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わたしの #やってみた こと

私には、何かを”成し遂げた”という経験がありません。

子どもの頃の習い事、学生時代は部活、
大人になってからは趣味にしようとやってみたこと多数。
すぐ挫折し、どれも最後までやり通したことがありません。
ましてや、将来の夢に向かって一生懸命勉強し、
めでたく念願だった職業につく。
そんな人生、私にとっては全くの未知の世界。

そう、とりあえず #やってみた  ことは、
あることにはあるのです。

#やってみたこと

①ピアノ

幼稚園で、週に1度オルガン教室があり、
そこでの時間が楽しくて好きでした。
発表会の時にだけ、エレクトーンで演奏するのがうれしくて、
卒園後もそのまま通うものだと思っていました。

が、連れて行かれたのが、自宅近くの個人で教えているピアノ教室。
そこで会った先生が、
化粧の濃い、ちょっと怖そうな”おばさん”と思ったのを覚えています。

予感は的中。
レッスンはとても厳しく、ちょっと間違えると、
ものすごい大声で怒鳴られ、いつもビクビクしながらのレッスン。

本当は、エレクトーンをやりたかった私は、
もちろん全然練習はせず、母親に叱られ、先生に叱られ、
一度も楽しいと思ったことがなく、
中学で始めた部活で、突き指を頻繁にするようになり、
それを言い訳に、辞めてしまいました。

せっかく習わせくれた母親に申し訳ない気持ちと、
もうこれで行かなくて済む、
という安堵感が入り混じっていました。

②部活

中学に入ると、
友達に、一緒にバスケットボール部に入らないかと誘われ、
小学生の頃から好きなスポーツだったので、二つ返事で入部。
今度は、自分の好きなことに打ち込める楽しさを知り、
毎日がんばって練習に励んでいました。

入部して2ヶ月が経ったある日、
一緒に入った友達が、親の転勤で転校してしまうという
思ってもいなかったハプニングが。

常にペアで練習するメニューが多く、
いつも同じ人とペアを組んで行うため、
どうしても、私ひとりが余ってしまうことに。

もうそこからダメでした。

1人になる私を、どこのペアが入れて3人でやるか、
私と組むために、誰かが1回多くメニューをこなさなければ
ならなくなる状況。

気をつかわせてしまっているというプレッシャー。
それがストレスになり、
耐えられなくなっていきました。

だんだんと欠席することが増え、退部届を出しました。
この時は、好きなことなのに、続けるのがつらいなんて…。
悔しい気持ちでいっぱいだったのを覚えています。

あれれ?
まだ2つしか書いていないのに、
なかなかの長さになってしまいました。

ここからは、ちょっと駆け足で。

③スキー
父親がスキー指導員だったため、気づいたら始めていた。
小学2年の時、スキー教室に通い始める。(正しくは通わされる。)
年齢が上の子たちばかりのグループに入れられ、ついて行くのが大変だと訴えるが却下され、泣きながら通う。
スキーの達人にしたかった父親の思惑とは裏腹に、
ある程度滑れるようになったことに満足し、小学4年で教室は辞めてしまう。

④ソフトテニス
小学4年頃、多趣味だった父親にくっ付いて行っていた場所のひとつで、
近所にソフトテニスコートがあり、単純に楽しそうという安易な考えで、
「やりたい。」と言うと、父親は喜んで、赤くて可愛らしいラケットを
買ってきてくれた。
放課後、友達とコートに行き、楽しんでやっていたが、一瞬で飽き、
その赤いラケットは、ひっそりと物置の飾りと化す。

⑤スノーボード
30年ほど前、今ほどメジャーではなく、スノーボードができるスキー場も、
限定されていた頃、家から近いスキー場で(今は廃業)、ワールドカップ大会が
開かれ、見に行った途端、私の悪いクセが出る。
「やってみたい。」
たまたま、ダンナ(この頃はまだ結婚していない)は、
スキーもスノーボードもプロ級で、無料で教えてもらえるコーチもいる。
早速、安いセットを買い、いざ教えてもらうことに。
スキーができる人は、すぐ滑れるようになる、との言葉を信じ、いざ出陣。
多少の自信があった私もビックリ。全然できない…。
大人になると、子どもの頃の柔軟さがなくなるとは本当だ。
笑うダンナ。あきれるダンナ。
はい、一瞬で、The End。

⑥カメラ
これは、子ども達を撮りたくて、趣味のひとつにしようと、
(いや、この時点で何ひとつ”もの”になっていないのだが)
型落ちの安くなっていた、一眼レフのレンズセットを買い、
子ども達と出かける時、近所を散歩する時、
いつも持ち歩き、色々なものを撮ってはプリントし、家の壁に飾る。
しかし、基本インドア。
散歩も行きつくし、わかってはいたが、カメラが”重い”。(笑)
同じ頃、携帯のカメラ機能が著しく発展し、
いつでも撮りたい時に、きれいな写真が撮れる。
「え?これで良くね?」
そんな便利さに、あっさりシフトチェンジ。

いかがだったしょうか?
わたしのとりあえず #やってみた  黒歴史。

細かいものまで言うと、まだまだホコリが出てきます。(笑)

ただ、それらの一部が、今になって役立ったものもあります。

ピアノは、子どもに音楽の宿題を教えることができました。
スキーは、子どもの学校のスキー授業のお手伝いをすることができました。
カメラは、学校のPTA活動や、町内会の広報誌作成に大活躍しました。

50を過ぎた今、#やってみよう というものができました。
この性格なので、続くかどうか、自分でもわかりません。
折り返してしまった残りの人生、せめて、ひとつでも”成し遂げたい”。

さあ、どうなることか。
くじけそうになったら、
この記事を戒めに、自分を奮い立たせよう。(笑)



#やってみた大賞






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