【#WJ17】週刊少年ジャンプ2023年17号感想【寿司いくら】
アンケ1:暗号学園 2:人造人間 3:アンデラ
ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj17】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ17号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【シャンクス強すぎ】
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【#wj17】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ17号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【芦戸と心操アチィ~!】
●ブラッククローバー 355話
表紙
連載8周年突破&映画公開記念(つってもまだ3ヶ月あるやん)表紙!
振り返るアスタを断魔の剣を背負った背中側から描いたアングル。
今や頼れる主人公!って感じででっかく見える背中、いいねえ。
ひっそりいるリーベかわいい。
巻頭カラー
巻頭カラーはなんと映画ポスター風。
いつもと塗りがかなり違ったので、アニメの方のポスターかと思った。
田畠先生こういう塗りもできるんだ。構図もかなり普段やらなそうな映画らしい感じ。
本編
ルシウスと聖騎士がクローバー王国に襲来、の前回の続きから。
ジャック、土手っ腹にあまりにもデカすぎる穴が空いててもう無理だこれ……
その後もヴァンジャンスがすごいテンポで敗北。ジャックは不意打ちだったのでまだしも、ヴァンジャンスは無策で突っ込んでやられてるのでそれはあんまりじゃない……!?
言うても格高めの団長たちがあっさり2人もすぐやられるのは絶望感というより残念感が強いかも。
そこからさらに聖騎士たちによるクローバー王国全体を滅ぼさんとする上空からの広範囲攻撃。
これをエルフ編のユリウスとほとんど同様に防ぐユノ。かつての魔法帝と同じやり方で皆を守ったのは「魔法帝になる」という強い意志が表れてるように見える。そもそもそれが可能である実力も魔法帝に限りなく近づいてるってことだしね。
ユノ視点まだアスタが生きてることは確定してない(よね?多分)し、その他にも何もかも許せないことだらけのはずなんだけど、そうした"怒り"ではなく「オレが魔法帝になる男だからだ(だからお前を超えて行くぞ)」(ってニュアンスだよね?)と前向きなモチベーションでルシウスを倒そうとしているの、ユノもアスタに負けず劣らず"光"って感じで、「もう一人の主人公」みがめちゃくちゃ強くて良いなと思いました。
それにしても、巻頭に合わせてアスタ帰還かと思ってたけどユノの回とはなー。
減ページもあって団長たちがあっけなかったのは残念だけど。
●ウィッチウォッチ 102話
全然知らないキャラから始まったので何事!?ってなったけど顔が良いのでええか……ってなった。
見た目が特徴的なのでヤバい女かと思いきや、本当にヤバいやつ相手にたじたじになっちゃう意外と普通の感性の子。かなり今流行りの感じだ。これを冒頭3ページで理解させてくるの地力を感じる。
で、今回はこの女の子がジキルとミハルの秘密を知る回。
……薔薇に挟まる女じゃん!!!!!
ジキルとミハルの関係、正直わざとらしすぎるくらい露骨にBL匂わせなんだけど、今回は違法薬物アンジャッシュの皮を被せてそこにツッコんでた。
「キマるぅ〜〜」「何でキミが!?」
は普通に笑っちゃった。
で、ラストはまさかの女の子がロボットというオチ。ヤバい女に見せかけて普通の女……と見せかけて本当にヤバい女という幾重ものひっかけ。イチゴーキにかぶせて来てるな
フランケンシュタインモチーフのキャラか〜。
ラストコマのミハルと不乱、あまりにもコッテコテのやりとりすぎる。
●ONE PIECE 1079話
冒頭ちょっとだけエッグヘッド。
ヨークが裏切る前の裏話ですね。
S-スネークに自分を石化させておいて人目のない時に解かせる……大体考察されていた通り。
サムズアップするS-スネークかわいい。
