『デッドプール&ウルヴァリン』酷評/つまらないファン向け映画?!ネタバレ感想
MCU映画『デッドプール&ウルヴァリン』。思った以上に知識が必要なファンムービーだった…。良かった点と微妙な点をまとめてみた。
※ネタバレ少なめだけどこれから鑑賞する人は注意。
良かった点
デッドプールはディズニーへ行ってもデッドプール!ド下ネタを何度も放り込んでくる感じがGOOD。
OPでデッドプールがウルヴァリンの白骨化死体(骨は金属)を掘り起こし、頭蓋骨や爪を使って兵士たちをコロしていくさまが最高。こういう感じの展開でずっと進めば良かったのに。
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つまらない原因と酷評:カメオ&メタ発言
アクションと下ネタ以外は、ディズニーやFOXへのメタ発言とカメオ出演、マーベル他作品の知識で構成されている。MCUやX-MENの関連作を見たことがある!では不十分で、直前の予習が必要。さらにコミックの知識までないと十分楽しめないほどハードル高い。
カメオも、クリス・エヴァンスがヒューマン・トーチ役、ウェズリー・スナイプスがブレイド役、チャニング・テイタムのガンビット、ダフネ・キーンのX-23(ローラ/LOGANに登場)などハッとさせられるのだが、別にカメオで物語が面白くなるわけではない。
デップーによるディズニーやFOXへの自虐も、フェーズ5が上手く言ってない巧妙なエクスキューズに見えてイタい。メタ発言で「制作側もいろいろあるのよ」感を出さないで欲しかった。
酷評になってしまったが、ゴリゴリのマーベルファンはともかく、それ以外の人が楽しめる内容ではないのでは?という意見。次のページではマーベルの危機についてさらに詳しく解説していく↓