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電験三種④ ~理論分野:電子理論~

こんばんは、Kotaroです。
今回は電子理論について書いていきます。
皆さんは電子と聞いて一番最初に思い浮かぶのはどんな内容でしょうか?
人によって千差万別ですが僕は勉強していて「半導体」が最初に思い浮かびます。
この半導体のことをよく理解するのが理論における電子分野だと思います。
ここのポイントを紹介します。

①素子の特性を十分に理解する

半導体そのものの原理から、ダイオードやトランジスタ、演算増幅器、FET、サイリスタなどなど・・・、とにかく出てくる素子がたくさんあります。
それぞれの素子における仕組みを理解しないと回路図を解くことができません。
知識問題も多いのでまずは基礎ができればここの点は比較的稼ぎやすくなります。

②回路問題において方程式を書けるようにしておく

ここの分野ではしばしば静特性の問題が出ます。
回路において方程式を書き、その方程式(必ず線形です。)を静特性のグラフに書いて、交点から未知の値を導きます。
下の図だとたいていVの値は分かっているので、Vの値から交点を特定します。

エミッタの接地回路の静特性の図


電験三種では定規を持ち込める(※受験時の要項を確認してください。)ので交点は求めやすいかと思います。
ないなら最悪受験票でも引けます。笑


③コンデンサやコイルに注意する

コイルはあまり出てこないですが、コンデンサには注意が必要です。
コンデンサの経時変化によって電流の向きが変わり、ダイオードなどの指向性のある素子の様子が変わるからです。
前の記事でも書いたように解いている回路が時間が経つにつれどのように変化するのかよく想像しながら解答しましょう。

電子理論に関するポイントを書きました。
ここの分野はまず暗記から始めていきましょう。

もし、電験三種を受ける上で困っている、教えてほしいなどありましたら連絡ください。
よろしくお願いします!!

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