からの今週の本題、エルバフのキッド海賊団。
迎え撃とうとする赤髪傘下の海賊たち、キッドのリアクション的にもその後のシャンクスのセリフ的にも新世界後半のレベルにはそぐわない弱さのやつらばっかりらしい。
そんなやつらが大勢いるのに守り切れるだけの強さがシャンクスにあるって話なんだなこれ。実際今週はそういう話だったし。
で、エルバフに向けて初手ダムド・パンクを構えるキッド。
シャンクス、当然見聞色の覇気もエグいので未来視もできる。
ダムド・パンクによる甚大な被害を予見したシャンクスは……
キッド瞬殺。
うおおおおシャンクスのちゃんとした技名のある技だああああ!!とテンション上がったのも束の間、なんとこの一撃でキッドだけでなくキラーもダウン。
この2人が落ちただけでどうにもならなくなるの、キッド海賊団の層の薄さ感じちゃうな……
終いにゃドリーとブロギーによる追い討ち覇国で船ごと粉砕されキッド海賊団、壊滅。
ワノ国編でかなり長いこと運命を共にして戦ってたキッドがこんなにもあっさり退場(厳密にはまだわからんけど)するとは……思ってたよりもシャンクス強すぎるな……月曜のTwitterトレンド「シャンクス強すぎ」が長いこと1位だったしな……
未来を見たシャンクスにガチ焦りさせられるくらいなのでキッドもしっかり強いんだけど、それ以上にシンプルにシャンクスが強すぎるんよ。
TLは今回を受けてバルトロメオの身を案じる人、Mr.3を再評価する人、FILM REDを改めて噛み直す人とバラエティ豊かで面白かったです。
●あかね噺 55話
前座錬成会。…の前に早速新キャラ2人が登場。
阿良川嘉一さんと阿良川きん玉けん玉くん。けん玉くん、見た目と性格的に女の子かと思ってたけど一人称的に男の子か。まだ僕っ娘の可能性もあるけど。
嘉一さん、第一印象だけちょっと怖かったけど話してみると気さくな良いおっさんって感じで好印象。なんなら落語中にキリッとするという変身を残してる。
話を回せる上にムードメーカーに解説役まで出来て便利キャラだね。
玉ちゃんは見た目的にも「ウチの師匠はホントにヤバいんで!!」とかあざといな〜って思った。
中盤には他の前座たちも大集合。
……あれ?ひかるちゃんいないなあ。メタ的に言うと今回は嘉一と玉ちゃん登場回だからゴチャらないように控えさせてるのかな。
総勢18人って言ってるのにせいぜい10人くらいしかまだ出てきてないので2日目に登場するんだろうな。
テンポよく進んでて良いねえ。
あと、103ページの「ちょっと恐過ぎじゃ」のコマのあかねのおっぱいがとても素敵だと思いました。
●SAKAMOTO DAYS 112話
坂本過去編、キンダカ&3バカによる護衛任務。
前半は突如おっさんの中から生まれた母娘の掘り下げ。
殺連会長の妻(と娘)とはなかなか重要そうな人物。
「裏社会の人間が一般人と結ばれることの危険性」については後々を考えると坂本にも関係のある話だ。
このみちゃんに対する3バカそれぞれのアプローチも個性が出てて良いですね。南雲のタトゥー手書きなの一瞬信じて「えッ!?そうなの!?」ってなっちゃった。このみちゃんは騙されなかったのに……
坂本の一発ギャグ「デブの殺し屋」、単体のユーモアとしてはナニソレなんだけど、将来本当にデブの殺し屋になることを知ってる読者からすると面白い。読者と幼女にだけウケるギャグ、テクい。
それに伴って「今の坂本、子供にウケると思ってるから太ってる説」も見かけたけどわたしは普通に幸せ太りだと思うな。
後半は新たな刺客と交戦。
手榴弾を車の床ぶち抜いてひっ掴んでマンホールの中に捨てて無効化……ってどんな生き方してたらそんなん思いつくの!?
毎度毎度鈴木先生のアクションの発想力すごすぎ。
○アンデッドアンラック 152話
センターカラー!
本編の内容に伴って風子とビリーの西部劇風イラスト。夕暮れなのが雰囲気あってかっこいいね。
あと西部劇といえばタンブルウィード(転がる草)だよな〜!って謎に嬉しくなっちゃった。
背景の空に色々描いてあって意味深ですね。飛んでるのは……ロケット?
アニメ続報
AnimeJapan2023で新情報が発表!
ティザービジュアルの組織メンツ良いねぇ〜!!ニコおじ笑顔すっご。
そして放送開始が10月と明言!半年後か……!現実味帯びてきた!
