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サンマは逃げ得の話(私の反省文)

近頃、天鳳の三人麻雀(以下、サンマ)で夏の大ツッパ大会をひとりで開催していたら、盛大に振り込み続けてしまいした。勿論、ラスが続きまして、辛抱強くそのまま続けていたら、1級まで降段(降級?)する事態になってしまい、かなり焦っていました。勘の悪さもさることながら、自分自身でも無謀と思われる一手を繰り返していることを自覚しています。

あまりにも負けが込んできまして、天鳳の陰謀まで考えてしまう始末。しかし、なんとか自分自身を取り戻し、「これは(やっぱり)あかん。なんで逃げなかったのだろう。」などと考えておりました。

そんな折、テレビに目をやるとカズレーザーさんの番組「カズレーザーと学ぶ。」(再放送)で「人はなぜ逃げないのだろう 動物は逃げるのに」という2016年の産経新聞の記事が紹介されていました。当時も13歳が投稿したこの記事が話題になったようです。

-2016年の産経新聞の記事-
逃げて怒られるのは人間ぐらい ほかの生き物たちは本能で逃げないと生きていけないのに どうして人は「逃げてはいけない」なんて答えにたどりついたのだろう

身に沁みました。逃げるという選択肢を忘れてしまっていました。麻雀は複数人で勝負しているので、確率的にはあがれることの方が少ないはずなのに、場況を考慮せず、勝てるという前提で勝負している。

一般的に日常生活では目の前の課題に逃げないで取り組むことが、自分自身の成長だったり、社会へ良い影響を与えることを期待することができたりするのでしょう。その人間が高度に学習できる要素があるなら、一理あるように思います。

しかし、(私の)サンマに至っては、一か八か勝負するような機会が多ければ多いほど、リスクも伴うはずなのに「牌が通れば」それが快感となり、それは積み重ねの努力とは異なり、ギャンブル的な脳内ホルモンが放出していただけなのかも知れません。

既に冷静な判断ができていない状態であって、脳がまともに動いていない合図を感じることができれば、一旦、対局を止めておく(クールダウン)しておくことが対処法として有効のように思いました。

もしかすると子供の頃からの教育方針なのか、染み付いた精神論が「逃げてはいけない」と自分自身に言っているようにも思います(戦争の影響?敵前逃亡は処刑?・・・っていうほど年齢を重ねていませんが)。それが私のサンマの勝負に影響を与えている。まさか、この13歳の投稿文で、サンマで逃げることの大切さを知るとは…。

攻撃は最大の防御なりとも言いますが、サンマにおいては必要条件ではなく、防御は最大の攻撃なりと置き換えて、今後、必要なマゲ(曲げる)については積極的に真剣に取り組みたいと固く決心しました(反省文)。

おしまい。


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