ワンオペコロナ療養記。わが家的「あって助かったもの」。
完全に「まさか」でした。
感染者数は常にトップクラスの東京都在住、娘のクラスが学級閉鎖になったり、濃厚接触者になったりはあったものの、自分と家族の感染はまぬがれてきたこの2年半。
全国的な感染者数もだいぶ落ち着き、身近でも聞かなくなったタイミングでのまさか。
長女(小3)の咳→私の発熱+咳→次女(年長)の発熱+嘔吐+咳という流れで見事に全滅。
(ちなみに、夫は船員で現在乗船中のため、今回も彼だけ感染をまぬがれました。)
webライティング初案件の締め切りが重なったのと、ウワサ通りのパワフルなウィルスだったのとで大苦戦。
40℃近い高熱で朦朧とする中、子どもが深夜に嘔吐して、リネン+布団が全滅した瞬間の絶望感たるや…。
完全なるワンオペに加えて、特別な備えもなかった療養期間。ふだんから少し意識して持つようにしていた、次の2つが役立ちました。
● モバイルバッテリー
コロナの症状以外で一番大変だったのが、関係各所への連絡。家族や病院、小学校、幼稚園はもちろん、習い事、予約済みだった予防接種、就学時健診、私の定期検診、美容院、返却期限を迎えてしまう図書館…etc。
Googleカレンダーで予定を確認し、連絡が済んだら消去。淡々とこの作業を繰り返しました。
園や学校、家族からはその後の様子伺いの連絡も多く、とにかくスマホをよく使う。
そこで重宝したのが、モバイルバッテリーです。
ふだんから、車や電車で出かける時は持ち歩いているので、フル充電で待機させていたのもポイント。
寝室にとどまって療養できないのが、ワンオペの宿命ですが、その時々で変わる療養スポットで、充電切れを心配することなくスマホが使えて大助かりでした。
ストレスしかない療養期間。決まった場所でしか充電できず、都度スマホのありかまで這っていく行為がプラスされていたら、相当ストレスフルだったはず。
ちなみに、私はワイモバイルユーザー。私のスマホが固定電話代わりなこと、1年の大半を離れて過ごす夫との通話機会が多いことから、オプションの『だれとでも定額』に加入しています。これは、1回10分の国内通話なら、何回かけても定額(¥770/月)というもの。
通話を多用した今回、このオプションをつけていなかったら…と考えただけでゾッとします。
使用料金のスリム化を目指す上で、「オプション」は悪者扱いしがち。でも、必要なサービスをきちんと見極めて加入すれば、心強い味方になってくれますね。
● 指定ゴミ袋
夏頃、インスタグラム回遊中に見かけた、ある投稿。
「指定ゴミ袋は、自宅療養中は購入が難しいので、多めにストックしておくといい。」
「なるほど!」と、その日から早速実行。自治体によって事情は違うかもしれませんが、私が住んでいる地域の指定ゴミ袋は、家庭向け単位でのネット販売がなく、実店舗で買う必要が。
以前は残りが1~2枚になったら、次のロール(10枚つづり)を買う流れでしたが、常にストックが1ロールはある状態に変更。無理なく続いています。
家族全員で終日家にいると、ゴミが出る出る。自炊が難しい、体調も悪いとなると、ゴミの量はさらにアップ。食材や日用品は、ネットで頼んで「置き配」ができる便利な時代ですが、指定ゴミ袋は難しそう。
多めにストックする方法にシフトしておいたおかげで、「いつもよりゴミの量が増えるのに、ゴミ袋が手に入れられない。」そんなもどかしい状況にならずに済みました。
そして、娘たちに、どうやって家時間を過ごさせるかも課題だったこの期間。
ネットで好きな雑誌を注文したり、キッズタブレットを時間無制限で使ったり、リビングにマットレスを並べて映画を観たり…。
それにも飽きた頃、実家の母から届いた、磁石でくっつくキューブパズル👇と、女の子向けおりがみ集がヒット。
親目線ではないチョイスが新鮮だったようで、熱心に遊んでいました。
キューブパズルは、指示されたカタチをつくる「問題カード」入り👇。初級~超難問まで全108問の構成で、3歳差の姉妹が一緒に楽しめる内容がありがたかったです。
今回の唯一の収穫は、ワンオペのパフォーマンスに磨きがかかったこと。
気温の変化が激しいこの時期、みなさまもご自愛くださいね。
★見出し画像は、ノウチさんの作品をお借りしました。ありがとうございます。
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