見出し画像

講師として学んだ、サロン一期目

前回の記事で、作曲家・音楽プロデューサーKOTARO SAITOとしての自分、シンガーソングライターleift(レフト)としての自分を切り分けた故の自由な精神について書いた。

今回は、音楽プロデューサーとして過ごしてきた、
3ヶ月について書いていこうと思う。


思想を共有し、ともに具体化する

シンガーソングライターとして、ゼロから再スタートのアーティストになる。そう決めたとき、これまで磨き上げてきたプロデューサーとしての自分が何をすべきだろう、と考えた。

日々、クライアントからの依頼で楽曲制作は行っている。

一方、僕主導で今、インスト音楽で表現したい明確なテーマは必要ないと感じた。自分が表現したい想いは、今は歌で表現したい。インストでの音楽表現は、誰かに僕を求めてもらった時に、その人のために全力を注げればいいと思えた。切り分けたことで、「表現したいことがない」自分への罪悪感が、一切なくなった。

むしろ音楽プロデューサーとしての自分が今やりたいのは、身一つ手探りで自分が作ってきたDIYアーティストとしての

①自分との向き合い方
②楽曲制作論
③セルフブランディング論
④楽曲リリースまでの道筋
⑤リリース後のケア

を、「方法だけ伝えるのでなく」「考え方」を共有するための、

場所・人が集まる仕組み

そんな環境を「作る」ことだと思った。


そこで始めたのが、
DIYアーティスト向けオンラインサロン「artists」だ。

4月に発表したこのサロン。現在、無事に開講。一期生メンバー4人(すぐに後述するけど、一期目で4人集まったのがすごい)と共に、それぞれの音楽のこと、アーティストとしての「らしさ」、音楽を取り巻く市場のことなど、多角的に考えながら毎週講義を行なっている。

メンバーを募った立場として、あまり身内贔屓に聞こえたくはないのだけど、僕は集まってくれたメンバーの成長ぶりや視野の広さに、しばしば感動する。それは教える立場で感動するのではなく、自分が伝えたことを即応用して自分のものにしていく、一人一人の吸収力の高さにだ。


会費・月額4万円の重み

「artists」は、4ヶ月集中プログラムで月額4万円、計16万円で僕が現在進行形で培ってきたDIYでアーティスト活動を「長く続けていく」ための思考・具体的な手法を伝えていくという内容。

正直、DMMの担当者の方からは

  • オンラインサロンの中では、かなりの高額

  • 人は集まりにくいんじゃないか

と、最初からアドバイスをもらっていた。もちろん百も承知で価格設定しているから、正直サロンに人が一切集まらなくても、悔いはなかった。これから音楽家を志す人にとって、重要な機材が1個買える値段のこの金額は、決して安くはないから。


だからこそ。
僕はまず、この金額を払ってでも自己成長したい、
投資対効果を得ようとしてくれるメンバーが4人も集まったことに
僕は純粋に感動し、全員を尊敬している。


当然ながら、変な授業はできないという強いプレッシャーが、常にある。即効性がありながら、本質的かつ本人にとって応用が効くレクチャーを全体講義で行い、個別にもオンラインで楽曲制作の相談に乗る。一期生とのやりとりは、僕にとっても初めての試みが多く、洗練しきれていない分自分の中では当初の想定以上にケアをしたいと思いながら運営している。


個性豊かな一期生

noteで紹介していいと言ってくれた方々を、簡単に紹介させていただく。

大出華奈子さん

海を愛する、ピアニストで作曲家の大出さん。すでに作曲家としてのキャリアを持ちつつ、楽曲リリースは未経験とのことで、自身で楽曲を録音、ミックスしデジタルリリースすることを目標に臨まれている。

大出さんは海から楽曲をインスパイアされることが多い方。このサロンを通じて、「ピアノ × 海」という普遍的な存在同士の掛け合わせで楽曲を作り進めていきたいというモチベーションに気づいたそう。

大出さんはピアノ教室を経営していて、YouTubeでも万単位の登録者の方々にピアノメソッドを伝えている。ご自身がプログラマー出身なのも手伝い、ITやSNSを通じた発信にもとても積極的な一面がある方。

