたけど……(魔々勇々と同じく、暗号学園とアスミ優先で途中からしかアンケ入れられていなかったのが悔やまれる)
フィギュアスケートという題材にとにかく真摯だった印象で、きさはゆと2人を導く先輩たちで光の面を描きつつ、天雪サイドで闇の面も描くという「逃げなさ」は個人的には高く評価したいところ。
光側、主人公コンビきさはゆの微笑ましいやりとりや等身大の成長は心和ませながら見られたし、先輩たちの温かさは「この作品のペア競技者界隈……楽しそうでめっちゃいいなあ……」と素直に思わせられた。
対照的に闇側、天雪周りについては想像の遥か上を行くグロテスクな背景をお出しされて、最悪のラスボスだった天雪の印象がひっくり返ったのはいっそ気持ちよかったよね。
光を描くにしても闇を描くにしても逸茂先生の強みである「繊細な心情描写」は作品全体でずっとその威力を発揮し続けていたように思う。
「男女差」というところもひとつ大きなテーマになっていて、そのテーマに繰り返し触れることでペア競技およびサイドバイサイドがなぜ難しいか、なぜ魅力的か、なぜ尊いかという話を色々な角度で描いていたのも好きなポイントだった。
また、スポーツものでありながら「芸術表現」としての側面を強く持っているというのもフィギュアという題材ならではで、各々の思想や経験の演技への反映は面白い見どころだったように思う。
あと今読み返しても序盤のテンポの速さが地味にすごくて、それでいて無駄も無くちゃんと面白く進行しているのも評価したいポイントかも。

ただ、軌道に乗れなかった理由が分からんかと言われるとそういうわけでもなく、心当たりは確かにあるにはあって。
まず初見読者に向けてのフックの弱さ……特に大きいのはこれかも。題材、物語のあらすじ、メインキャラたちの設定とデザイン……どれも読み始めたらちゃんと好きになれるように作ってはあるんだけど、読んだことない人が「おっ 読んでみようかな」と思えるような直感的なフックにはなれていなかったなと。分子(ハマる読者)を増やす力はあっても分母(そもそも読んでくれてる読者)を増やす力が足りなかったイメージ。
序盤の絵の力の弱さってのもそれの一因なのかもしれない。演技がそんなに魅力的に見えなかったり、綺更があんまりかわいくなかったり(どちらも話数を重ねるごとに魅力を増していってはいたんだけど)。
また、話においても、プログラムに使用する楽曲と演技を行うキャラの内面とのシンクロ……というのが(個人的にはこの作品でもかなり好きだった部分なんだけど)まあまあハイコンテクストなので直近1、2話だけ読んでみてる読者にはついていけないと思わせてしまうのかも……とか。そこを絵の力で無理矢理説得できればクリアできてたんだろうけどまだそこまでの力は無かった感。
最近のジャンプでつとに思うのは、「文脈を理解していれば死ぬほど面白い」だけだと生き残れなくて、「文脈を理解していなくても楽しめる(し理解していればさらに面白くなる)」にならないといけない環境なのかなあということ。
最近の生き残ってる作品、あるいは評価されてたのに生き残れなかった作品の両方を眺めていると如実にそう思う。
この作品が軌道に乗れなかったのはそうした部分がうまくいっていなかったからだと思っていて、よく言われてる「ジャンプ向きじゃなかった」「掲載紙が合ってなかった」というのは個人的にはあまり本質的な部分ではないような気がしている。ルリドラゴンとか全然ジャンプっぽくないけど売れてるしね。
そういうところが出来ていればジャンプでも勢いつけられただろうし逆に出来ないままだったら他紙でも厳しい結果になってたんじゃないかなと。

とはいえ、魅力をバシバシに発揮しまくっていた超絶面白い作品であったことは間違いなくて。
キャラ、演出、雰囲気といくつも魅力的な部分があった中で、何よりここまで精緻なキャラクターのドラマを描くというのはなかなか出来ることではないと思うので、間違いなく逸茂先生ならではの強みを読者に印象付けた一作になったなと感じています。
ぜひまたいずれパワーアップした逸茂先生の作品を読んでみたいと素直に思いました。
ということで……逸茂先生、お疲れ様でした……!
次回作待ってます!!
ゴミ女ちゃんの行く末ももっと見たかった……!!


◇次号
週刊少年ジャンプ21号

表紙&巻頭カラー
新連載 極東ネクロマンス
『ALIENS AREA』の那波歩才先生帰還!那波歩才は好きなんだけど……死霊術師、対魔物……ちょっと不安!!

センターカラー
アオのハコ
夏休み突入!花火大会はまだかな。

願いのアストロ
2話センター。1話ヒキからどうなるかかなり気になるところ。

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