CVとかPVの追加発表は無かったね。何かしらあると思ったけどな。
本編
言っていた通り風子ビリーの早撃ち対決。前回の時点では言うてもさすがにビリー有利すぎん?って言ってたけどここまでハンデ盛り盛りだったら勝負わかんないかも……ってなる。
ここで前ループの不公平発現エピソード。
やっぱ戦闘中にUNDECREASEコピったんだってのは予想通りだったけど思ってたより悲劇って感じでもないね。
前々から断片として出てた墓前ビリーも戦争で失った仲間とかじゃなくてまさかの妻と娘が交通事故だった。
で、「オレは"不可信"」と自分を偽るビリー。その後のテラークリードとの会話からしても、組織メンバーすら自分が守るべき弱き者だった場合に備えて最初から裏切りが可能なようにしてあった─って感じかな。
裏切り回の振る舞いはやはり嫌われるために意図的に地雷を踏みに行ってたみたいですね。
ちなみにペンダントの点字の内容は「WE LOVE YOU」妻と娘からのメッセージか。
「ボクはもう失うものが無いからね」と嘯きながらも、その次のページを見ると組織ともアンダーとも共に過ごしててむしろ人一倍失うものが多かったんじゃないかとすら思えるね。
だからこそ自分だけが犠牲になって皆を守れればそれが一番良いという思考がより強固になっていったんだと思うんだけど、風子の「あなたの優しさは不公平です」っていうのはそういう点を指摘した言葉なんだと思う。
「ビリー自身が勘定に入ってないのは公平じゃないだろ」っていうね。
だからこその「私はあなたの公平さを否定する」になるわけだ。
そこにバランスを崩し墜落するディスクは"公平さの否定"としてかなり象徴的。
てか追憶弾の仕様よく分からないけど、ディスクにもニコにもそれなりに思い入れ強そうなの大丈夫か……?
ディスクの墜落という緊急事態にテラーの安否を確認するビリー。でもテラーは無事であることを伝えられないのよ。
ボイドはビリーがテラー助けにどっか行かないよう不可避で止めに入るの判断優れててカッコいいですね。しかもこれ移動は否定してるけど早撃ちは否定されないんだよね。回避行動にあたらないから。ようできてる。
でもって、仲間たちが風子を助けないのは風子なら大丈夫だという"信頼"があるからというね。
仲間の強さを信じられなかったビリーと、仲間と互いに信じ合っている風子という明確に対比の構図になっている。
不公平だけじゃなくて不可信にもかけてくるの、ナイス言葉遊びすぎ。
あとずっと回想にすら姿が出てきてなかったビリーの妻と娘を、風子を信じる仲間たちの姿を見て思い出してるのが良いね。「公平」に囚われて「信じる」ができてなかったことにビリー自身が気づいた瞬間だ。
ビリーの娘、ルーシーかと思ってけっこう焦ったけどさすがに時系列的にも普通に別人か。不健康の前任者の可能性はあるけど。
ラストは不公平発現。先程の前ループ描写もそうだったけどビリーの発現時は悲劇かなり優しめだな?
発動条件の変化は予想してたけど当たっちゃったか〜って感じ。強能力のデメリット部分帳消しのアプデは正直どうなんとは思ってたけど、まあこっちのが展開的に絶対面白いだろうし演出や流れもめちゃくちゃしっかりしてたから……まあいっか!
他人の強さを信じられず、自分だけが苦しみを背負えば良い→他人に嫌われることが条件
から、
他人の強さを信じて共に戦う→他人の強さを認めることが条件
と、ビリーの中の"公平"の価値観の変化に伴った変化って感じがあるしね。
それにしても、「不公平発現の結果不抜をコピーして銃が抜けない」でビリー敗北、は材料は前回までで出揃ってたのに全然予想できなかったな。気持ちいい予想の上回られ方〜!
今回の発動条件だと今ループのタチアナに出会ったらビリー様の服が消し飛んじゃうんじゃない?って言われてて笑った。
○アオのハコ 94話
千夏の試合を見にきてるユメカ。
試合の描写はふんわりしてて正直よく分からんのだけど、観戦でクールの画面が剥がれてるユメカは正直かわいいと思った。同時に意外とあっさり雪解けしたなとも思ったけどね。
中盤は大喜とまさかの雛ちゃん。雛ちゃん……トナカイ衣装も非力なのもかわいいぜ。
雛ちゃん、「せいぜい後悔してるんだねっ!」みたいな以前の芸風取り戻せてるだけでもほろりと来るんだけど、大喜と別れてからの切ない表情も今の雛にしか出せない味わいでグッとくる。
針生先輩の「居たら居たで大変だけどな」は正直コイツぶん殴ったろか???ってなったわね。
ラストは再び観戦ユメカ。
思わず応援しちゃう、声出ちゃうみたいなのはスポーツの良いところよね多分(そんなにスポーツに熱中した経験がないので自信なし)。
てか前から思ってたけど、手書き文字がギリ読めるか読めないかレベルで汚いのはなんとかなりませんか先生……?