そんな大出さんが、より
「アーティストとして自己表現した曲を発表して生きていきたい」
という強い想いを持って、このサロンに入会してくれた。

大出さんは、毎週たくさんの質問を投げかけてくれる。おかげでオンラインセミナーであることを忘れるくらい、全体講義は会話が飛び交う。ムードメーカーとして、本当に助けてもらっている存在だ。

大出さんの言葉で、このサロンに参加するにあたって、参加してどう感じているかをnoteに書いてくれた。サロンに興味のある方は、生の意見として参考にしてもらえたら嬉しい。


イセオサムさん


イセさんは、本格的な音楽活動は今回が初めてというステータスで、
このサロンの門を叩いてくれた方。


僕の嫁がリーダーの1人を務めるオンラインサロン・「ハイブリッドサラリーマンズクラブ」で、嫁とともにリーダーを務めるイセさん。嫁きっかけで知り合ったイセさんは、プロフィールを観ていただけたら分かる通り、ビジネス・エンタメの世界で既に、成功を収められている。

そんなイセさんは、昨年の秋に僕に出会ったとき、「音楽に興味がある」というお話はちらっとしていた。でも、僕は身内にこのサロンをゴリ押しするのは嫌だったから、告知後イセさんとはこの話題には触れないでいた。


募集の締切当日くらいになって、イセさんから


今からでも間に合うなら、チャレンジしてみたい。


と連絡をいただいた時、とても胸が熱くなった。元々の友人だからというのも多少あれど、それ以上に

長年、音楽への挑戦を躊躇っていた一歩を、
僕のサロンで踏み出してくれた。

ことが本当に嬉しく、だからこそ全幅のサポートで臨もうと心新たにした。


多趣味で、感覚が鋭いイセさん。ご自身が普段、エンタメやITの世界でプロデュース業に従事していることもあり、楽曲制作への審美眼も鋭く、音の違いを感覚的にすぐに理解する耳は「すごいなぁ」の一言。本人曰く、


音楽で遊べるようになりたい。
その結果、僕の曲で未来が拓けるひとが出てくれたら嬉しい。
大人は楽しいということを表現したい。

と、イセさんが大切にしている「PLAY」という言葉を軸に表現を追い込んでいる最中だ。とても思考が整理されていて、イセさん自身も

あとは楽曲を納得いく形で制作するだけ。

とサロン内で話している。
初挑戦のイセさんが、本人が愛しいと思える楽曲を
世の中に送り出せることは僕にとっての悲願でもあり、
本当に本当に応援している。



nagohoさん

nagohoさんは、公私のパートナーであるMisiiさんとともに、「MisiiN(ミシエヌ)」というユニットでアーティスト活動を始めたプロデューサー。ご自身が俳優・カメラマンを経て、表参道のアートギャラリー「NOSE ART GARAGE」のキュレーターを勤めていることも裏打ちする通り、ビジュアル作りのセンスがとても良い方。

nagohoさんとの出会いは去年の今頃、僕のnoteやインスタをフォローいただき、僕のアルバム『STELLAR』を聴いてくれたことで超長文(笑)の感想をDMでくれたのが最初。実際に会って、共通の友人もいることから、とても仲良くなった。

サロン開講までは、時々送ってくれた楽曲に大まかなアドバイスをさせていただいていたのだけど、今回意を決して入会してくれた。僕のプロデュースにおける極意を全て注入したいと思い、楽曲制作の細かな部分にもコメントさせていただいた。


nagohoさんは持ち前のセンスと吸収力、分からないことをしっかり質問する積極的で真面目な性格で、楽曲制作の腕前を伸ばしてきた。そして、8/24(水)にMisiiN最初のシングル『or what』をリリースする!

さらに、ユニットとしてのデビュー2日後の8/26(金)に、
東京・青山のライブハウス「月見ル君想フ」にて、
ワンマンライブを開催されます!

