1028 マーケティング活動にビザスクを活用する方法
最近はビザスクの回し者かのようなレベルで各所でビザスクをオススメしていますが、今日はさらにnoteでもオススメしてみようと思います。
まず、ビザスクとは何か?というとスポットコンサルティングのマッチングプラットフォームです。
例えば、「BtoB企業でオウンドメディアを成功させるポイントを教えてください」のような募集を出すと、その知見を持った人が1時間1万円とか2万円とか3万円で教えてくれるサービスです。
サイトを見る限り、2019年10月時点で90,000名の登録者がいるようです。つまり、ビザスクにはたくさんのビジネスパーソンがいます。知見を求めたり、提供するプラットフォームである性質上、おそらく意思決定レイヤーの人も多く登録しています(※回し者でないのでわかりませんが・・)。
実際に使ってみると、びっくりするぐらい大きい企業の役員さんや、有名スタートアップの経営者と出会うことができます。
そして、この使い方が正しいのか不明ですが、当社ではビザスクをユーザーテスト・ユーザーインタビュー・エキスパートインタビューの被験者集めで活用し、マーケティング戦略・施策の立案に役立てています。
例えば、上記の画像は、私が最近募集した案件ですが、当社ではBtoB企業向けのマーケティング研修事業を提供しているため、その事業の事業戦略・マーケティング戦略を立案するために、
・過去にマーケティング研修を外部に発注したことがある人
に話を聞き、マーケティング研修を発注する際に
・どのようなきっかけで研修を検討するのか
・導入する研修サービスをどこで探すのか
・検討/意思決定にあたり重視するポイントは何か
・稟議でどのような情報が必要か
・発注する場合の予算感
などをヒアリングさせてもらいました。研修サービスに関して、10名前後の方に直接話を聞くことができたため、
・研修業界の主要なプレーヤーと特徴
・業界構造
・最近のトレンド
・研修担当者の情報行動や購買行動
・研修サービスをプロモーションする際、どのチャネルが有効か
などを把握することができました。
上記の情報をもとに、自社が研修業界に参入して勝ち筋があるのか、どのような参入の仕方であればチャンスがあるのか、参入する際、どのようなマーケティング戦略・施策が有効か、の仮説を立てることができました。
自社で検証するのも大事だし、人に聞いてしまうのも大事
今回のnoteの趣旨は、マーケティング戦略・施策を立案する際、ビザスクのような便利なサービスがあるので、ユーザーや顧客に聞いてしまうのは便利です、という話ですが、逆にいうと、ユーザーや顧客、業界人に聞いてしまえばわかることを、自社で時間とお金をかけて検証するのはもったいない、という話でもあります。
たとえば、今回、当社が研修業界について調べた情報を、事業を進めながら自分たちの経験からだけで得ようとしていたら、半年、1年単位の時間がかかっていたと思います。
それがビザスクを活用することで3~4週間前後の時間で大枠を把握することができました。
もちろん当社の場合は現在進行系で、研修サービスを提供しているので、自分たちで事業を進めながら得ている情報もあるのですが、それと合わせることで、短時間で必要な情報を得ることができている実感があります。
全く新しいサービスではなく、既存もしくは類似のサービスが存在する領域は、自社での仮説検証だけでなく、先人たちの仮説検証を学ぶことも重要です。
セミナーでビザスクを紹介すると、認知度は10%前後な感触ですが、事業開発・マーケティングに関わる人達がもっともっとビザスクを活用するようになると、労働生産性は大きく上がる気がしています。
ちなみに再来週ですが、ビザスク等を活用してユーザー/見込み顧客の行動観察・インタビューをして、それをマーケティング活動に活かす方法を実践するセミナーを開催するので、ビザスク活用とあわせて、よろしければ、ぜひご検討くださいm(_ _)m
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