なにかと物悲しい日

今日は朝の7時頃起きて、すぐに日光浴をした。
効果があるのかわからないが、起きてすぐ朝日に当たるとセロトニンが活発になるらしく、今の僕の状態はセロトニンが不足しているらしいので、とにかく日光浴をした。ただセロトニンというものが僕はなんなのか分かっていない、体にどういった効果を与えるのかも分からないのでセロトニンがどう効いているのか分からない。
それでも早く治療を終えたいので、日光浴を天気の良い日は、必ず行いたいとおもう。
日光浴を終えた後は朝食を食べた。豆腐とご飯というなかなか珍しい和食の組み合わせで食べてみた。
途中から煩わしくなって、ご飯の上に豆腐を乗せて、豆腐丼にして食べてみた。
豆腐のほのかな甘さと、昆布醤油の風味と塩味でご飯によく合った料理になった。
朝食を食べ終えた後は何も記憶がない何をしていたか覚えていない。
昼前になって、暇だからゲームをしようと思い、押し入れの段ボール箱を開けてゲームを取り出した。
Wiiのどうぶつの森を中学3年生ぶりにやる事にした、前回のセーブデータは中学3年生ぶりなので、約15年ぶりにゲームを再開したことになる。
プレイしている時に全てが懐かしいのと同時に、あの頃へは戻れないもどかしさと、大人になったはいいが理想の大人に全くなりきれていない歯痒さ、これからの将来への不安が一気に押し寄せて、プレイ出来なくなった。
ある程度の懐かしいものに触れたりするのは、忘れていた昔の感覚を思い出してノスタルジーに浸れるが、限度をこえると後悔やら不安やらがやってくるので危険だとここで学んだ。
プレイを30分程して昼食、ダイエット中ということもあり米を少なくして鶏肉と果物を食べた。
昼からは散歩をした。これも治療の一環で行なっている。いつもの散歩道に今日は、昔よく遊んでいた友人の家の前を通ろうと思い、ルートを少し遠くにした。
友人とは幼稚園からの幼なじみで小中高とよく遊んでいた。中学生になると友人の家に夜までゲームしたり友人の家の近くでバーベキューしたりしていた。
高校卒業して友人も遠くへ行き、僕も上京したので友人宅を見ていなかった。友人宅に熱心に興味がある訳ではないが、久しぶりに家の前を通りたくなったので通ってみた。
なんと家が新築になっていた。以前の友人の家は、階段を登ると崩れそうで恐怖を感じるくらいボロボロの家だったが、以前の面影は全くない立派な家が建っていた。
真新しくなっている事に時の流れを感じ、また物悲しい気持ちになった。その友人とはもう3年ほど連絡をとっていないが、懐かしさと物悲しさのあまり連絡しようか迷った。
しかし、向こうからしたら急に連絡してきても返信に困るだろうし、急に連絡して懐かしさを分かち合えるほどの人間に僕は程遠いと判断して連絡するのを辞めた。
噂によると友人は結婚したらしい、僕としては仲の良さで言えば、非常に良い部類に入ると思っていたが、連絡も結婚式の誘いも何もなかった。
それはそれで僕らしいので大丈夫。他の友人で何度も経験した事だ。友人の幸せを密かに願う。
散歩も終わり夕方は、裏庭で日光浴をまたして、田舎の夕陽の殺風景な景色に物悲しい気持ちになった。
今日はなにかと物悲しいムードに悩まされる1日だった。明日は晴れやかな日にしたい。

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