シングル一枚目からワンマンやるとか、気合いがすごい。日々、とても忙しそうに奔走するnagohoさんの、真摯で表現にひたむきな姿に心打たれます。

というか、何より僕は、彼女が作った『or what』という曲が好きだ。
僕は正直、彼女が仕上げてきたトラックを聴いて、


leift、負けてらんないな。


って思った。僕がこう思うときって、そのアーティストが一気に注目されるほんの直前なケースが非常に多いので、めちゃくちゃ期待している。


noteを書き終えて、リリース日を迎えた『or what』を聴いてみたら、早速Spotifyプレイリスト「Electropolis」にリストインしているのを発見。「僕がいいと思うならSpotifyも良いと思うよな」と思いつつ、1st.シングルから良いスタートを切ってくれたようで僕も嬉しい。


自分の内側を掘り探ること

一期生のメンバーみんなと話していると、僕がサロンを通じてことあるごとにお題として掲げている

①自分がなぜアーティストになりたいのか
②自分が思う自分の魅力と、欠点
③裏方ではなく、表に出たい理由はなぜか?
④「アーティストとしてのゴール」

を、日々深く探究しているのが伝わってくる。

トレンドは常に、ものすごいスピードで動いていく。だからこそ、アーティストである自分と外側との距離感に、常に敏感に、自分で言語化しておかないと流されてしまう。そのことに気がついてくれた皆は、回を追うごとに自分のアーティストらしさを深掘りながら、楽曲を作っているなぁと見てて感じ取れた。


理念がある人は、成長が早い

サロンの開講を通じて、尚更そう思った。疑問を持った時「理念を表現するに至るか・否か」を瞬時に考えてから、使える技術を選ぶから。

技術は、あくまで手法。

理念がある人の表現は不思議なもので、技術が至っていなくても、「味」という評価で突破できてしまうところがある。

デビュー直後の曲の方が、デビュー10年後の曲より良いというファンは、そんな余白に宿る「気合いという理念」に惚れるんじゃないか。

技術は、表現できない時「なんでだろう?」という疑問を発端に磨かれていくようなものだと僕は思う。理念を持つと「なんでだろう?」を自分で見つける機会が、ものすごく増える。


ゆえに、技術習得に意欲的になり、
わからないことをそのままにしなくなる。
結果、理念は技術の向上につながる。


そんな姿を、僕は間近に目の当たりにした。自分も果たして、そんなふうに生きられているだろうかと、サロンを開講して以来何度も自分を顧みた。


音楽経験は、本当に関係ない

もちろん、音楽を作ったことがある、演奏したことがある方が、楽曲制作のテクニックを知った直後から実践で活かせることもある。


でも、僕はこのサロンを開いてみて、
こと楽曲制作においては、
経験値の差は「本質的なコツを知ってるか否か」で
容易に埋められると強く思った。


だからこそ、僕自身もうかうかとしてはいられない。


必要なのは、学べる才能

真剣に何かを学んだことがある人は、
音楽経験がなくとも覚悟が決まった瞬間、
驚くほど集中して僕の技術を自分のものにしていこうとする。


実際に教えてみて、僕が伝えたミキシングの技術を元に、YouTubeなどを駆使して追加情報を集めて、楽曲を仕上げる姿を目の当たりにした。高額の受講料を払ってくれているというのもあるのだろうけど、現場で何度も挫けながら技術を磨いてきた僕が、成長速度で抜かれたなと思う瞬間を経験した。


自己啓発・根性論みたいな言い方をするけど、
自分の心の本質と行動が連結している人って、
ものすごい速度で成長しちゃうんだなと思えた。
本当に、負けていられないなと思えた。

仕事として音楽を誰かに教えるのは初めてだったけど、僕はその「追い抜かれていく感」が、実は妙に心地が良かった。

もちろん、メンバー本人の素養あっての前提かもしれないけど、教えた内容を幾ばくかキッカケにしてくれたなら、本望だなと思えてる。


概念的な話ばかりが続くので、僕が一期生のメンバー皆に、どんなことを話したのか、二期以降に興味を持ってもらうために触りだけ話そう。


①メロディ:二歩目以降は、ロジカルシンキング

よく、メロディは鼻歌でなんとなく誰でも作れるという妄言を目にする。全否定はしないけど、僕はそれは「1フレーズ目」だけだと思う。

印象に残る1フレーズは、僕自身トイレやお風呂場で髪を洗っているときによく思いつく。リラックスしているとき、心を無にしたときに飛び出す数秒が、脳に焼き付いて離れなければ、そのメロディはポテンシャルがある。


