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なんでそんなこと聞くの?ってエントリーシートにツッコミを入れながら考えよう

「学生時代がんばったことは?」って聞くのは、社会人になってどんなふうにがんばる人なのか知りたくて聞いてるのかもしれない。

「最近、おもしろいと感じたことはなんですか?」って聞くのは、おもしろいと思ったことに対してどういう行動を起こす人なのか知りたくて聞いてるのかもしれない。

「学生時代に挫折したことはありますか?」って聞くのは、仕事で壁にぶつかった時にどんな風に行動するのか知りたくて聞いてるのかもしれない。

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こんにちは、コピーライターの阿部広太郎です。

就職活動や転職活動におけるエントリーシートでも、仕事をする中でやってくる上司との面談でも、そこにある質問には何かしらの意図があると思っています。

冒頭に書いた3つの例は、全部「かもしれない」なんだけど、そこにある意図を想像しながら書くことで、自分の書く文章の届き方が変わるんじゃないかと思うんです。

まずは「すべての質問には意図がある」と思ってみる。なんでそんなこと聞くの?ってツッコミを入れるように考えてみる。すべてを正直に書いたって全然いい。けど、何を求めているのか想像することで、相手の心のストライクゾーンに入る可能性は高まる気がする。

エントリーシートは、その言葉が、エントリー(関係の入口)になるかどうかが問われているし、言うなればその先がイメージできるかを見られている。

なんでわざわざこんなことを書くかというと、僕自身、今、『いつか仕事で再会するための連続講座「企画でメシを食っていく2021」』(〆切:5/31月_夜18時まで)のエントリーの受付中で、これまで6年開催してきて、たくさんの方たちのエントリーシートと向き合ってきました。

ほんとうは全員に会えたらいいのに、と思います。会って、質問して、話せたら、その人がどんな人なのか、人柄もわかる。でも今年はなおさらそんなことはできなくて。エントリーシートだけで判断しないといけない。

1つひとつの質問に込めた意図。繰り返しになりますが、企業だとか、選抜制の講座だとか関係なく、すべてのエントリーには、何かしら知りたいことがあるはずで、そこに気付いてくれるかが試されてるし、問われている。

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企画メシで言うと、その意図を感じてほしくて、今年はプレイベント(いわゆる説明会)に参加してもらってからエントリーしてもらうカタチにしています。

それでもなお、質問項目に対して、1行だけでアンサーするエントリーを見ると、もどかしくなる。それだけだと、さすがにあなたの人柄がわからないなと。。。とはいえ、個別に連絡するのもなと。ぐぬぬ。。。

もしも、「企画でメシを食っていく」に興味を持ってくださった方は、ぜひ5/27(木)のプレイベント vol.2にお越しください!

どんなエントリーを書くべきか? みたいな直接的な話はないけれど、きっとこの場が何を求心力にしているかは伝わるはずです。

もう一度、伝えたい。

自分の思いを相手に届けるために、エントリーする前に、質問の意図を考えよう。それは読み手の目線に立とう、とも言えるんだけど、本当にそれだけで届き方が変わると思うんです。

すべてのエントリーシートは「自分の過去を解釈する」と同義だと思っていて、新刊「それ、勝手な決めつけかもよ?」でもそのことを書きました。

いつか仕事で再会するための連続講座「企画でメシを食っていく2021」の詳細はこちらに。

新刊が出ること、そして2年ぶりに「企画メシ」がはじまることに、気持ちが高まりながら2021年の6月を迎えようとしています。

うーむ、と考える時間ってなくてはならない時間だと思う。

ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/