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習慣化のための「20秒ルール」

何か身になることをしよう……と決意したものの、結局続かない、なんてことはよくあることだと思います。

でもそれはしょうがないことで、人間だれしもさぼろうとしてしまうようになっています。

ですので意志に頼らずに行動できるようになること……つまり習慣化がとても大事になってくるわけです。

今回はそんな習慣化の手法の一つである「20秒ルール」について、以下の本を参考にご紹介していこうと思います。

20秒ルール

新しいことを始めるのであれば、できるだけすぐにとりかかれるような状況にした方がよいです。

例えば散らかった中から目当ての本を探し出して読む……という状況だったら、「探す」ということが障壁になって、なかなか手が付けられないでしょう。

ということで、この障壁をできるだけなくそうというのが「20秒ルール」です。

20秒ルールとは……

やりたいと思っていることを、普段の状況より20秒早くできるようにする

先ほどの例のように、例えば出しやすい場所に作業道具を用意しておくとか、最初から机の上に準備しておくとか、そのようにしてできるだけ早く行動に移すことができるようにします。

何事も行動をしている間はそんなに苦ではないですが、始めるときは結構意志の力がいるので、この20秒ルールでやり始めの障壁を減らそうという作戦です。

一回だけで終わらない

20秒という目安があると、それを目標に短縮をはかることができます。

しかし、20秒の短縮をしたら終わり……というわけではありません。

その後も改善を繰り返して、より短時間で行動に移すことを心がけるべきです。

そうやって数値目標があれば、比較もしやすいですし、前に進んでいる感じもしてモチベーションを上げることもできます。

習慣を辞めたいときには

ということで20秒ルールはやり始めの障壁を下げるという意味で大きな力を発揮し、習慣化を行いやすくしてくれます。

逆に、習慣をやめたいときには、20秒の手間を増やすとよいです。

例えば、ゲームをやらないようにしたいのであればゲームを取り出しにくい場所においておくとか、ついスマホを見てしまう癖を直したいのであればスマホを遠くにおいておくとか。

このように、20秒という時間の増減で習慣をコントロールすれば、意思の力に頼らずに自分が求める行動をおこなうことができます。

他にも習慣化についてはこちらで詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください。

参考書籍

ps

私は習慣化のおかげでたくさんのことが変わりました。

なりたい自分になるためには、気合ではなく、気持ちがのらないときでもいかに願う行動が行える環境を作れるかが大事だと思います。


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