でも、それだけじゃ数分の音楽にはならない。


1秒程度で終わるジングルでない限り、旋律にはさまざまな規模での起承転結が存在する。そして、数秒のフレーズが強烈なだけでは、何度も聴きたいと思える音楽にはなり得ない。

サロンでは、実際にメンバーも僕自身もその場でメロディを作りながら、全員同じBPMで思い思いのメロディを作るワークショップを開催した。展開と起伏を作る方法は、本当に沢山ある。興味のある人はサロンで一緒に体感できたら嬉しい。


②編曲とミックス:セットで学ぶのが最も効果的

DIYで楽曲制作を行うアーティストは全員、メロディを作るのとは別に編曲とミックスができた方がいいと僕は思っている。

仮に第三者に依頼するにせよ、自分がハイレベルなトラックを作れた方が、編曲家やエンジニアの方々と意思疎通がしやすくなるからだ。自分がやらない選択をする、明確な狙いを持つことができる。

ビートメイク、主旋律を生かす和音の動かし方、楽器の選定方法。編曲していく上で、考えなければいけないことは沢山あるけれど、実はとある視点で音楽を捉えられるようになるだけで、全てを同軸で考えられるようになる。


それが、この図だ。

実際に講義で使った図①
実際に講義で使った図②
実際に講義で使った図③

この図を見ただけで、多くの悩みが解決される方もいるかもしれない。僕は、この黄金比にたどり着くまで、本当に時間がかかった。

僕は、編曲とミキシングは同義だと思っている。楽器を変えることが編曲で重要なのではなく、「楽器の持つ周波数帯」をコントロールすることが楽曲を立体的に編曲する上で大事だからだ。

興味がある方は、第二期に応募してきて欲しい。メンバー全員のレベルを考慮しながら、編曲とミックスの本質を伝えたい。


③歌詞:内容と同じくらい「音節の美」が必要

歌詞と、詩の違いはなんだろうか。
答えは、歌詞には意図した音節や音列が存在することだ。

音節の起伏があるから、歌詞化された言葉には「共通言語とリズム」が宿る。歌の醍醐味は、言葉を共有する力のデカさだと僕は思う。

ということは「歌い手の魅力を引き出せるリズムや抑揚」が、歌詞には必要だと僕は考えている。せっかく内容が非常に示唆に富んでいても、音楽にしたときに流れが悪ければ、それは読み手それぞれが自分のリズムで読める「文章」の方が良いかもしれない。(文章にも、詩にも、僕はリズムがものすごく大事だと思っているけれど。)


これはサロンで話したことではないけれど、
先日僕がシンガーleift(レフト)名義でリリースした『draw』が、
海外の音楽メディアでレビューを受けた。

ブラジルの音楽メディア「Roadie Music」
ウガンダの地上波ラジオ「Ejazz Radio」

一応楽曲のリンクも貼っておく。

『draw』は全編、日本語で歌詞を書いているが、ブラジルの「Roadie Music」ではこの曲のことを、こう書いてくれている。

日出づる国から、日本人アーティスト leift による「draw」という絶妙なシングルが登場。 leift は、プロデューサー・ソングライターのKOTARO SAITOがアーティストとして使用するペンネーム。

彼の作品は、リスナーの注意を引くために、興味深いアレンジとキャッチーなボーカルメロディーを備えた、ASIAN POPシーンを反映した音楽的提案で構成されています。強くお勧めします。

Googleで日本語に訳し、日本語としておかしい部分を少し直したもの。


彼らは僕が日本語でどんな歌詞を歌っているのか、おそらく分からない。それでも、「音楽として気に入ってくれたから」、メディアで紹介したり流してくれたんだと僕は感じている。

しばしばJ-Popは、日本語であるが故に輸出が難しいという議論を聞く。

僕は、全くそう思っていない。

日本語だって、歌詞の内容を絶対的に担保した前提で、メロディと歌詞の音節を工夫すれば、歌の言語が分からなくても音楽として好きになれる要素はあると信じている。歌詞に興味を持ってくれたなら、翻訳にかければ意味だってすぐに調べられる。