○一ノ瀬家の大罪 18話
え!?夢オチすか!??ってなった前回の続きから。
夢オチみたいだね……?
「一家全員記憶喪失なんてあり得るわけないだろ」
そ、それ言う〜〜!!?そりゃそうだけどさ〜〜!!
中盤からは美奈子のターン。
作中時系列が2023年3月27日とキッチリ現実と一致させてある。
「過食症療養日記」とか接客業でミスしてばっかりとかリアルな嫌さだな……
美奈子めちゃめちゃ辛い人生になってて見ててしんどい……。
で、ふらっと病院の屋上に行くとそこには一足先に投身直前の翔が。
美奈子、今の今まで自分も飛びそうになってたのに全力で翔を止めるの、倒錯してて面白いな。
そして翔も美奈子と同じことしようとしてたってことは美奈子と大差ない辛い日々を送ってきていることは想像に難くない。
最後の最後にはどうやら2人は同じ夢を見ていたことが判明して……?
お…?ただの夢オチだとアレだったけど、もしかしてただの夢とも限らなかったりするのか……??
夢から覚める=現実に戻る だとすると翼が夢から覚めるのが最終着地点?
○読切 影の罪忍
2023年12号『影と主』、2021年48号『SPICA』の辻田大誠先生の新作読切。前回の読切から5週でまた掲載は早いな!?しかもまた忍者!?って思ってたら前回のをブラッシュアップしたのが今作だと紹介ページで語られてました。にしても早いけど。
さて本編は、かつて主君への謀反を起こしお尋ね者になっている忍、刃隠心助という主人公が一飯の恩義として困ってる一般人を助けるというもの。
正直、設定・展開・キャラ全て(テンプレすぎだろ……!)って思っちゃうくらいマジで1000回はこういう読切見たって感じ。
ただ以前の読切の時にも言っていたとおり絵はかなり上手い。し、カッコいい画作りは出来てるなーと思います。たまに描き込みすぎて見づらいとこあるけどね。
「火遁 火演手裏剣」とか「"隠遁"隠し刃の術」とか、キメゴマがしっかりキマってる。
いっそ原作付きでやってみてほしいなーって感じました。
○僕のヒーローアカデミア 383話
心操がギガントマキアを支配下に置くまでの話。
小大ちゃん、物の大きさ変えられる個性めちゃくちゃMt.レディと相性いいしサイドキック採用待ったなしでしょこれ。
で、マキア起動してやばい!心操!!って思ったらなんと心操のもとには1話に登場のヘドロヴィランが。心操拘束されてる。
そうなると心操いないのでマキア止まんねえMt.レディ大ピンチ!
……になるんだけどそこを両方救ったのは芦戸ちゃん!!
ヘドロに関しては相性もあるけど、マキア溶かす溶解液ってすごいな。
「大事なものを守れないのはもう 嫌だから!!」の大ゴマ、もちろんちゃんとかっこよくもあるんだけどおっぱいの躍動感に目がいっちゃうな。あらためて見てみると芦戸ちゃんのヒーロー衣装露出すごない??
そしてそうやって芦戸ちゃんが繋いだ希望を心操がしっかりシュート。ギガントマキアを洗脳完了。ペルソナコード大活躍してる〜〜!!
ラストには前回ラストのようにAFO戦に合流して大乱戦!
最後の見開き絵の迫力すさまじすぎない??堀越先生どんだけ絵うまいねんて。(n回目)
●僕とロボコ 130話
センターカラー!
本編に合わせてメイコメインの扉絵。髪の色透明感あってよき。
本編
オーダーメイドの大会にメイコが出場する回。メイコ主役回って珍しいね。
ロボコ、出ないと思わせて出てきてめんどくさいこと言ってるの笑った。ロボコらしいや。
「一緒にゆっくり走ろー!!」とか絶対裏切るやんって感じなんだけど付き合ってくれるメイコ優し。そして案の定裏切り。
ほんで障害物競走初手の縫い物で詰んで、そこからは一生縫い物できない姿が映されるだけなのにずっと面白いロボコ流石すぎる。
その後もメイコは真っ当に頑張りつつロボコは空飛んでやってくるインチキっぷり。
新しい審判の人はスラダンの審判らしい。わかるかい!!
