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貧乏旅の魅力。制約があるからこそ面白くなる

2024年4月末~5月半ば、2週間ほどタイとラオスを旅して、東京に帰ってきました。


タイとラオスは知り合いと一緒に行って、ずっと一緒にいたわけではなく、僕は一人でラオスに行き、その後タイのバンコクで再び合流して一緒に帰りました。



その彼がよく言うのが、「貧乏旅をする理由がわからない」とか、「旅行する意味がわからない」、「なんでわざわざ旅行するのか」ということです。僕は彼の考えを否定はしないですが、共感もできません。なので今回はそのことについてお話ししようと思います。



彼が言うには、「なぜわざわざお金がなくて辛い思いをしながら、節約をしながら貧乏旅をするのか」ということです。貧乏旅というのは制限がある旅ということですね。でも、この制限をつけて何かをするというのは、実は非常に面白いことが生まれるんです。



貧乏旅では使えるお金に限りがあります。つまり、自分でいろいろ工夫をしなければならない。これが貧乏じゃなくて、例えばお金がたくさんある旅だとしましょう。高級ホテルに泊まり、優雅に過ごして、「ああ、綺麗で快適だな」と感じるだけで終わります。


でも、制限のある貧乏旅だと、移動も過酷で、飛行機を使わずに列車やバスで移動します。飛行機なら1時間で行けるところを、長時間の列車やバスの旅にすることで、そこで面白い出会いや新たな経験が生まれます。



飛行機だと、ただ座っていれば目的地に到着しますが、列車やバスを使うことで、様々な経由地を旅し、新たな経験を得ることができるんです。つまり、制限のある旅、貧乏旅というのは、制限があるからこそ工夫をして、新たな経験や面白い出会いが生まれるということです。



だから僕は、お金があったとしても貧乏旅をするのは非常に良いことだと思います。



僕自身も、旅をするときはバックパッカースタイルでやります。その方が圧倒的に面白いからです。


面白いことをやるというのは、それだけで良いことだと思います。だから、それを否定する理由なんてないと思います。


否定するということは、感性が死んでいるんじゃないかと、正直思ってしまいます。感性が死んでいる、つまらない人だなと感じます。



もっと言うと、貧乏旅をして楽しんでいる人を否定するというのは、何もやっていない人が否定しているに過ぎません。感性が死んでいる人がそれを否定するのは愚かなことだと思います。


じゃあ、自分は一体何をしているんだと。そういうことじゃないですか。


人が楽しんでいることを否定したり、バカにしたりする人に限って何もしていない。何も生み出していない。


楽しむことすら放棄して感性も死んでいる、ということなんです。そういうふうに僕は思います。



この音声で何が言いたいかというと、制限をつけて何かをするというのはすごく良いことです。何もマイナスなことはありません。


やりたいことはお金がないからできないというのではなく、ないなりにどうやってやっていくかということです。旅をするにしても、お金をかける豪華な旅行もあれば、お金をかけずに制限をつけてやる旅もある。


どっちも面白いと思いますし、一長一短あると思います。


しかし、制限をつける旅というのは非常に刺激的で面白い。刺激的で面白い、それでいいじゃないですか。面白かったらそれでいいじゃないですか。



人生というのは、言ってしまえば死ぬまでの暇つぶしで、いかに楽しく過ごすかということだと思います。


だったら面白いことをやればいい。何の意味があるのか、別に意味なんかいらない。


面白い、楽しいからやる。それでいいという話です。ということで、みなさんも制限をつけて何かをやるということをぜひやってみてほしいなと思います。



僕もね、3年前かな、2021年の6月、5月から6月にかけて、原付50ccのスーパーカブというバイクに乗って、東京から青森まで行きました。

(その時の動画は全てYouTubeにアップしてます→原付北海道旅再生リスト


新聞配達などでよく使われているバイクです。


それに乗って、青森からフェリーで北海道まで行き、北海道を一周して、内陸の方にも少し行って、またフェリーで青森まで帰り、青森から東京まで原付で走って帰るという旅をしました。



それも、言ってしまえば制限をかけた旅ということなんですよ。50ccのバイクで旅をするというのは制限があるでしょう。


制限や制約をかけることで、ただ飛行機で北海道に行って観光するというのとは違い、全工程を原付で旅するという制約をかけるわけです。


それも貧乏旅の一種ですよね。実際に貧乏旅だったんですけど、それをすることで面白みが増すんですよ。


普通に飛行機で行って帰ってくるだけでは体験できないことが味わえる、経験できるということです。それってすごく面白くないですか?経験することや体験すること、それが面白いし楽しいし刺激的です。それで十分だと僕は思います。


そこに意味や「なぜやるのか」という否定的な問いを立てる必要は全くありません。全てに意味なんてないんですよ。


いかに楽しく面白く過ごすか、ただそれだけです。だから、哲学的な意味付けや人生の意味を考えるのではなく、純粋に楽しめばいいんです。


ということで、今回は貧乏旅の魅力と、制約をつけて何かをすることで面白くなるというお話をしました。

この記事はコチラのラジオがもとになっています

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