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麻雀の対戦相手はどんな人?

天鳳(ネット麻雀)の3人麻雀(サンマ)の対局相手を想像しながらプレイしています。3人麻雀は対戦相手が2人なので、相手という人間に対する興味や意識が自ずと高くなるように感じています。私の人間観察という興味も相まって、天鳳サンマで対局していると、ネット麻雀の対局者の性格が気になることがあります。

サンマは4人麻雀に比べて牌の数も少ないので、牌の効率性などの思考に振られる集中力が少なくて済みますので、その分、対戦相手への注意に繋がっているように思います。

言い換えると、対局中に一生懸命思考しても、牌の少なさ故の高い“運”の要素のため、高段の人に勝つこともあれば、低段の人に負けることもしばしばあるように感じています。そのため、意図せず感情的な事故も起こりやすいのかも知れません。

ネット麻雀といえども、その所作を通して、相手の性格に関する限定的な情報を得ることが想像できると考えています。いくつかそういう場面を集めてみましたので、良ければご一読ください。(時にはプログラムされた自動ロボが対局者だったりすることもあるかもしれませんが・・・)

風を当てる人

対戦者の風牌を“当てつけ的に捨てる行為”を私は個人的に風を当てると言っています。

例えば、特段理由もなさそうな場面で私の自風牌を捨ててきたり、前局で私がロンした相手が、私の自風牌を1打目で捨ててきたり、逆に私が振り込んだ相手が私の自風牌を1打目で捨ててきたりするような場面です。

その風牌が役牌であったり、ドラだったりするにも関わらず、特に合理的な理由もなく、当てつけ的に相手の風牌を捨てる行為(のように私が感じること)です。

自称「敏感な私」はサンマの対局において、しばしばそういう場面に出くわすことが多いように感じています。そういう人を「ちょっと嫌な人だな」と思っています。意図的に繰り返される場合は「本当に嫌な人だな」と思っています。

「風を当てる」とは、東家がトイメンの西家の牌を捨てると、ポンした西家が東家の東を捨てて応酬しているやりざまのようなこと。
(※上図の事例は開局直後の偶然のやりとりですが、説明のために掲示)

但し、対局後で牌譜を確認すると「単純に不要だから捨てた」という事例も多いことを付記しておきます。

溜めロン様の性格

時々noteやX(旧Twitter)に挙げていますが、溜めロンや溜めアガリのような遅延行為をする人がいます。私はそういう人を「溜めロン様」(または「溜めロン戦士」)と呼んでいます。

ネット麻雀の見えない相手に対して生産性もないそのような行為を行って「そんなことをしてどうなるのだろう」と思いますが、当該対戦者からすれば、よっぽど楽しいことなのでしょう。自己満足はあなたの世界の中だけであることを知るべきです。

但し、そうしないと自身のメンタルが保てないということであれば仕方がないことです。自己肯定感が低いということなので、他人がとやかくいうことでありません。私は「本当に悲しい人だな」と思っています。

「溜めロンするから性格が悪いのか、性格が悪いから溜めロンするのか?」考えてみましたが、性格を作り上げるという精神衛生上、溜めロン行為は慎んだ方が良いと考えています。

打ち方で性格がわかる?

先日、明石家さんまさんの「痛快!明石家電視台」(MBS毎日放送)を観ていたら、女流プロ雀士の岡田紗佳さんが出演されていて「麻雀を打てばその男性がモテるか一瞬で見抜けます」と宣っていました。

実際に岡田プロ、さんまさん、村上ショージさん、蛍原さんの4人で実際にスタジオで対局していました。その各人の様子から岡田プロが対局者の ”モテ度” を推し量るといった感じです。

対局後、岡田プロは、さんまさんに対しては「あれはモテないですね」と切り捨てました。その理由はよく先ヅモしていて、せっかちな印象を受けたようでした。

さんまさんが先ヅモする様子。上家の村上ショージさんが牌を取ってすぐにさんまさんも手を伸ばしています。さんまさんに注意する人はいないでしょうし、知り合い同士で打つことが多いのかも知れません。

村上ショージさんに対しては、切った牌「ガタガタで並んでいない」様子から「余裕がない」というご判定でした。

村上ショージさんは捨て牌の並びがガタガタであることを指摘されていましたが、ご本人は「綺麗にやっている場合じゃない」と反論されます。個人的にはそんなにガタガタでもないような・・・6枚ずつ並べていらっしゃるし。あと、関係ないですが、捨て牌に中張牌が多いですね。

そして、蛍原さんに対しては、”麻雀マナー” として普通だったのか「淡々としっかり打っていて所作も荒々しくない」ということで、岡田プロからは 好評価 でした。しかし、他の出演者から「(蛍原さんは)一番モテない」と責められます。さんまさんからも「宮迫を許さなかった」と言われ、他の出演者からも「麻雀はちゃんとやれているのにモテない人」という散々な言われ様でした。表面的な所作は性格判断には向いていないのでしょうかね。

ちなみにさんまさんの麻雀風景はテレビでは初披露とのことでした。

さんまさんの麻雀姿がテレビで初とのことなので画像を残しておきます。
さんまさんは「明後日も麻雀」らしいです。

※痛快!明石家電視台(MBS毎日放送)
2024年2月10日(土)放送分~TVer 2024年2月17日(土)15:29 配信終了予定~

その他の要素

ネット麻雀で見える少ない情報では、”牌調子”(捨て牌のテンポや鳴きのタイミング)のようなことも対局者の印象に繋がります。

私は捨て牌やロン発声が異常に早い人を「早打ちマック」と呼んでいます。また、本当は聴牌していて鳴きは関係ないのに鳴き停止で少し時間を使うブラフ行為(三味線)をする人については現認や事後検証が難しいので、あだ名は付けていませんが、何か良いあだ名がないか思案中です(案「三味線野郎」)。それから、他家リーチを全ツッパする方を「特攻野郎Aチーム」と呼んでいます。

時々IDが卑猥過ぎて、割と高段者だったりすると「(恥ずかしくないのかな)」と思っています。

そんな対戦者の人間観察などnoteしていますので、良ければ、ご一読ください。

(追)上段に記載していますが、村上ショージさんの捨て牌で中張牌が多かったです。何を狙っていたのか、少し気になったため、つぶさに確認してみました。画像が荒いのですが、發を鳴いているように見えますので、あの捨て牌で「發のみ」だったのかな(※TVでは1局しかしていない様子)

(村上ショージさん、「發のみ」なら、捨て牌をキレイに並べる余裕はあったように思いますが・・・、ブラフか台本か・・・奥深い)

おしまい


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