しれっとドラゴンボール着地してるし、「ロボコちゃんはスゴい…」の顔芸ズルいし、オチはせやろなって感じだったし全体的にメイコかわいいのはもちろんロボコの火力がめちゃくちゃ高い回でした。
●マッシュル 149話
真理の扉の続きから。
超パワーで扉ぶっ倒しちゃうのは面白かった。でも「そのためだったら諦めませんボク」は相応の対価支払って覚悟示す流れじゃないとカッコつかんやろ。まあ結局戻してもらえるみたいだけど……
なんならこのままだと勝たないから筋トレつってパワーアップフラグも立てた。
後半は現実の空間。
メリアドールさん、66.6時間粘るって言ってたのに多分そこ数分でやられてもうてる……ってことは逆にマッシュは全然66.6時間とか無視して復活するんだろうな。来週巻頭カラーだしね。
配信で言ってた人がいたけど、タイムズを吸収した杖で66.6時間経過させるんじゃない?って聞いてなるほどってなった。その場合その役をやるのはオチョアかな。てかそうでもしないとオチョア活躍できなくない?
イノゼロの時間魔法で都合のいいとこまで戻すはウォールバーグ戦でそうだったから、むしろ今までが手抜きすぎた感すらあるな。
●夜桜さんちの大作戦 171話
前回ラストで5年時間が飛び、今回は太陽と六美の子供たちのキャラ見せ回。けっこうTwitterではSPY×FAMILYって言われてたけど言うほどか??
てかやっぱり子供は双子かー。名前、ひふみは分かるけどあるふぁはどうした!?ってなった。数字じゃないんだ……
4歳ってことは修行始まって1年でこさえたんだな……
ストーリーは双子が退学になるところからスタート。ひふみがSUPERヤンチャなせいであるふぁまで巻き添えで退学に。しかも初犯じゃないらしい。
ひふみがヤンチャこいちゃうのは実はあるふぁのため……なんだけど、まあやり方が悪いよな……暴力で解決しようとしたらそら退学にもなるよ。
何言われても全く聞いてないかのようにヨーヨーしてるのも火に油注いでる感ある。本人はぶきっちょなだけで自分の行いを気にしてないわけじゃないみたいだけどね。
で、あるふぁの方はというと超優秀。冒頭でも発明品出てきたし、5年後太陽が解除できないレベルの鍵作ってるのす〜ご。でもスパイにはなりたくないみたい。
太陽も六美もひふみあるふぁ溺愛しててちゃんとメンタルケアもしに来るしあったかい家庭ですね。
ひふみ、算数苦手とか言ってるけど毎回あるふぁの選んだ学校に入学できてるあたりあるふぁが絡むとすごい力発揮するタイプなんだろうな。
ラストには夜桜家の懸賞金。一般人がちょっと調べた程度で見つかっちゃうのガバガバすぎない??
●逃げ上手の若君 103話
冒頭新田義貞から。
海に刀を投げ入れて潮を引せたという浮世絵にもなってる有名エピソードですね。クイズノックの動画で見た。
この逸話を"偶然義貞の仕業に見えるタイミングだったけど本当は
神力によるものだった"とするの、作品独自の要素と逸話の整合性の持たせ方がうまい。
そこからさらに鎌倉の大仏殿倒壊エピソードにも接続。"神力"っていうファンタジー要素が、史実でも不自然な程のタイミングの悪いエピソードと合わさることで説得力を持っている。
てか魅摩ちゃんの神力すんごっ。建物ごと潰されるのえげつねえ……
で、魅摩ちゃんと逃若党の再会。
一時心を通わせたからこその、正体を知ったときの魅摩ちゃんのショックは想像に難くないんだけど、血の涙まで流してすごいことになってる。闇堕ちって感じの演出だ。
魅摩の攻撃は雫が跳ね返して神力バトル第1ラウンドは引き分けと言ったところ。「ひー」って焦ってる佐々木道誉かわいい。
「また来るよ」つってるし、魅摩はメタ的に見ると"史実での北条時行の不運なエピソード"の擬人化って立ち位置なんだろうな。
後半は日を改めて防衛砦の話。
おそらく次のバトルでメインを張る三浦兄弟を描写して……
ラストはなんと早くも名越殿が死亡。
あんな丹念に少年武将!つって描写しておいて速攻で生首なのエグすぎるな……布に包まれてるとはいえ……
●イチゴーキ!操縦中 16話
金玉探し編。
1コマ目から明らかにドラゴンボールすぎて笑った。ドラゴンレーダーだけじゃなくてイチゴーキの飛び方もDBだ。
アメリカに来たらいきなり投獄…と思ったらいきなり金玉…そしていきなりPJ・ディラショー……と今回はめくりのたびに新展開が来てたのでめちゃくちゃテンポが良かった。
オカピの金玉雑にデカすぎるのだんだんと笑えてくる。なんでこんなデカい物体持ち込み許されてるんだ。あと光ってるし。
オチでイカつい囚人たちがフリフリファンシーになってるのも意外性あってよかったし、当たり回だったんじゃないかなと思います。
イチゴーキ(翻訳機能)なしでミサオがPJと喋れてるのおかしくね?って思ったけどまあ翻訳機能作った張本人だし英語くらい素で喋れてもおかしくはない…かな?
