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ちぐはぐ兄弟観察日記


子どもの性格や能力は何に由来するのか、ずっと気になっている。同じように育てたつもりでも、性格がまるで違う我が家の兄弟の観察記録(概要編)。

6歳:思慮深い兄


生まれた翌日から母子同室だったとき、膝がパキッといっただけで起きてしまい、「育児ってこんなハードなんだっけ?聞いてないよ?」と思った。今思えば、当時から繊細だったのだと思う。生まれてすぐに引越し、環境変化を経験してきたが、比較的どこにでもすぐなじむ。心の中では悩んでいたり、辛かったりしていても、あまりそれを見せないところがあり、親の私が反省することが多い。後ろをチラチラ振り向きながら、自分で歩き始めたこの頃。慣れると平気だけど、初めての場所は恥ずかしくてどきどきしやすい。
小さい頃からとにかく手を動かすのが好きで、公文のパズルを早い段階でコンプリートしてしまい、「子どもってこんなもんなんだっけ?」と戸惑った思い出(のちに、これも個性だと気づく)。ピアノ、織物、手芸などの手仕事が好きなインドア系男子なのかなと思っていたところ、昨年のワールドカップでサッカー好きになった。すると、サッカーのときはオラオラ系男子なのであった。ただ、言われなくても片付けなどを率先してやるタイプ。
過剰適応っぽいし、人からの評価を気にしすぎるところがあるため、あるがままを愛してるよ、と日々伝えている。

3歳:やんちゃな弟


兄より小さく生まれた弟だったが、すんなり世界になじんでいる。とにかく人の懐に入るのが上手で、気づいたら膝に乗っているし、知らない人にもどんどん話しかけていく。親の私が内向的なタイプのため、会話のフックをくれてありがとうという感じ。0歳から兄都合で外によく出ていたので適応したのか。話し始めたのもとても早くて、今や小さいおじさんと話しているみたいに達者。
「実は」とか「しかも」といったちょっと難しい言葉を使いたがる。大人が使っていた言葉を吸収していて、耳がすごくいいんだろう。
最近、どこからかABCの歌を覚えてきて、少し調子のはずれた声で歌っている。
パズルは全然好きじゃなくて、6ピースをできたのが2歳半ば頃。兄はほぼしなかったお絵かきが好きで、幼稚園ではダイナミックに画用紙に色を走らせている。
自己主張がとても強く、頑固。園でも、やるべきことやらない、と主張することが度々あって、先生方とも何度も話した。怒る頻度も多く、声も大きいのだが、我が家にロールモデルがいないのでエネルギーがもともと多い人なのかもしれない。泣く根気もすごくて、40分くらい泣き続けていたことがある。
モンテッソーリ園で、先生方が根気よく見守ってくださるおかげで、砂場で2日に1回泥だらけになりながら日々楽しそうにやっている。
彼の方から寝る前、「いっつも大好きだよ」といってくれるので、大好きを交換しあって寝るのがルーティン。


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