【日記】時間が止まってほしいと祈りながら

4月1日 歩き出したくなるような晴れ

今日は入園式。
色々と考えた結果、娘は1歳から保育園に行くことになる。
実際の入園は6月だが、入園式は4月に合同でやるそうだ。

朝からわやわやと準備。
妻はアイボリーカラーのセットアップで僕は黒のセットアップ
スーツを着ていくべきなのか迷ったけれど、そんな気負わずに行こうと思った。
普段と少し違う雰囲気の両親を見て不思議そうな娘。

正直乳児の入園式ってどうなんだろうと思っていた。
3歳ならわかる。しかしまだ1歳にも満たない娘を見ても、入園という感覚は無く、わざわざ両親で行くことなのかもわからないまま保育園に向かった。

保育園では入園おめでとうの飾り付け。
正装を身に纏った先生方。
おかあさんといっしょの歌が流れる会場。
先生方が手作りで作ったメダルを、名前を呼ばれ首に下げる娘。
「○○先生、よろしくお願いします」と話す。
まだ一人で歩くこともできない娘を送り出すことになる事実が重い。
入園式は、娘からしたら多分記憶にも残らないだろうけれど、親としては来る意味のある行事だったなと思う。

帰り道、近くの公園に桜を観に行った。
桜吹雪の舞う中、娘と妻をカメラ越しに見る。
思わず息をのむ美しさとその儚さに、時間が止まってほしいと祈りながらシャッターを切った。

明日から新しいメンバーでの仕事も始まる。 
時と同じように人も前に進むしかない。


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