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パパッと見るブックレビュー「穏やかな死に医療はいらない」

はじめに

 このページは「穏やかな死に医療はいらない」のブックレビューとなります。病気の治療に対する考え方、何を持って生きているか、など考えさせられました。

パパッと見るブックレビューのコンセプト

 レビューをパパッと見て、紹介した本が読んだ方の今の課題にマッチしているかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。

 フォーマットや内容は研究中となります。前回と違っていますがご容赦くださいm(_ _)m

ブックレビュー目次

 1. 読んだ本
 2. 一言感想
 3. 私が感じたこの本のポイント
 4. 本の概要

1. 読んだ本

【タイトル】穏やかな死に医療はいらない
【著者】萬田 緑平 / まんだ りょくへい
【初版発行日】平成25年3月31日
【発行所】朝日新聞出版
[読んだ目的]生きることの大切さ、死との向き合い方を知る
[何でこの本を知ったか]高城剛さんのメルマガに萬田先生が出ていた

2. 一言感想

 人の死に際しての純粋な行動にものすごく感動しました。病気の治療に対しての考え方が大きく変わり、生きる定義について考えさせられました。病との向き合い方で悩んでいる方がいたらお薦めしたいと思いました。

3. 私が感じたこの本のポイント

 死へ通じる病の治療に関して、入院して最先端の器具・機材・考え方を用いて治療を行うことだけが全てではない。

 穏やかな死とは本人、家族の心が良い状態で迎える死である。満足感をいかにして感じるように過ごせるか。

 本人、家族ともに死と向き合い、お互いに感謝を持ち日々楽しく過ごしていく。その為の在宅緩和ケアがある。


4. 本の概要

【プロローグ】僕が外科医をやめたわけ
 ・終末期医療に疑問・違和感を抱く
 ・「幸せな死」について考える
 ・外科医を辞め、在宅緩和ケア医へ転身

【第一章】上手に枯れて穏やかに死ぬ
 ・「ピンピンコロリ」ではなく「ゆっくりコロリ」
 ・老衰モードでの死を目指す
 ・後悔してる延命治療、受けたくない治療

【第二章】自宅はホーム、病院はアウェイ
 ・自宅だからできる穏やかな死がある
 ・自宅で死ぬのは大変、は嘘
 ・在宅緩和ケアは悲観的ではない

【第三章】自分の最期は自分で作る
 ・死を受け入れる、そこからがスタート
 ・最期のお別れはできる早いうちに
 ・それぞれの穏やかな死がある

【第四章】これまでの死の光景、これからの死の光景
 ・終末期医療にそれほど熱心ではない病院での治療過程
 ・穏やかな死を選んだ場合のシミュレーション

おわりに

 「穏やかな死に医療はいらない」のブックレビューでした。読んでて何回も泣いてしまいました。

 このブックレビューが皆さまの参考になれば幸いです。


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