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新人・新人・新人

そういえば、

ぼくが勤めるデイサービスに、
新しい方が3人、入ってきた。

ぼくより年上の女性2人。同世代の男性1人。

よく「介護職員は常に不足している」と、介護業界の人は言い、国も呼びかけ、世間でもそんなイメージが染み付いている。

果たしてそうだろうか。

求人をかければ、それなりに問い合わせは来る。一般の企業も広告費をかけ、採用サイトにお金をかけて人材を集めている。なにも介護業界だけが特別人が集まらないわけではないと思っている。

なんなら、介護はニュースの話題になることが多い。ネガティブなニュースこそ多いが、ある種の広告と思えば常に注目されている業界なのではないか。

「この便利なメモ帳、じつはダイソーで買えるんです」
「家電大好き芸人!」

これらの広告みなたいな番組と何が違うのだろうかと、たまに思ったりする。

ただ、ひとつ言えることとすれば、定着しないこと。
最短1日で辞める人も結構いる。今の職場ではないが。

「人が足りなくて困っている」そう嘆く施設は、迎え入れる準備をきちんとしているのか。

ぼくは全く別の業種から、初任者研修の資格を取って介護職についた。

中途から入った人は、数日のOJTがあって即現場での対応という施設が多いのではないだろうか。

すくなからず介護業界へ期待と希望をもって入ったが、ぼくは最初のひと月目で辞めたくなった。「もうちょっと教えてくんねーかな」って。

もちろん施設によってはきちんと研修があり、暖かく迎え入れてくれる施設はある。でも目に飛び込んでくる情報はそうでないことが多い。

3人はぼくの後輩にあたる人生の先輩と同期だ。この複雑な関係性は、芸人時代に染み付いているので慣れている。

一緒に働く仲間が増えた。頼もしい存在だ。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。