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WEB初任研〜キャラ付けできてますか〜

「大人の人」から「先生」になる

店員さん、会社員、友達のお母さん、サッカーのコーチ、、、子どもたちの周りにはたくさんの大人がいますね。

私たちも小さい頃、先生がいました。でも、ただの大人ってわけじゃなくて、「先生」として覚えてるんですよね。

今日は先生になるっていう初任研です。

最初の自己紹介

新年度の始まり、着任式。

「○○小学校から来ました、□□です。みなさんの名前を早く覚えて・・・・。」

「好きな言葉は思いやりです。あたたかい学校にしていきましょう・・・・。」

先生たちの最初の挨拶。ありきたりな言葉になってませんでしたか。着任式あるあるです。


おそらく子どもたちの中では、

「最初の先生誰だっけ?」「印象に残ってないなぁ。」

これが本音!!

だってつまらないし、イメージが湧かないんだもの。ワクワクしない。

無味無臭無関心無色透明先生。

そのまま一年間過ごすなんて地獄でしかないですね。

担任の先生がそんな大人だったらちょっと嫌じゃないでしょうか。


だからこそキャラ付けをしよう。「大人の人」じゃなく「先生」って思われないと、子どもの中に入って行けないと思うんです。

「うちの担任の先生こんな先生なんだよ」を一言で表せるような。


キャラ付けは難しくない

特技がある人はそれだけでキャラ付けになりますね。

ピアノ、バイオリン、バク転・・・・

私はそんなのできません。できたら苦労しないし、その道のプロならばその道で生きていきます。

だからこそ、子どものイメージにつながりやすいキャラクターを自分に合わせちゃいます。


かつて私が初任のとき、大学で遊び呆けたために、体はボテボテ、いわゆるデブキャラみたいなものでした。

「先生は太っています!!ご飯をたっくさん食べます。」

こんなふうに言ってもときめきはしませんね。むしろ高学年からの悪口陰口の嵐になることさえ予想される。

「この体型を活かせぬものか・・・。」

だから私は熊本県で有名なゆるキャラのTシャツを着る事にしたのです。

そう、くまモンです。

くまモンはボテッとした体つきですが、なぜか憎めないあの表情。悪い印象をもっている人なんていないのではないのでしょうか。

「くまモン先生!」なんて呼ばれることもあり、子どもが描くイラストにはくまモンのイラスト多数。

「じゃあまとめの言葉を書くよー。」

授業でもまとめのキャラクターはくまモン。

吹き出しで大切なことを語らせます。

私のクラスはくまモンのクラスなんて思われるように。自分のクラスじゃない子から言われ始めたらもう完璧です。

自分に何か無くても、何かに頼ればいいんです。

キャラを貫き通そう

ディズニーが好きなら、ディズニーキャラクターを黒板に描けばいい。

サッカーが好きなら毎日ユニフォームで過ごせばいい。

旅行が好きなら、その土地の名産を飾ればいい。

少しずつ先生のキャラとなり、カラーになります。

先生になったばかりの初任の方はまだまっさらな状態。子どもにとっても同じです。

だからこそ、自分を見つめ直し、何でもいいのでキャラ付けをしよう。それがあるだけで、子どもはあなたのことを特別な「先生」として見るようになりますよ。

楽しいクラスは楽しい先生と!!頑張っていきましょう!!



最後まで見ていただき、感謝しかありません。お役に立てましたか?もしサポートしてもらえるのであれば、職員室にお菓子を持って行って良い人って思われたい(本音)