No.120【ダイエットQ＆A】食べる順番は大事ですよね。

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

本棚を新しく買って組み立てようとしたら、思っていた以上に苦戦。

昔から組み立てるのは苦手ですからね。

子供の頃を思えば、兄はガンダムのプラモデルが好きでしたけど、僕は同じガンダムでもカードダスを集めるのに夢中でしたね。

さて、今日もダイエットのお話をしますね。

お客様からこんな質問をいただきました。

Q.「食べる順番は大事ですよね。」

そのご質問に対する僕の答えはこうです。

A.「そうでもありません。食べる順番を意識するなら他を意識した方がいいです。」

その理由を説明しますね。

ダイエット方法の一つに「食べる順番を意識する」というのがありますね。

炭水化物のご飯よりも先に、野菜や肉や魚などのおかずを食べるというものですね。

「ベジタブルファースト」「ミートファースト」などと言うみたいで、その方法はたしかに血糖値の上昇を緩やかにするという医学的な根拠があります。

血糖値を急激に上げないことで体脂肪が増えにくくしたり、炭水化物(糖質)の摂る量を少なくするということでダイエットに有効と言われていますね。

しかし個人的には、その方法はほとんど意味がないと思っています。

普通に食事をしていたら、炭水化物を全部食べてから野菜や肉類などを食べるような食べ方はしないで、三角食べとまではいかないでも色々とつまみながら食べるはずです。

それに炭水化物を後にすれば食べる量が減ると言いますが、目の前にあれば食べちゃいますからね。

炭水化物を食べるのを後回しにしても、結果的に全部を食べてしまうのなら意味はほとんどありません。

また先に野菜や肉や魚などのおかずを食べてお腹がいっぱいになり炭水化物を食べなかったとしても、そもそもダイエットをしようと思っているのに、お腹いっぱいまで食べている時点で考えを改めた方がいいと思います。

お腹いっぱいまで食べているとカロリーを多く摂ってしまいやすく、ダイエットが上手くいくとは考えにくいですからね。

満腹まで食べていると、空腹感に堪えるのがキツくなると思いますしね。

ダイエット中は食べるのは基本的に腹八分目以下に抑えるのがいいと思います。

それに加えて、人間の心理で良いことをしたと思うと、悪いことを許してしまいやすくなるという「モラルライセンシング」というのがあります。

ダイエット効果はあまりないのに「炭水化物を後回しにした」と自分は良いことをしたんだ、頑張っているんだと思って「少しくらい食べちゃおう」などという気持ちが起きてしまいやすいですね。

そのように考えると、食べる順番を意識するのはあまり得策ではないと思います。

もちろん食べる順番を意識しないよりはした方が多少はいいと思います。

しかしそれよりも、一口食べたら３０回噛むなどの噛む回数を意識したり、ながら食いにならなようにしたり、料理の彩りを考えたりした方がいいと思います。

ダイエットというと多くの人は簡単で、目新しいもの、テレビで紹介されたこと、有名人がやっていることなどをやりがちですが、ダイエットは基本的な健康生活を送ればいいわけですからね。

ダイエットはストレスとの戦いでもあるので、余計なことは考えずにエネルギーの収支、PFCバランス、ビタミン＆ミネラル、サーカディアンリズム、腸内環境、体温、血流、脱水に注意などの健康生活の大枠を抑えることが何よりも大事です。

ということで、今日は以上です。

僕も体づくりを頑張りますので、あなたも頑張ってください!!

もし、ダイエットでお悩みがありましたら、気軽に質問していただきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)／

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