この出来事は、自分が信じて書いた歌が、
ちゃんと届くことを教えてくれた。

歌詞の内容にも自信がある。その話は、改めて。


作ることだけで、DIYアーティストは務まらない

これは、自分自身にも日々強く言い聞かせているけれど、僕らDIYアーティストは、作った楽曲を世に出し、運用していくところまで自分達でやらなくちゃいけない。

作って満足じゃ、絶対にダメ。

このサロンでは、「最初のデビューまで」を講義の中心に据え、メンバー自身が今後もずっとアーティスト性を追求できるよう、

それぞれの「アーティストらしさ」の具体化

を促す訓練を、ブランディングの講義では紹介してきた。現在はいよいよ、楽曲をリリースする上でアーティストが知らなくてはいけない

①楽曲の権利(著作権、原盤権)を自分で守り、攻める
②音楽ビジネスをマクロ的に捉え、理解する
③ディストリビューターとは何かを理解する
④音楽メディアの「心」を理解する

というフェーズに差し掛かっている。曲やアーティスト性を形作るところまでは、非常に概念的で本質を探るような講義が多かったが、リリースに向けて一気に具体的な内容を講義で聞いてもらっている。

ゲスト講師の皆さんにも登壇いただいており、僕以上に専門性の高い方々に、僕自身も気になることを質問しながら講義を進めている。

ゲスト講師の皆さん。

この4人の方々に加え、僕が自身の楽曲を流通委託しているThe Orchardチームの皆さんにも登壇いただくことになった。

DIYアーティストがDIYアーティストのための成長環境として作ったコミュニティとしては、抽象的な思考法から具体的なスキルまで、かなり網羅できる内容のオンラインサロンにできたつもりだ。


僕も含め、メンバーで助け合う

サロンメンバーのみんなは、一言で言うと「大人」な人ばかりだ。僕の進行が完璧とは言い難い時、皆にフォローしてもらった感は否めない。

そんな温かい心が、僕にだけでなく
メンバーとメンバー同士の課題や悩みに向いてくれたことが
僕はとても嬉しかった。

一期生のメンバーは、音楽だけでなくビジネスやアート、エンタメ、テックなど色んなキャリアを経てアーティストを志望している方が揃った。

僕は総論を展開することが講義の性質上どうしても増える中、ビジネスの話題になればビジネスに強い人が具体的なアドバイスを、アートやブランディングの話題では具体的なクリエイティブへのアイデアを、メンバーがメンバーに提案してくれたのが印象的だ。


高い受講料をいただいてしまうと、つい「僕からメンバーへ」という一方的なコミュニケーションになりがちだと開講時は考えていた。でも一期生のみんなは、もちろん僕の話を真剣に聞いてくれつつ、トピックごとに質問や意見を言う場を設けると、個々の課題を話し始め、メンバー同士がそれにアイデアを出す空気が自然と生まれた。


その話を聞いていると、皆真剣だから、
時に僕に言ってもらえたようなアドバイスだと錯覚する。

それだけ、悩みの質もアドバイスの質も、
鮮度と解像度が高い。
褒めてばかりに聞こえそうだけど、事実だから仕方ない。


二期生の募集

9月中旬で、一期生の講義が終了する。二期目は10月からスタートする予定で、本日8月24日から9月30日までを、二期生募集期間にする。

もう既に、「募集再開に登録」してくださっている方がいる。僕の元に直接、二期目に入会したいと連絡くれた方もいる。皆さん、本当にありがとうございます。想いを楽曲とアーティスト像として、一緒に形にしましょう。

間違いなく二期目は開講するので、
一期目をしっかりと全うし、10月から始められたら嬉しい。


メンバー募集は以下より。

高額なのは承知の上で運営しているので、くれぐれも無理はしないで欲しい。ただ、実際に集まってくれる人たちの熱量は、その分とても高いというのが一期目で僕が学んだことだ。一緒に学んでいきましょう。

お待ちしています。

よろしければサポートをお願いいたします。サポートいただけましたら機材投資、音源制作に回させていただき、更に良い音楽を届けられるよう遣わせていただきます。