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伝統は革新の連続

自己紹介を兼ねて、はじめてnoteに投稿してみます。

西堀 耕太郎 1974年生まれで現在は京都で五代160年以上続く、京和傘の老舗「日吉屋」の代表を務めています。代表と言っても創業家の生まれでは無く、2003年に妻の実家に婿養子として入ってすぐに先代が急逝してしまった為、若干29歳で後を継ぐことになり、以来17年ほど和傘の職人をしながら、「伝統とは何だろう」と考え、様々な取り組みをして現在に至ります。

タイトルに書いた「伝統は革新の連続」という言葉は、先代の時に年間売上が160万円ほどに減少し、廃業が決まっていた日吉屋を継承した時に、何とか日本の伝統工芸のひとつである、和傘という物が残せないかと試行錯誤する中で思い至った考えです。別に私が自分で創造した言葉という訳ではなく、様々な時代にいろんな方が言っている言葉だと思いますが、「伝統とは何か?」を考える中で、突き詰めると到達する真理というか、当たり前の摂理ではないかと思います。

この「伝統は革新の連続」を弊社の企業理念としてからでも既に15年以上たっていると思いますが、その考えの元に伝統工芸の技術や歴史等を活用して、今の時代のお客様のライフスタイルにあった商品を創り出し、同時に伝統の継承に挑戦し、伝統工芸を職業にして、自分も社員も、そしてお客様も幸せになれるような事業を目指してきました。

その取り組みの詳細を、自分の記録としても残しながら、日本の文化や工芸等に興味のある方はもちろん、伝統工芸のデザイン化や現代化、海外輸出やインバウンドも含めたビジネスとしての伝統工芸、地場産業や地域プロデュース等にもご興味のある方の参考になればと思い、筆まめではないのは十分わかっているのですが、何とか継続して書き記して行きたいと思います。

取り急ぎ、和傘やデザイン照明などの製造販売をしている、京和傘「日吉屋」と、日吉屋の経験を活かした伝統工芸、地域プロデュースを業務にしているのTCI研究所のWebやFacebookや、Instagram、Youtube等のリンクを下記に貼っておきますので、ご興味のある方はご覧ください。

株式会社日吉屋Web・株式会社TCI研究所

日吉屋インスタグラム(和傘・インテリア)、Youtube動画

https://www.instagram.com/hiyoshiya_kyoto


略歴

書籍

「伝統の技を世界で売る方法ーローカル企業のグローバルニッチ戦略」(学芸出版社)出版社リンク(ご購入・お問合せ)https://bit.ly/2H5EJA1 

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