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転職成功後の社畜デザイナーの身に起きた10の変化

こんにちは。
社畜デザイナーの小鉄です。

僕は長らく広告業界にてデザイナーとして勤務していまして、晴れて転職を果たしました。
そして転職してから、もう2ヶ月が過ぎましたところです。

依然として過酷な労働は続いていますが、以前よりもかなり心身への負担が減りました。

さらに転職したことで僕の身に様々な変化が起きました。

今日は転職したことで社畜の身に起きた変化について綴ろうかと思います。
お時間ある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。



転職して起きた変化

1:朝の電車

1つ目の変化は朝の電車です。

前職では電車での移動中も仕事のアイデアを考えたりメール対応に追われていました。

社畜たるもの365日24時間全て労働のことを考えていなければいけません。

しかし今は仕事のことを考える時間が減ってしまい外の景色を見ることで心を落ち着かせています。

少しでも気力をチャージすることで出社したときに爆発的なパワーを発揮します。
戦の出向く前の武士のような気持ちで電車に乗っています。

2:昼食

2つ目の変化は昼食です。

以前は軍隊のように一瞬で餌を食べて業務に戻っていました。

昼食を食べることは許可制を導入していいたため、許可が降りなければ飯も食えません。

今の職場ではお昼休憩はしっかりと30分取ることができてしまいます。
毎日お昼ご飯に行くのが楽しくなりました。

最近はもっぱら鯖の塩焼きにハマっています。
魚は骨も皮も全て喰らうことができます。

お気に入りの鯖の塩焼き定食

3:退勤時間

労働は過酷ですが退勤時間は多少早まりました。

前職では毎日終電帰りもしくは徹夜でしたが、今の職場では22時より前に退勤できています。

会社のルールとして22時以降の労働が禁止されているため、どれだけ仕事が残っていても強制退勤となります。

早く帰れるのは良くもありますが、会社で気が済むまで働けないのでうずうずします。

4:業務スピード

勤務時間が短いからといって仕事が滞っているというわけではありません。

今の職場は生産性がとてつもなく高く、全ての業務が音速で進行します。
うさぎと亀かのごとくスピードに差があります。

早い分体力的にはかなりきついですが、その分自分の時間を確保できるようになりました。
空いた時間でしっかりと晩御飯も作れるようになったり、仕事終わりに作品制作にも集中できるようになりました。
そしてこの記事も仕事終わりの23時にしたためています。

5:担当業務数

しかし業務の速さはいいことばかりではありません。
大量の案件数を抱えながら仕事をするのは変わってません。

むしろ前職よりも業務の数と業務の幅が広がりました。
案件数にすると前職は8案件に対して今は16案件ほど進行しています。

1日のタスクを見るのが辛く、帰宅してからは仕事の記憶を消すように努力しています。

ちなみにタスクはNotionで管理しています。
一つ一つタスクが見えるようになりとても便利です。
業務は多いですが、上司が社員の業務を視覚化できているので無茶な働き方を強いられることは減りました。

6:仕事で関わる人

仕事で関わる人たちも大きく変わりました。

以前は鬼のような人たちが多かったのですが今の職場は心穏やかな人が多いです。

しかし心穏やかですが確認などがとても早いです。
滞っていると「判断が遅い!」とビンタされかねないので、何事も一瞬で判断して集中しながら業務を遂行しています。

7:仕事の依頼され方

周囲の人が変わると仕事の依頼のされ方も変わりました。

今までクライアントというものに良い思い出があまりありません
前職では上司もクライアント激詰めされていたり、恐ろしいほどの外圧を浴びながら命を削り働いていました。

「これクライアントが弊社に依頼してきたんだよな...?」
「依頼してきててこんな怒ってるとかどういうプレイなんだろう?」

と打ち合わせの場で思っていました。

クライアント様は最も神に近い存在なので広告会社の奴隷はひれ伏すことしかできませんでした。

しかし今の職場では相手の要望に応えるととても感謝されます。
自分たちができない特殊技能に対して多少の敬意や感謝は必要です。
感謝のされない仕事など粉のかかっていないハッピーターンのようなものです。

8:自分にとっての仕事の軸

働いていく中で仕事の軸も変わっていきました。

この仕事の軸の変化が人間らしく生きる糸口になりそうです。
今まで仕事に求めることは「面白さ」でした。
それを自分自身がクソつまらない人間なので、それを仕事で埋めようとしていたのかもしれません。

最近は「相手が求めることに応える」ことが仕事の喜びになってきました。

目力で殺してきそうな人が多い職場ですが、そういう人たちと仕事をすることは楽しいので命を削りながら全身全霊で応えるようにしています。

「面白さ」の部分は仕事で追い求めなくていいかと思うようになりました。
自分の社畜人生だけで十分楽しめています。
誰かの期待に応えたいという軸になったことでいろんな面が変化した気がします。

9:お給料

一応前の職場でも自分の能力を求められていたのですが、労働時間やお給料は終わっていました。

前職では「やりがい」が給料の代わりでした。

生きてる時間全て労働時間だったためお給料を時給換算すると500円ほどです。

今は時給800円を超えるようになりました。
ようやく東京都の最低賃金は超えて暮らしも豊かになってきました。

しかしまだまだ東京で生きていくには歯を食いしばって働き続ける必要がありそうです。
夜の空いた時間に自己研鑽に励みお給料アップのために地道にがんばります。

10:睡眠時間

そして転職して最後の変化は睡眠時間です。

以前は睡眠時間の平均が4時間未満でしたが、今は5時間たっぷり寝れる日が増えました。

この1時間は非常に大きいです。また一歩丁寧な暮らしに近づきました。

終わりに

まだまだ大変なことも多いですが、今回転職して本当に良かったと思っています。
以前よりも理不尽なことも減って、納得性のある業務ができています。

ただ今までの経験上、しばらく働くと会社の課題点が見えてくるかと思います。
課題に直面したらその都度解決していこうと思います。


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