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【ホンマに感謝】祖母の看取りから見えたもの②

前回の記事で告知をする事にした事まで記しましたので、今回はその後の流れについて書いて行きたいと思います(^^)

--ガンの告知はすべきか⁇

私は祖母のガンの告知をすべきか本当に悩みました。最終的に告知を決めたのは自分だったらどうか⁇と考えたからです。

自分だったら‥自分がどんな病気なのか⁇どんな治療をするのか⁇など詳しく知らずに治療を受けるのは嫌だなと思いました。

なので、祖母にも告知をし現実を知ったうえでどうして行くのか⁇を考えて欲しかったのです。

--告知の日

ついに告知の日がやってきました。

病室まで祖母を迎えに行きカンファレンスルームに通されました。

「膵臓ガンの末期で他の臓器にもかんでいる為に当院では出来る治療に限りがあります。余命は長く無いかもしれません。」

Dr.からそう告げられた祖母は言葉を失い、カンファレンスルームにいた母は泣き崩れました。

祖母は少しして、治療内容についてDr.に確認し可能な範囲で治療をする事が決まりました。取り急ぎは胆管の詰まりを解消するオペをすること。

その後に放射線治療を行うことが決まりました。

話が終わりカンファレンスルームを後にする際、小さい祖母の背中がいつもより小さく見えました。

--胆管のオペの失敗

Dr.から告げられた通り、数日後に胆管のオペを行う事になりました。詰まった胆管にステントを入れ胆汁が流れるスペースを確保するオペ。

失敗の可能性はほとんどないと言われていたオペは失敗に終わりました。本来であればステントを通すオペは行えず、お腹に通した管から胆汁を抜く形に変更。

目を覚ました祖母は思っていた内容との処置と違う形で処置をされた自分の身体を見て泣いていました。声も出せずに泣いていた祖母の姿は今でも覚えています。

管から胆汁を逃がせるようになった祖母。それでも胆汁は100%逃がせる訳ではありませんでしたので、口に出来たのはスープや少しの固形物のみ。

この時は「お腹空いた。何か買ってきて」と言う祖母に対して「それは出来ない」と言う事を伝えるのが本当に心苦しかったです。

1週間ほどたった時にDr.から今後の治療方針について話したいと家族だけが呼ばれました‥


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