○人造人間100 15話
目の人造人間さんの回想。
顔の痣のせいで忌み嫌われていた"その子"。確かにそんな子が「手が綺麗なことに気がいって顔の痣は気にならなかった」って言われたらめちゃくちゃ嬉しいだろうな。
人造人間さんがそういうことを言えたのは、根本的に別の生き物──人外であるからこそなんだけど、だからこそなぜそれが嬉しいのかも分からない……ってのは、人間と人造人間が根本的に別の生き物であることを繰り返し述べてるこの作品らしい。
「理想の人間に成る」ために(そもそも人間に成るために)はきっとそれを理解する必要があったんだろうけど、人造人間さんがそれに気づいたのは死の間際だったって話なんだろうな。
屋敷の明かりに照らされて顔の継ぎ目が無くなって、少しだけただの人間のようになっている描写、良い。
よく見たらその後の"あり得たかもしれない日々"のとこでも顔の継ぎ目無いね。
本作の人造人間は鬼滅の鬼と違って元人間とかではないぶん感情移入できるようなドラマが作りにくいんだろうなという感じがあって、正直今回の人造人間にも感情移入はしづらいんだけど、絵で魅せる力と演出力があるので満足感はあるなという印象。毎回この路線で締めてくのなら感情移入は課題な気がする。
そしてあしび&ヒューゴの描写へ。
目の人造人間さん、No.33って思ってたより低いな。かなり下位だ。それでも八尾家の肉体持ってたらNo.100と互角に戦えるってのはやばいね。
「No.100だけの力で勝てるのか……?」至極当然の疑念だわ。
核の話を聞いてNo.100自身にも思うところがある様子。どうにか知識を身につけたいよねNo.100からすると。
で、次回はいよいよヒューゴ達の秘密について。あしび自身もバトれるようになるとまた組み立ての幅が広がって良さそうね。
○読切 桐律のキリツ
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。作者のKOJIRO先生は2021年48号『SNOW SMILE』(金未来杯)、2020AUTUMN『ラバーズ』等いくつかの読切を描かれてる作家さん。
本作はド真面目な生徒会長の桐律定と、やや不真面目なギャルの入賀ちゃんによるコメディ。
設定自体はありきたりなんだけど、エロ本を解剖学の本にすり替えたり、雑草に深く謝罪したり具体的な行動に独自性があって面白かった。
特に入賀ちゃんに誘惑されてガッツリ反応しちゃうところとかは普通の生真面目委員長キャラとは明確に違うところだね。
そして何よりその入賀ちゃんがちゃんとかわいくてえっちなのが偉い。エロいギャル、好き(直球)。
胸元はだけるところ普通にどえっちでガン刺さりしたし、その後グイグイ来られてタジタジになってるところは超かわいかった。
急に求婚はさすがにちょっと無理矢理感あったけど、絵柄も好みでキャラの良さもしっかり出ていたのでだいぶ好きな読切でした。
○暗号学園のいろは 17話
まさかの暗号も解読も解説もなしの日常回。
綺麗すぎる涙を流してスーパーハイテンション大喜びしてるいろは笑う。みんなにドン引きされてるし。
暗号抜きのレクリエーションをやりましょ〜よってことで、要塞村さんから提案されたのは「バウムクーヘン作り」。目をキラキラさせるいろは可愛すぎる。
で、バウムを1から作るために学園の敷地にある素材を手分けして集めるところからやる、と。学園の敷地がこんだけ広大でなんでもあるってのは後々使う要素な気がするな。
肉体労働嫌過ぎて暗号を欲しがってるいろはもさっきと真逆すぎておもろい。Q.23のもじりで求.23になってる言葉遊びすき。
他の素材収集の班もざっくり描写。マダミス等通して前よりも掘り下げられたキャラがかなり増えたので7〜8割くらいは"知ってるキャラ"になってるのを実感。
