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起業の原点 「好きこそ物の上手なれ」

今日もこのブログを見ていただき、ありがとうございます!

少しでも多くの方に読んでもらい、僕の想いに共感してもらえたら、という気持ちで書いているので本当に嬉しいです。

今日は好きな野球があったからこそ、アメリカやドミニカに住んだり、金融界に飛び込んだりと、野球以外の経験をすることができたので、僕の学生時代について少し書いていきたいと思います。

僕が野球を始めたのは、小学2年生でした。父がもともと野球好きだったことがきっかけです。 初めて入ったチームでは、2年生にも関わらず5年生の試合に出ていました。自分で言うのもあれですが、まあまあ上手かったようです(笑)

ただ、当時は周りからの期待が大きくて、ピッチャーだったのですが肘を壊した後、精神的に追い込まれ夢遊病になりました。深夜にドアを開けて、家を出ようとすることもよくあったそうです。結局、自分に合うチームを探すために3チームを渡り歩き、ようやく落ち着いて野球に集中できる環境に出会いました。

中学では、全国トップレベルの硬式チームに所属し、電車と自転車で片道1時間かけて通ったり、椎間板ヘルニアの治療をしたりしながら、辛くも楽しい3年間を過ごしました。幼いながらに良くも悪くも辛い経験をたくさんしましたが、相当な野球好きだったので、当時は漠然と日本で高校、大学もプレーするんだと思っていました。

ただ中学3年生だった2009年に、「大学はアメリカ!」と即断するほど衝撃的な出来事がありました。それが、イチロー選手や松坂選手が活躍したワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)の日本対アメリカ戦です。

開催地が野球の本場 アメリカだったので、祖父についてきてもらい、初めてアメリカの球場に足を踏み入れたその日。場内に鳴り響く音響や見ずにはいられないビデオ演出、一人ひとりが盛り上がっている姿など、その雰囲気すべてに鳥肌が立ち、感動の連続でした。特に試合でビックプレーや得点が入るたび、地響きがするほどの歓声が沸き起こるので、その時は涙が出そうになるほどでしたね。

世の中にこれほど人を興奮させたり、感動させたりすることができる世界があるんだ、と。

高校は本気で甲子園を目指していたので、しっかりとした環境が整っている学校に入りました。ナイター設備があり、週6日、だいたい21時頃まで練習があったのですが、これまた2年半ある高校野球のうち2年間を膝の靭帯断裂、鼻骨骨折、肺気胸、血行障害による肩の故障と、度重なる手術とリハビリに費やすことになりました。あの時は絶望的でしたね(笑)

もともと学力的に難しいと言われていた学校に「野球がしたい」の一心で猛勉強をして入ったのに、野球ができなかったので。

このまま野球ができないのかなって目の前が暗くなっていく感覚でした。

そんな中で苦しみながらもリハビリをして、きちんと練習に参加できるようになったのは、高校3年生になる少し前でした。最後の大会までに残された時間は半年で、その大会にでるためには残り4ヶ月で結果を出さなければいけないという状況です。

ほとんど練習に参加していなかった僕ですが、どうしてもレギュラーで試合に出たかったので、22時過ぎに帰宅してからは、どんなに疲れていても自分の限界まで頑張ると決めて、毎日手から血が出てバットが持てなくなるまで素振りをしていました。今思うと、よくやっていたなと同時に、とても非効率的に練習していたなと(笑)

結果として、高校最後の試合にレギュラーとして出場し、悔いなく高校野球を終えることができたので、アメリカの大学へ進学するという次の目標のために、野球漬けから英語漬けにシフトしました。

英語は決して得意ではありませんでした。留学を支援いただいた先生からも「アメリカに送り出すのに、こんなにも英語ができない子は初めてだから、不安で仕方ない」と言われたほどです(笑)

ただアメリカの大学に行くという目標があったので、自ずと学ぶ姿勢が功をなし、無事にアメリカの大学へ入学することができました。

こうした学生時代の経験を振り返って、僕が強く思うことは「好きこそ物の上手なれ」だということです。

人は好きなことがあれば、自ずとやりたいと思い、そこに目標があればどんなに辛くても頑張れるんですよね。

特に子どもは自分の気持ちに素直で吸収力がとても高いので、好きなことに対して、ものすごく集中したり、周りがそれは難しいんじゃないかと思うこともできてしまったり、と驚くほどいろいろな可能性を秘めていると思います。

反対に、あまり興味・関心がないことに対しては「やらされている」という消極的な考え方が芽生えたり、優先順位を下げてしまったりするので、可能性を広げる前にやめてしまうこともあるはずです。これって子どもにとっても、お父さんやお母さんにとってもプラスでは無いですよね。

僕は、子ども一人ひとりにあったアプローチ方法でその子の興味・関心がどこにあるのかを見つけ出し、その可能性を広げていきたいと思っています。

だからこそ、まずは僕と同じ「野球が好き」という野球選手のために、英語塾であるパイラスアカデミーを立ち上げました。

英語は世界の公用語なので、学んでいれば世界中の情報に触れることができ、その分子どもたちの可能性は広がります。

一人でも多くの子どもたちが、自分の「好き」を武器に成長し、毎日を楽しく過ごせるようサポートをすること。

これこそがパイラスアカデミーを通じて実現したい未来です。


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