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【読書】これから稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話

こんにちはkotaaaaaaaaです。
今回紹介する本は、これから稼ごうという本です。
この本は、仮想通貨について実業家の堀江貴文さんが書いた本です。題名にもある通り、前半では仮想通貨に対する考え方と、後半ではこれからの未来を生きるにあたって持っておくべきお金に対する価値観について書いてあります。今回は、特に僕が面白いと思った部分を取り上げます。

仮想通貨とは

まず堀江さんが冒頭でこんなことを書いていました。

儲かる、儲からない考え方でとらえると本質を見失う。仮想通貨は、僕たちの”これから”の未来を豊かな方向へデザインする、テクノロジーのひとつだ。

これが、堀江さんの仮想通貨に対する価値観です。

仮想通貨の盗難事件

2016年にThe DAO事件が起こります。それは、65億円分のイーサリアムが盗み出されたという事件です。また、この事件だけではなく、他にも同じような事件が起きています。これらの事件に対して堀江さんは、

ここから学ぶべきこととして、僕は次の2点を強調しておきたい。まず、両事件ともブロックチェーンという技術そのものに欠陥が露わになったということではない。そして、ネット世界での仮想通貨の動きは、現実社会における「お金」の流れと、見事なまでに似通い始めたということだ。

このように述べていました。つまり、取引所のセキュリティーに問題があっただけで、ビットコインの設計自体に問題があるわけではない。

ICO

まず、ICOとは、企業や個人が新たに独自の暗号資産を発行し、「ビットコイン」など既存の暗号資産で投資家から事業資金を調達する手段のことです。巷ではICOと言われると、いい資金調達の方法、ICOの危険性という話題になりやすい。しかし、堀江さんは、これらに対して、表層的なものでしかないと言っています。ICOの本当の価値は、議決権の有無にある。大株主は、株主総会で経営陣を交代することだってできる。

グレートファイアウォール

グレートファイアウォールとは、中国におけるネット検閲システムのこと。これに対して堀江さんは、衛星ネットワークなどが出現し、規制が厳しくなると、書かれていました。つまり、テクノロジーが常に優越する。

仕事が遊び

最後に、未来のお金に対する考え方の遊びが仕事になるという部分を取り上げる。近年では、AIなどのテクノロジーによって人間の職が奪われることに対して悲観的な意見が挙がっている。しかし、堀江さんはこの意見に対して、グーグルの創始者の考え方を引用していた。

仕事や機会を奪うのは、テクノロジーではなく、人々が勝手に作り出した幻想なのだ。

つまり、私たちは、もう十分豊かなので、働く必要がないのに、仕事をしなければ不安になる人間の考え方に問題があるということですね。

本書は通信販売で購入できますので、ご興味のある方はこちらの記事下部にあるリンクからどうぞ。

是非皆さんも読んでみてください。


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