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ライフワークとライスワークとワークライフバランスについて

ややっこしいな。
なんでバランスになるとワークが先なんじゃ。

ライフワークってのは人生を捧げてする仕事、とか
要は仕事が生きがいって言えればライフワークなのかな。

ライスワークは生きていくためお金を稼ぐ仕事(という意味で使われてる)

ライフワ…ワークライフバランスは仕事とプライベートのバランス

ネットを観ているとキラキラした人たちが
ライフワークの素晴らしさみたいなのを色々話してくれていて
そういう人生はすごいなーとは思うけど
自分がそうなりたいなーとは別に今は思わなくて。


大学生の頃
学生芸人やジャグリング等でステージに立ってきて
ああ、人が笑ってくれるって幸せだなあ
と思ってそれが生きがいだなと思ってた。
しかもただ笑ってくれるじゃなくて、
自分がやったことでその笑顔がダイレクトに返ってくることが生きがいだなあと。

だから就職もそういう仕事に…と思っていた時、
親父から

「お前のそれは20~30年後もやってるイメージが湧くのか?
自分が家族を作った時に家族を守っていける仕事なのか?」

と聞かれて立ち止まった。


親父は僕が小学校の頃に仕事をやめた。
(今は別の仕事でバリバリ働いてます)
仕事をやめるまで、日中に親父の顔を見たことなんてほとんど無かったなあ…
それが寂しいとかはあまり無かったけど、
仕事変えてから親父が家にいるのが嬉しかったのも確かで

そんな親父の言う言葉はなんか妙に重く感じたのよねえ

と、言うわけで
再度自問自答を繰り返し、行き着いた答えは

自分の生きがいは休日でも出来る

ということだった。
自分のスキルで誰かを笑顔にするって、別にお金をもらわなくてもできるんじゃないか?
むしろ休みの日にやりたくないくらいのことなら生きがいでもなんでもないんじゃねーの?
と。
(お金をもらってやってる人は覚悟をもって身を捧げてるんだなと思ってめちゃくちゃ尊敬してます。)

結果的に僕は今普通にサラリーマンをやってて、家庭を持って幸せに生きてる。
休日も仕事だったり、最初描いたほどライフワ…ワークライフバランスが保ててる感じでも無いけど
それでも安定して給料をもらって、妻と過ごす日々は幸せで、それなりに刺激のある毎日。

意外と仕事の延長線でジャグリングやったり、
自前イベントのMCやったりすることもあって、
あの頃考えていたよりも相容れないものでもなかったんだなあって思うことも多い。

ライフワークってなんかすごいかっこいい言葉というか
選ばれた人しか使えないような気がしちゃうけど
そんなことないんじゃないかな。

僕はライスワークやりながらライフワークもやってる気がする。
お金はもらってなくても、代わりのもの貰ってるというか

今就活中とか、将来を考える岐路に立ってる人がいたら
1回立ち止まるのもありかも。
そして、どんな選択をしても案外それが正解になるのかも。

僕にとって 働く とは自分の手の届く範囲(家族との生活)を守ること。

だけどそれはやりたいことを犠牲にすることではなくて
人生を豊かにする1つの手段なんだよな。

安定してるって悪いことじゃない。
安定した土台があるからその上で好きなことができる。

だから僕は、今日も働く。

#はたらくってなんだろう

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