巣蜜獲ってくる東洲斎派3人組無駄にかっこよ。こいつらいつもポーズキメてんな!ほんでいろはかわいっ。
結局バウムはいい感じに完成。
バウムクーヘンの歴史と作品テーマでもある"戦争"との結びつきを解説しつつ、要塞村さんといろはのシャレの効いたやりとりからの幸せなバウムパーティー見開き。この見開き、マジでみんな楽しそうで最高だな……
なんだ、いいクラスじゃん……って気持ちになる。
しれっと享楽のモノマネを持ちネタにしてるたゆたんと相変わらずウケてる朧さんが特に好きだったな。
ラストには今回出番なしだった匿名希望と凍。見開きで奥の建物がキラッと光ってると思ってたけど望遠鏡だったのか。
匿名希望、マイバウム「何でもあり」なの、前回のヒキを早速ネタにしてて面白い。ただ、この匿名希望でさえ他のA組の子と同じようにちゃんとバウムについてプロフィール書いてあるのに、凍は「アメリカンドッグ派」なあたりこいつだけなんか「外の存在」って感じがするよなぁ。
暗号なしの回にも雰囲気を"解き解した"ってのは上手くて好き。
そして次回からは再び殺伐とした暗号の日々へ。
今回で暗号学園の日常回めちゃくちゃあったけぇのが分かったのでこれからも普通にちょくちょくやってほしいね。
○ギンカとリューナ 27話
ギンカのオリジンの話。
冒頭でギンカぶん殴られてるコマ、昔流行ってた"自由を奪った状態で牛を殴るアレ"にちょっと似てる。
奪われた妹を助けるためひとり奴隷のように働かされるギンカ。そこに現れ話し相手になってくれる妙にリアルなウサギ。妙にリアルだ……
結局妹はとっくの昔に殺されてて、金も奪われ殺されかけるというあまりにも無惨な結果に。妹の頭蓋骨が飾られてるの見ちゃうとか、そりゃあ力を得たら復讐し尽くしてもおかしくないよなってレベルのエグさだ。
そして回想終わりにあのウサギこそがマガラカと判明する演出もゾッとして良いね。「シビアだ…」とか言って可愛げのあったウサギがマガラカってわかった瞬間めちゃめちゃ不気味に思えてくる。
そして現在。
リューナ、記憶失ったなりに今はもうアネモネ&ベレッタとは仲良くなってるみたいだけど、ギンカは後悔からリューナには二度と合わないことを選択した様子。
読者的にはまた間違えちゃってんじゃないの〜??となるんだけど、ここからどうギンカの考えが変わって、どうリューナに影響していくんだろうか。
○大東京鬼嫁伝 28話
朱呑室原から帰ってきて。
ヌルッとまなかが一緒に学校通えるようになってる……と思ったらたぬきよも速攻で転入してきたのは笑った。
まなかより目立ってるやん。
学校でわちゃわちゃしてからは不穏な空気で電車に。
"黒蛭之神耶姫"……コイツがラスボスになるのかあ(そもそもバトルいらないんだけど)……
とか考えてたら直後にもう登場。
ラストにはこれ…まなか……死……?!
なんであんな命からがら助け出してきてすぐこうなるんだ……!?平和にエピローグ描いて終わりでいいじゃんよ!??
普通に日常回やってりゃ魅力発揮できる作品なのになんでそこまでしてバトルやりたいんだ……!
あ、でもラストページの効果音「ドヲォン!」は魔女守思い出して笑った。
●次号
週刊少年ジャンプ18号
表紙&巻頭カラー
マッシュル
復活もうちょい引っ張ると予想。
センターカラー
SAKAMOTO DAYS
もはや言うことなし。ノベライズ出るんだ。はええ。
一ノ瀬家の大罪
カラーのペース早いね!?思ってるより人気あるのか……?
読切 フォローミー、ゴースト
ポケモン脳なのでフォローミー=このゆびとまれ だと思っちゃう。おしゃれタイトルやね。
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