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新しく始めるよりも、何かを捨てるほうが難しくて、大切だ。

今日のお話は、捨てることは、何かを始めること・探すことよりも、難しいけど大切だとおもう。ってお話。


何かを捨てて、心の隙間をつくる。

僕らの心の容量は決まっていて、それは体調とか環境とか状況によって、毎日少しずつ変化しているけれど、もうなみなみの心の中に、新しいことを入れるためには、今あるものを少しだけ捨てないとならない。

コップの1番上の水が流れていくんじゃなくて、僕らは自分で取捨選択ができる。それはコップの1番上にあるものかもしれないし、1番下で長い間押しつぶされてるものかもしれない。

自分の心に沈みこんで、新しい隙間を作るために、いらない何かを捨てていくことが大切だ。

心のキャパシティを広げるって方法もある。だけど、それをする為にもやっぱり先に隙間がないと息が詰まって、足は動かない。すごくエネルギーをつかうよね。

特に僕のような心のキャパシティが少ない人は、いつだって不要なものを捨てないと、溢れていくばかり。

その溢れていくものが、実はすごく大切だったりすることにも気づくことが出来ない。いつの間にか忘れてしまっていたりね。ふと気づいた時には失ってる。また取り戻せばいいって思うけど、それは売ってしまったゲームを買い直す、みたいに簡単にはいかない。

心の不要なものを消すには少しだけ時間がかかる。親指ひとつでスマホのアプリを消すようにはいかないと思うんだ。だけど、時間をかけてでもいらないものは捨てていかないと、新しい世界に踏み出せない。

不要なものと一緒に、臆病になっていく自分も一緒に溜まってしまって、またその臆病な自分に、さらに臆病な自分が積まれていく。

もうそこに片足がどっぷりと浸かってしまっているから、その底なし沼から抜け出さないとならない。やらないことリストを日々振り返って、いらないものは少しずつ削ぎ落としていく。

デンマークデザインのイスのように、削ぎ落として、必要な機能を際立たせて、美しく型どる。削ぎ落とすから、体にフィットするし、長い間座っていても疲れない。

生きていくことも一緒だね。削ぎ落として、自分の中を美しくデザインしていく。洗練させていく。

そしたら、それ自体がもう新しいことになっていて、見える世界が違ってくる。

まぁ、それは今の僕にはまだ見えない世界なんだけどね。想像の世界。だったら、本当にそうなるのか確認してみるしかないよね。

捨てる勇気を持つ。

それが今の僕には必要な第一歩だね。

そして、もうひとつ大事だと思うことがある。

それは、自分で捨てたものは、いつだって自分の意思で拾い直すことができるってことだ。

こーた

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