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「伝える」と「伝わる」の違い

「伝える」と「伝わる」の違い

仕事やプライベートで、
コミュニケーションがうまく行かずに
悩んでいる人をよく見かけます。

例えばこんな会話。
「私は、何度も同じ事をあの人に言いました」
「何で理解しようとしてくれないの?」
「何で言うことを聞かないの?」
「何度いったら分かるんですか?」

人間関係は単純ではないけれど、
ひとつ意識を変えるだけでも、
もっと楽にコミュニケーションが取れるようになると思う。

なかなかスムーズにコミュニケーションができない理由。

それは、
「伝わる」ではなくて、
「伝える」という意識でいることが多いから。

どういうことか?

キャッチボールにたとえるなら、
「伝える」は、
自分がボールを一方的に相手に投げること。
(相手がキャッチ出来るかは二の次)

「伝わる」は、
相手がボールをキャッチしやすいように投げること。
(相手がキャッチできるかが一番大事)

相手に伝わっていなければ、
自分中心のコミュニケーションで終わってしまう。

伝わる人と伝わらない人との差は、
相手本意か、自分本位か、
という意識の違いだったりします。

〝伝え手〟として、
「相手が取ってくれるはず」ではなく、
「相手に取ってもらう」という意識が重要。

「自分がどういうつもりで話したか」は大切ですが、
「相手がどう受け取ったか」のほうが、より大切なのです。

相手にとって受け取り易い言葉を選んだり、
受け取り易い順番で話したり、
色々工夫することが出来れば、
コミュニケーションはもっと楽にできるはずです。

相手を変えようとせず、
相手が受け取りやすい方法を探して、
自身のスキルを身に付けた方が、
お互いに良きですよね。

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