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真珠工場再生の進捗とお仲間募集について

先日、書いたこちらの計画を徐々に進めています。
その後の進捗報告とご協力のお願いです。

計画のその後


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 先日、数寄屋建築を派生させ、国内外から注目される 建築家 / 美術家の佐野文彦さん、マガザンキョウト オーナー 兼 編集長の岩崎達也さんと英虞湾を視察しました。(PCR検査実施のうえ、三密を避けた厳重注意の中で実施)

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 英虞湾というフィールドとしての可能性を見極めながら、一つ一つの真珠工場の活用方法を模索。その一箇所として、川野真珠工場にも訪れていただきました。(写真:横山展望台からの眺望)

日に日に朽ちていく工場と護岸を実際に見ていただき、一言。

「正直言って難しいと思う。けれど、チャンスがないことはない。」

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想像していましたが、難しい道のりになりそうです。
しかし、英虞湾にある真珠工場の中でも状態の酷い、うちの真珠工場が何らかの形で復活をすることができれば、それは他の工場にとっても希望の光となれるかもしれない。ネガティブな感想だけでなく、今後の可能性も見出していただけたことが嬉しかったです。

今後の進め方ついて


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 今後は、工場跡地の「片付け・整備」と「活用方法の立案」を同時に進めていきます。心強いチームができつつあるので、道のりは長くとも、希望が湧いてきました。

工場

 実は今回の件で、伊勢志摩にいる両親とも頻繁にやりとりを行うようになりました。最初は、少し後ろ向きだった両親とも、最近は前向きに話を出来ている気がします。おそらく就職して以降、一番多く会話をしているんじゃないかと。

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 祖父母の代から、自分たちの生活を支え、育ててくれた真珠工場ですから、何らかの形で残したいと願っています。そのため、誰かに全てを丸投げするのではなく、両親と一緒に考えて進めていきたいと思っています。

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 また、このプロジェクトを進めていく上で地元の方々との交流も、以前よりもずっと増えました。自分の知らない伊勢志摩をたくさん知るきっかけになりましたし、地元のことを考える時間が圧倒的に増えました。身体は離れた場所にいますが、心はUターンした気持ちです。

B3新幹線広告 (1)

 そして、私の勤めるフラー株式会社 では、ありがたいことに社長をはじめメンバーがこの件に興味を持ってくれています。今も昔も、個人の夢をとても大事にしてくれる会社と応援してくれるメンバーに恵まれて、とても幸せを感じています。(写真:社長がネタで作ってくれた広告写真w)

とはいえ、本職で迷惑をかけるわけにはいかないので、引き続き無理のない範囲で進めて行きたいと思っています。

工場改造イメージ

写真:佐野さんが書いてくださったラフスケッチ(現時点の案)

イメージ:船でしかアクセスできない、少人数での宿泊・ワーケーションができる特別な場所

・岸壁側:真珠工場の名残があり、海を見ながら働けるワークスペース
・山側:宿泊場所とキッチンスペース
・外にはBBQや釣りを楽しめるデッキスペース
・桟橋と筏の先に海上サウナ

ご協力いただける方の募集

最後に、ご協力いただける方の募集ですm(_ _)m

10月30日〜31日で、真珠工場跡地の片付けと大掃除を実施予定です。
こんなことをお願いしたいと思っています。

・工場にある海洋プラスチックの袋詰め
・船での荷物の積み下ろし
・護岸用の土嚢袋作り
・雑草の刈り取りと処理

その他、
・船の免許をお持ちで、普段から操縦されている方
・工事現場での作業経験がある方

も募集しております。今は何もお返しできないですが、いつか必ず恩返しできるようにいたしますm(_ _)m

ご興味を持っていただける方は、是非ご連絡をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。



サポートいただいた分は、未来の高専や高専生をはじめとする、教育活動に利用させていただきます。宜しくお願い致します。