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パレット吊り上げの安全・効率向上

【改善】
パレットを吊上げの際、通常は単管パイプを2本通して玉掛けして吊り上げていたが、荷振れ等によりパイプが滑り落下する危険があり、また単管の回収も複数回になる上、軽すぎて状態が不安定であった。

ユニック操作者と固定者(写真)の2名で作業

そこで直交クランプ2個を用い2本の単管パイプを3本目のパイプで固定して(片側のみ)玉掛けするようにした。

片側が固定しているため、パイプを手で押さえることなく安全で簡単に玉掛けが行え、荷振れもなく安心して吊り荷を運搬出来る。

挿すだけで手で押さえる必要がないので一人でも作業可能

回収時もワイヤーのヘビ口をフックにかけるだけで1回で吊り上げられるため、安全で簡単。

【参考】
手間や不安定性を認識したことから生まれた、模範的改善事例。
2本の単管パイプに3本目を横に固定する、という1つの改善で、作業性も安全性も格段に向上させた。
課題を認識して改善意欲をもったからこそ、このすばらしいアイデアが生まれている。

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