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「みみかん」が共同通信さん他のメディアで紹介されました!

投稿が滞っていました、申し訳ありません。

「耳からおぼえる漢字」通称「みみかん」を、昨年12月、共同通信さんに取材いただいていたのですが、その記事が5月に配信されました。実際の記事はこちら

「耳からおぼえる漢字」はnoteのクリエイターサポートプログラムに選出されています。そのプレスリリースを、私の地元である松山市局においでの共同通信の記者さんがご覧になり、連絡をくださったのがきっかけ。

記者さんは学生時代から障害や困難を持つ方たちについて興味をお持ちだったそうで、そのこともあり、プレスリリースに目を止めてくださいました。

クリスマス前の、みぞれの降る寒い中、カフェにパソコンを持ち込んで、読み書き障害についてアツく語った内容が、そのまま記事になっています。

読み書き困難が発覚しやすいのは就学後。入学してひらがなの学習がはじまり、あれ?と気づかれるーーーそれであればゴールデンウィーク明けに配信した方が、記事を必要としている人に届きやすいのではないか、そんな思慮から、最近の配信となったそうです。

このあたりも読み書き障害について、理解をしていただけたということだなと嬉しくなりました。

共同通信さんは全国のメディアに記事を提供している法人なので、このニュースが47都道府県の地方紙のデジタル版や、ニュースサイトに転載されました。地元の愛媛新聞では紙面にも登場。

昨年12月に文科省が発表した調査では、通常学級で学習や行動面に問題がある子どもは、小中学校で約8パーセント。日本語話者の約8パーセントが読み書きに困難を抱えているという調査もあります。両方の数字が必ずしもイコールでつなげられるわけではないですが、データの確度が高まったなと感じます。

クラスに2、3人はいる読み書き障害は、通級指導の対象ではありますが、支援級の対象ではありません。つまり、通常学級で学ぶことが求められる子どもたちです。だとすれば通常学級で、必ず彼らの支援をしていかなければならないということです。

だからこそのデジタル教科書をはじめとした合理的配慮ですが、未だに「前例がない」という理由でさまざまな配慮を断られる現状があります。

私ができるのは個々のお子様への支援がメインですが、こうして周知できる場にどんどん出ていくことも大切だと、今回のことで学びました。

さて、みみかん1年生バージョンの登場からもう半年。2年生バージョン、大変お待たせしています。2年生から漢字の数が一気に増えますため、2年生以上は複数回にわけてリリースする予定です。
第1弾を夏休み前には出したいと思いつつ、なんと、音声を収録するスタジオが6月中にお引っ越し作業ということで、しばらく使えないと連絡が入りました…。

どうなるみみかん! 続報にご期待ください。


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