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選挙とDX。

ウグイスの鳴き声

参院議員選挙が公示され、本格的な選挙戦がスタートしましたね。いつもこの選挙期間に悩まされるのが、選挙カーのウグイス嬢(?)の鳴き声。特に我が家にはもふもふな自宅警備員(犬)が警備中につき、近くを通るだけで警報を発してくれるので余計に煩わしいと感じてしまうのです。別に否定するわけではありません、そうした選挙活動は公職選挙法に基づき行われている正当な活動です。個人的な感情としては「うるさいな」って思ってしまうって言っているだけです。

ちょっと様子が違う?

ただ、今回に関しては思いのほかこのお名前を連呼する鳴き声が少しおとなしい?参議院なので選挙区が広くてあたる頻度が低いだけ?かもしれないですが。ただ、SNSはすごいことになってきている印象があります。特に動画メディア、若者向けであるはずのTIKTOKにも選挙動画があふれている。私が見てるから余計にその類が集まって見えるとことは差し引いたとしても、確実にSNSが選挙の主戦場になりつつある実感を待たざるを得ない状況ですね。

結果が楽しみになってきた

先述の公職選挙法でインターネットの利用が解禁になって、やっとというか活用が本格的になってきたのが、今回の参院選なのかもしれません。SNSの拡散力をうまく利用している政党が台風の目になるかもしれませんね。(色物のような青いオジサンは別として)。その一方で既存の政党はかつての成功体験を捨てられないか?いまだにどぶ板選挙をやっているところもあったりと、過渡期の様相です。名前の連呼と握手(これはコロナ禍で消滅してる?)だけでなく、うまくデジタル化したところに民意が向くのか?向かないのか?そういった意味での結果が楽しみになってきました。

戦略としては

いまだに人口的に大きなパイを持つ、われわれより上の世代に向けての戦略としては、今まで通りの泥臭い選挙戦術が有効、おらが町の先生をという戦い方はマーケティングとしてみてもまだ正しい。一方でSNSで情報拡散し、主義主張を展開して若い層を取り込んでいくことも戦略として正しい。ステレオタイプにまとめるつもりはないですが、この世代間の戦いでもあったりするのかな?自民党で言えば、河野さん以降と以前みたいな感じ?マーケティングとしてみても見どころ、若者の政治離れといわれていますが、ニーズを掘り起こすことができるか?どうか?

政治的な主張はここにはないです。

私自身の政治的主張はここではありません。選挙という昔ながらなものがいかにDXしていくかを今回は注目してみているところです。ある候補者が全国に掲示するポスターに4千万かかったという話をしていました。7/11にははがされてごみとして焼却されるのに。何がSDGSやねんって。であればもっとデジタル化した方が効率がいいはず、でもお年寄りにも広く浅く認知してもらうためにはポスターもなくてはいけない。リテラシーにおける過渡期も今なんでしょうね。同じことが言えるのが、町内会の回覧板やPTAのプリント。いずれにおいてもどっちつかずの状況が大きくDXに向かうかどうかが私の中の争点だったりするのです。

次回に向けて

次回の選挙が一体いつになるのか?はあずかり知らぬところですが。私のビジネス的には選挙もチャンスだなって痛感しているところ。落ち着いたら事務所巡りでもしてみようかと考えているところ。そのころには、ネット上も資本力の勝負になっているかもしれませんが、今回はまだ弱小政党が既存政党に一泡吹かせる可能性あり興味深い。もちろん国民の権利である投票には必ず行きますし、政治的な議論の行方にも興味をもって検討中です。円安やインフレは直接的に影響の大きいマターであり無関心ではいられません。

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